一見すると手間がかかりそうな小数の掛け算でも、数の形に注目すると計算がぐっと楽になることがあります。
そのまま筆算するのではなく、別の見方ができないかを考えることがポイントです。
今回は、計算を工夫して解く方法を確認していきましょう。
問題
次の計算をしなさい。
15×0.16
そのまま計算するのではなく、式を変えられないか考えてみましょう。
解説
今回の問題の答えは「2.4」です。
式を少し変形して計算してみます。
15×0.16
=15×2×0.08
=30×0.08
=2.4
ここでは、「0.16=2×0.08」と分解しています。
このように表すことで、「15×2=30」を先に計算することができます。
すると、式は「30×0.08」となり、計算がしやすくなります。
30×0.08は、3×8=24をもとに小数点の位置を考えると、
30×0.08=2.4
と求められます。
15×0.16をそのまま計算するよりも、形を変えた方が暗算しやすくなりますね。
まとめ
小数の掛け算では、数を分解したり組み替えたりすることで、計算を簡単にできます。
今回は、一方を2倍し、もう一方を半分にする工夫を使いました。
計算の形に目を向ける習慣をつけることで、効率よく答えを求められるようになります。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」
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