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夏葉「えぇ!?プロデューサーに…ストーカーが…!?」/Novel by ボブ吉Z

夏葉「えぇ!?プロデューサーに…ストーカーが…!?」

10,449 character(s)20 mins

元ネタがあります。

感想ください。

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〜事務所にて〜



夏葉「プロデューサーに…ストーカーが…!?」

智代子「う、うん……」


夏葉「そんな……初耳だわ」

智代子「それでね、夏葉ちゃん」


夏葉「それにしても、いつの間にストーカーが?」

智代子「うん、そのことなんだけど」


夏葉「プロデューサーのことは、私がいつも見守ってるのに」

智代子「うん、あのね」


夏葉「出勤する時も帰宅する時も、不審な人物が寄って来ないか見張っているし」ブツブツ

智代子「えっと、私が言いたいのは」


夏葉「プロデューサーの声を聞くために何度も電話をかけているから、無言電話をかける時間なんか無いハズ…」ブツブツ

智代子「ねえ、夏葉ちゃん」


夏葉「もちろん、どうしても都合のつかない日も稀にあるけれど、空いた時間は可能な限りプロデューサーのために」

智代子「夏葉ちゃん!」

夏葉「なに?」


智代子(……)


智代子(…どうしよう、もう展開が読めてきたよ…)


夏葉「?」


智代子「あのね、夏葉ちゃん。一つ聞きたいんだけど」

夏葉「何かしら?」


智代子「夏葉ちゃん、ストーカーってどういう人か、知ってる?」

夏葉「もちろんよ」


智代子「例えば、どういうことかなぁ?」

夏葉「そうね……付きまとったり、目的地に先回りしたり、無言電話をかけたり、道端で待ち伏せたり、とかかしら?」

智代子「うんうん、そんな感じだよね!」


智代子「その人たちに対してどう思う?」

夏葉「そうね、人に付きまとうなんて最低だわ!」

智代子「そう、そうだよね!」


智代子「それで夏葉ちゃん、プロデューサーさんのストーカーに心当たりとか無いかなぁ?」

夏葉「!!……まさか、283プロの誰かだというの!?」

智代子「あっやっぱり無いんだ!心当たりも自覚も」


夏葉「でも、もしそうだとしたら……」

夏葉「智代子、営業に行っているプロデューサーが心配だわ」ソワソワ

夏葉「もしかしたら、ストーカーの被害にあってるかも…!」ソワソワソワソワソワ


智代子「大丈夫だよ夏葉ちゃん!」


夏葉「どうして断言できるの?」


智代子「とりあえず、夏葉ちゃんが私の前にいる限りプロデューサーさんは安全だから!」


夏葉「???」


智代子「わぁー、すっごく純粋な目……」

夏葉「智代子はプロデューサーが心配ではないの!?」

智代子「心配だよ! だから夏葉ちゃんとお話ししてるんだよ!」

夏葉「…智代子……」


智代子(あっ、少しストレートに言い過ぎたかな……)


