韓国の尹錫悦前政権から便宜を受ける目的で政権側に金品を贈ったとして、政治資金法違反などの罪に問われた世界平和統一家庭連合(旧統一教会)総裁、韓鶴子被告の初公判が1日、ソウル中央地裁であり、被告側は全ての起訴内容を否認した。
起訴内容によると、韓被告は元教団幹部らと共謀。2022年1月ごろ、同3月の大統領選で尹氏を擁立していた「国民の力」の国会議員、権性東被告=政治資金法違反罪で起訴=に現金1億ウォン(約1060万円)を渡したほか、同7月ごろには尹氏の妻金建希被告=あっせん収財罪などで公判中=に、高級ネックレスなどを贈ったとされる。
韓国メディアによると、地裁は初公判で、共謀したとして起訴された元教団幹部の証人尋問を行う意向だが、元幹部側は証言を拒否する姿勢を示しているという。
韓被告が求めている保釈を認めるかどうかの検討も1日行われる予定。(共同)