夏葉「そう……そうよね、智代子が、心配しないわけないわよね」

智代子「う、うんうん……だからね、夏葉ちゃん」


夏葉「だから…」

夏葉「智代子も一緒に、プロデューサーを見守りましょう!」

智代子「そうだね、プロデューサーさんを……えっ?」


夏葉「さぁ、『善は急げ』よ!」


智代子「ん?今なんt」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



夏葉「あ、いたわ。プロデューサーよ」ヒソヒソ


P「……」テクテク


夏葉「ふふっ、今日はお互い早く収録が終わって良かったわね」コソコソ

智代子「うう……どうしよう、どうしよう……」コソコソ


P「……」キョロキョロ


夏葉「プロデューサー、すごく周りを気にしてるわ。やっぱりストーカーがいるって本当みたいね」


智代子「今、まさにストーキングしちゃってるよ……どうしよう」


夏葉「智代子、さっきからどうしたの?」キラキラ

智代子「夏葉ちゃんはどうしてそんなにキラキラしてるの?」


夏葉「だって、プロデューサーを見守れるだけじゃなくて」

智代子「だけじゃなくて?」


夏葉「もしこれで、犯人を突き止めて、プロデューサーの悩みを解決すれば」

智代子「……すれば?」


夏葉「『夏葉のおかげでスッキリしたよ!さすが俺の夏葉だ!』って」

智代子「……うん」


夏葉「プロデューサーが私の頭を撫でてくれるかもしれないでしょう?」

智代子「それは自首って言うんじゃないかなぁ」


夏葉 「待っててねプロデューサー、私がプロデューサーの悩みを解決するから」ブツブツ

智代子「解決してもしなくても、プロデューサーさんの体重が激減しそう」




〜Pのアパート〜


夏葉「……プロデューサー、家に着いたわね」


智代子「あっ、ここがプロデューサーさんのお家なんだ! へぇー、なんだか素朴なアパートだね!」キラキラ

智代子「でもプロデューサーさんっぽいかも!」キラキラ


夏葉「ふふっ、智代子ったら目が輝いてるわ」

智代子「」

夏葉「でも気持ちはわかるわね、私も最初はとてもドキドキしたから」

智代子「違う違う違う私はストーカーじゃない止めに来ただけ止めに来ただけ……」ブツブツ


夏葉「智代子ったら、自分の世界に入ってしまうなんてよっぽど嬉しいのね」クスクス

智代子「今この瞬間を誰かに押さえられたら言い逃れできないよ……」


夏葉「? 言い逃れできないように、私たちが押さえるんでしょう?」

智代子「夏葉ちゃんがそう言うのならそうなのかもね、夏葉ちゃんの中ではね」




夏葉「はい、智代子のぶん」スッ…

智代子「……あはは、ありがとう」


夏葉「ホッカイロなら、予備もたくさんあるから。足りなかったら言って」

智代子「用意がいいねー、まるで常習犯だね!」

夏葉「ふふっ、変な言い方ね。確かに週7日ペースでプロデューサーを見守っている
けれど」

智代子「素直に毎日って言いなよ」


夏葉「はい、これも」スッ…

智代子「チョコレート?」

夏葉「見守りには体力が重要よ。栄養を摂らなきゃね」

智代子「やさしい」


夏葉「はい、あとこれ」スッ…

智代子「何これ」

夏葉「双眼鏡よ、プロデューサーの部屋の中がよく見えるわ」

智代子「いらないよ!」ブンッ‼︎


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


P 帰宅




夏葉・智代子「…………」ジーーッ


智代子「プロデューサーさん、家に入っちゃったね」
智代子「夏葉ちゃん、これからどうするの?」

夏葉「そうね、いつもなら無事に帰宅したことを確認したら私も家に帰るけれど」

智代子「“無事に“:とは」


夏葉「ストーカーがいるというなら話は別ね、これからは徹底的に見守らないと」

智代子「解決しようとするほど解決しないジレンマ」


夏葉「とにかく、ストーカーを見つけるまで私たちの勝負は続くのよ」

智代子「じゃあ、私は1抜けでいいかな」


夏葉「あ、プロデューサー」

智代子「ええっ!?」


P「……」ギィィ、バタン


夏葉「プロデューサー、ゴミを捨てに出てきたみたいね」

智代子「あ、ああ、そっかぁ……もうこんな時間だもんね」


P「……」キョロキョロ


夏葉「プロデューサー…やはりストーカーが怖いのね」

夏葉「大丈夫よ、プロデューサー……私がずっと……見守ってあげるから……ふふっ」

智代子「あっ寒い、なんだかすごく寒い、夏葉ちゃんホッカイロちょうだい」

夏葉「ええ、たくさんあるからいくつでもいいわよ」






夏葉「プロデューサーが部屋に戻って行ったわ」

智代子「ねえ夏葉ちゃん……もうかなり遅い時間だけど、大丈夫?」

夏葉「大丈夫よ、ホッカイロ以外にも……」 ゴソゴソ

智代子「?」


夏葉「防犯ブザーに護身用のスタンガン、催涙スプレーもあるから。いざという時の
備えは万全ね」

智代子「あーそっかぁ」


夏葉「いくら筋肉が味方してくれようと」
夏葉「最近は物騒だから、備えはしておかないと」

智代子「間違っても使われる側にはならないでね」

夏葉「……?」

智代子「本当に、どうしてそんなに綺麗な目ができるんだろう」


テクテク


夏葉「……!」

智代子「夏葉ちゃん、どうかした?」


夏葉「誰か来るわ」

智代子「え!?どうしよう、今通行人に見られて通報されたら言い訳できないよ」

夏葉「いいえ、一般人じゃない……この感じ…多分ストーカーだわ」


智代子「どうしてわかるの?」

夏葉「どうしてかしら……勘、としか言えないけれど」

智代子「寄生獣のパラサイトみたいな感じかな」


夏葉「ふふっ、智代子はたまによくわからないことを言うわね」

智代子「あーそっか、夏葉ちゃんの中では私がおかしいんだ……」


夏葉「それより、あれは……」

智代子「あれって、ゴミ捨て場……あれっ!?」


??「……」ガサガサ


夏葉「智代子、声が大きいわ」ヒソヒソ

智代子「ご、ごめん……でも、あれって、どう見てもゴミを漁ってるよね?」ヒソヒソ

夏葉「そうね、しかもあれは……さっき、プロデューサーが捨てたゴミだわ」

智代子「そんな、それじゃあまさか……」

夏葉「ええ、きっとストーカーね」

夏葉「まったく、プロデューサーを困らせるなんて許せないわ…」


智代子「…………」

夏葉「…………」


智代子「……え」

智代子「えっ、夏葉ちゃんは?」

夏葉「?私は私だけれど?」


智代子(これってつまり、夏葉ちゃんはストーカーじゃなかったってこと?)

夏葉「暗くて顔までは見えないけれど……髪が長い人ね…」

智代子(確かに、プロデューサーに関しては言動が危ない時もあったけど……夏葉ちゃん、すごく優しくて思いやりがある人だし)


夏葉「このタイミングといい、プロデューサーのことを見張っていたのかしら」

智代子(それに、私の親友、だもんね)


夏葉「どうしましょう、通報……いえ、パトカーのサイレンを聞いたら逃げ出すかも」

智代子(ごめんね、夏葉ちゃん……同じユニットの仲間を、疑ったりして)

夏葉「それにしても許せないわ、私もまだ中を見てないゴミなのに……!」ギリッ...

智代子(あ、やっぱりストーカーだこいつ)


夏葉「しかもプロデューサーがゴミを出すのは3日ぶり」

夏葉「つまり3日分のプロデューサーを堪能できる貴重な資源…!」ギリリリッ...

智代子(ストーカーの中でも上級者かな)


夏葉「はい、これ」ヒョイ

智代子「さ、催涙スプレー?」

夏葉「ええ。これでストーカーを取り押さえましょう」

智代子「いやでも、これってすっごく痛い奴だよね」

夏葉「いいのよ、プロデューサーを怯えさせたストーカーには良い薬ね」

智代子「…………」


夏葉「智代子、緊張してるの?」

智代子「あ、ううん。もし目の前で夏葉ちゃんが自分に催涙スプレーを噴射したらどう
しようかと思って」

夏葉「もう、こんなときによくわからない冗談はやめて」 クスクス

夏葉「危険かもしれないけれど、こちらは二人だもの」

智代子(その半分は向こうの同類だけど)


夏葉「相手も女性なら、きっとやれるわ」

智代子(もし催涙スプレーを2本装備できたら、この場で一網打尽にできちゃったりするのかなぁ)


夏葉「ゆっくり近づきましょう、智代子」

智代子「え? あ、うん」


智代子「…………」 コソコソ
夏葉「…………」 コソコソ


??「…」ガサガサ

??「...コウ...タンジョ...」ガサガサ


智代子・夏葉(なにか喋ってる…?)


??「...アイ...ツケタ...~♪」ガサガサ


智代子・夏葉(歌…?)


甘奈「アルスっト〜ロメリ、ア〜の花〜♪」 ガサゴソ


智代子「」
夏葉「」


甘奈「咲いた 咲いた〜サイレンラーブ♪」ガサガサ



甘奈「…ん?」ガサガサ

甘奈「やったァ!靴下GET!!☆」


智代子「甘奈……ちゃん?」

甘奈「きゃあっ!? ふ、二人とも、ここで何してるの!?」


智代子「えっと、聞きたいのはこっちの方なんだけど」

夏葉「大変だわ智代子、甘奈にも催涙スプレーって効くのかしら」

智代子「夏葉ちゃん、落ち着いて。まずはハイライトさんを呼び戻そうね」

夏葉「だって、いくら同じ事務所の仲間でも……プロデューサーの生活を脅かしたストーカーとなると」

智代子(どの口が言うのかなぁ。この口だろうなぁ)


甘奈「あ、甘奈はストーカーじゃないよ!?」

夏葉「この期に及んで、言い逃れなんてできないわ」

智代子(お前も含めてなんやで)


夏葉「智代子はどうしてこっちを向いてるの? 甘奈はあっちよ?」

甘奈「甘奈はプロデューサーさんが心配だから、見守ってただけだよ!」

智代子「どこかで聞いたような台詞だなぁ」


夏葉「そ、そうだったの……本当にごめんなさい、疑ったりして」

甘奈「ううん、気にしてないよ!」

夏葉「ふふっ」

甘奈「えへへー」

智代子「打ち解けるのはっや、同類だからかな」


甘奈「それにしてもプロデューサーさん、またお酒ばっかり飲んでるね〜」

夏葉「今日は燃えるゴミの日なのに、どうしてわかるの?」

智代子「空き缶なんか入ってないよね」

甘奈「ほら、このティシュ」ガサガサ

甘奈「嗅いでみて」

夏葉「なになに?」クンカクンカ


夏葉「あ!本当だわ、どこかお酒みたいな……甘いような」モフモフ

甘奈「うんうん、なんだか落ち着く匂い……」スリスリ


智代子(うわぁ……まじで…うわぁ……)


夏葉「……ふふふっ……プロデューサー……」ペロペロ

甘奈「えへへー……プロデューサーさん……」 チュパチュパ


智代子「お取り込み中のところ申し訳ないんですけど」

夏葉「どうしたの智代子、急に敬語になって」

甘奈「どうかしたの?」

智代子「どうかしたっていうか、強いて言えば二人の切り替えの早さにびっくりしてるかなぁ」


夏葉「ふふっ、アイドルだもの」

甘奈「アイドルだもんね!」

智代子「私の中のアイドルは使用済みのティッシュでトリップしたりしないんだけど」

智代子「それよりもね、もしこんなところを誰かに見られたら……」


??「…」テクテク


夏葉「!!」

甘奈「だ、誰か来る!」

智代子「え、ええっ!? ど、どうしよう!?」

夏葉「当然よ、もしストーカーなら」

甘奈「甘奈たちで取り押さえて、お手柄頂戴だー!☆」

智代子(どう考えても向こうが一般人で、ストーカーはこっち側だと思う)


夏葉「ふふっ、甘奈ったらなんだかワクワクしてるみたい」

甘奈「だって仲間と一緒だもん!」

智代子「そうだね、仲間(共犯者)だね」


透「ふふ、また来ちゃった」


智代子「」

夏葉「」

甘奈「」


透「あれ? 智代子ちゃん、夏葉さん、甘奈ちゃん」


智代子「……あの、これはどういう」


透「ふふっ、道に迷った」


夏葉「それは仕方ないわね」

甘奈「仕方ないねー」

智代子「ああうん、そうだね……」


透「散歩してたら、道分からなくなって」

透「気がつくとここを通ってた」フフ


夏葉「なるほど……きっとプロデューサーの優しさに引っ張られているのね」

甘奈「プロデューサーの匂いは優しい匂いだからねー!」


透「このアパートにプロデューサーが? へー初めて知ったー」フフ


智代子「えっ、じゃあなんで双眼鏡を持ってるの」


透「んー、乙女の嗜み?」

夏葉「わかる」

甘奈「そんな楽しみ方もあるんだ!」メモメモ

智代子「なんだこいつら…」(ドン引き)


夏葉「それにしても、ずいぶん大所帯になってしまったわね」

甘奈「確かに、これだとちょっと近所迷惑かもね」

透「それじゃあ交代でプロデューサーを見守ることにする?」


智代子「透ちゃんは道に迷ったんじゃなかったの?」

透「あぁ、そうだった」フフ



めぐる「あ、みんな!何やってるのー?」



夏葉「え?」

甘奈「え?」

透「え?」

智代子「!!」


めぐる「アイドルなんだから、こんな夜道にいちゃダメだよ〜……って、なんでチョコは泣いてるの?」

智代子「や、やっとっ……普通の人が来てくれたっ……」

夏葉「智代子ったら、どうしちゃったのかしら」

甘奈「うーん、情緒不安定なのかなー」

透「そういう日もあるよ、女の子だもん」フフ

智代子「…………」


めぐる「まぁ、立ち話なんだし、こっち来て!」

智代子「うんうん、そうだよね……だからもう、今日はここで解散しようよみんな……」

めぐる「ほらっ、早く!入って!」


智代子「そうそう、入る……えっ」

めぐる「え?」

智代子「え?」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



バタン

夏葉「お邪魔します」

甘奈「綺麗な部屋だね!」

透「ふふっ、ぬいぐるみがたくさん」


智代子「ねえめぐるちゃん」

めぐる「何?」


智代子「この部屋は?」

めぐる「シェアハウスだよ!最近、真乃と灯織と引っ越したんだ!」


智代子「プロデューサーさんの隣の部屋が?」

めぐる「あー……えっと〜、え、プロデューサーが隣にいるの!?知らなかったよ!」ボウヨミー

智代子「…」

めぐる「…」


智代子「ねえめぐるちゃん」

めぐる「何?」


智代子「壁にぶら下げてある物体は何?」


〜聴診器のような物〜 ブラーン


めぐる「……」

めぐる「……オブジェだよ!」


夏葉「…あ!なんか生活音が聞こえるわ!」ジーーッ

甘奈「ずるいよ夏葉ちゃん!次は甘奈!甘奈だよ!」

透「それじゃあその次は私ね」


めぐる「……」

智代子「……」


めぐる「……オブジェだよ!」(頑な)

智代子「プロデューサーさんの人権が無慈悲にも蹂躙されている…」


めぐる「ちなみに、防音タイルをこちら側に向けて設置してあるから、向こうに音が漏れる心配は無いよ!」

めぐる「このアイデアを思いついたのは灯織なんだ!」

夏葉「さすがイルミネ、コンビネーションばっちりね!」

甘奈「甘奈たちも負けてられない!」

智代子「何を競ってんだろう」


夏葉「でもここまで準備がいいと」

甘奈「?」

夏葉「部屋の中にいるプロデューサーを見守れないことが、なんだか歯がゆいわ」

透「そうだね……」

めぐる「うーん…そればっかりはね…」


智代子「まあ、無理だよね……」
智代子(さすがに犯罪チックすぎるからね)


めぐる「慎重にやってるから、カメラの設置にはもう少し時間がかかっちゃうの」

智代子(あ、もう決定したことだった)


めぐる「真乃とピーちゃんが工事をやってくれてるの」

智代子(ピーちゃんすげぇ)

夏葉「いつになれば見られるのかしら」

めぐる「多分もうすぐだよー!」

甘奈「さすがイルミネー!⭐︎」

透「めぐるちゃんと一緒の事務所に入れてよかったよ」

めぐる「えへへ、ありがとう!」

智代子「あっ胃が痛い、何かなぁこれすっごくキリキリする」


コンコン


夏葉「何かしら、今の音」

甘奈「窓をノックされたんじゃないの?」

智代子「え、えっ? あの、ここ二階だよね?」

めぐる「あ!もうそんな時間か!」


ガラッ


灯織「ふう……やっと営業が終わった…早くプロデューサーを見守らないと…」

真乃「交代するよめぐるちゃん……って、ほわ!?」


夏葉「あら」

甘奈「え?」

透「ふふ」


めぐる「今日はちょっと人数が多いけど、大丈夫かな?」

智代子「二階の窓から入ってくるってことは、悪いことしてる自覚はあるのかなぁ」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


夏葉「そうなの、いつもみんなで食事をしてるのね」

甘奈「合宿みたいで楽しそうだねー!……って、なんで今まで誘ってくれなかったの!?」

灯織「そ、それは……」

真乃「あまり人数が多いとバレちゃうかもしれないから……」

智代子「バレるとか言ってるし」


甘奈「でも他の住人に関しては大丈夫なの?」

めぐる「そこが問題なんだよね…」

灯織「うん…」

透「他の住人を追い出すことはできないの?」

智代子「侵略者の発想じゃん」


めぐる「この部屋は今までイルミネで稼いだお金で買ったけど、そこまではできないと思う……」

全員「…………」


智代子(なんでこんな残念そうな雰囲気なの…)


夏葉「……」

夏葉「よし!わかったわ!」

夏葉「私がこのアパート自体を買うわ!」


めぐる「え?」


夏葉「丸ごと買い取るのよ!他の住人なんかに文句は言わせないわ!」


真乃「ほわ!?」


夏葉「それで、プロデューサーの部屋以外を全て繋げて、プロデューサーを見守るための部屋にしましょう!」

灯織「そ、そんなこと…できるんですか!?」

夏葉「ふふ、有栖川家の力を舐めるんじゃないわよ!」キラーン


甘奈「す…」

甘奈「すごーーーーーい!!!!!!」

めぐる「これでいつでもプロデューサーを見守れるね!」

智代子「」


「「「やったーーー!!!!やったーーー!!!」」」


「「「有栖川家、バンザーーーーーーーイ!!!!!!」」」


智代子「隣に聞こえちゃうよ君たち」


夏葉「早速283プロの皆に報告しましょう!」


智代子「え」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


冬優子「つまり、外から見ればごく普通のアパートだけど」

恋鐘「プロデューサー以外の部屋は全て」

千雪「プロデューサーさんを見守るための部屋、ということ!?」

凛世「プロデューサー様も…これで安心で…ございます…」

咲耶「これでストーカーも入り込む隙は無いね」


夏葉「そういうことよ!」


智代子「」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


〜1週間後〜


夏葉「というわけで、明日は改装工事完了パーティよ!」

めぐる「聴診器は?」

夏葉「もちろん人数分発注したわ!」

恋鐘「聴診器!?なんばいねそれ!」

透「ふふ、使ったら止まらないよ…」

恋鐘「かー!楽しみばい!」


千雪「さすが夏葉ちゃんね!」

夏葉「うふふっ、ありがとう」


智代子「」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜





夏葉「あれから2週間ね」


甘奈「うんうん、最近甘奈たちなんだかすっごく充実してる!」

甜花「甜花…プロデューサーを見てると…頑張れる…」


樹里「ちょうどこの真上にプロデューサーのベッドがあると思うと、なんかドキドキするなぁ」

冬優子「プロデューサーさんの真下で飲むお茶、最高です……♡」

愛依「このアパートまじテンション上がるー!」


雛奈「やはー、円香先輩!そろそろ雛奈に代わって!」

透「私ももっと観たい」

円香「私だって今モニターを見始めたばっかりだから……」


唯華「さぁ、今日はプロデューサーを見守りながら、パーティと行きましょうか!」

凛世「あの方を想いながらの夕飯……さぞかし箸も進むことでしょう」

咲耶「プロデューサーを摂取しながら皆と夕食…ここは天国かな?」


夏葉「でもそろそろ食事の時間だけど……」

めぐる「うん、おかずが足りないねー」

真乃「ほわ、プロデューサーさんの靴下とTシャツはあるけど……」

灯織「これだけじゃ不十分ですね…」

夏葉「あれ、そういえば智代子は……」


バタンッ!


智代子「はぁ、はぁ……はぁっ……」

めぐる「あっ、おかえり智代子!」

夏葉「そんなに慌ててどうしたの?」


智代子「……み、みんなっ!!」

全員「……!?」


智代子「あのね、みんな……プロデューサーさんの……」

甘奈「プ、プロデューサーさんの……?」

千雪「ど、どうしたのかしら……」


智代子「プロデューサーさんの!捨ててあった!使い古したパンツ!」

智代子「拾ってきちゃいましたーーーー!!」ババーーン


全員「「「!!!!!」」」


唯華「これがあれば、ご飯のおいしさも100倍増しですな!」

恋鐘「うちが一番たい!!!」モグモグ

霧子「皆で分けないと…ダメだよ…」


夏葉「智代子、お疲れ様」ウフフ

凛世「素晴らしい…土産物です…」クスクス

智代子「いえいえ! なんだか最近、毎日が楽しいんだ!」キラキラ


夏葉「それではみんな、手を合わせて!」

甘奈「今日も美味しいご飯が食べられること!」

めぐる「みんなで楽しく過ごせることを!」

智代子「プロデューサーさんに感謝して!」

冬優子「仲間たち全員で、プロデューサーを見守りながら」

全員「いただきまーす!!」


夏葉「…………ふふふっ」

夏葉「ずっと、ずーっと……見守ってるわよ……ふふっ」


終わり

元ネタ:千早「プロデューサーにストーカーが......!?」

昔VIPにこんなSSがあったので、シャニマス風にしました。

Comments

  • 剑鱼君P

    制作人的人权……算了……

    January 28, 2024
  • resurrection

    最高傑作

    April 17, 2023
  • アンジュ

    狂いすぎてるけど面白い!

    December 8, 2022
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