果穂「お父さ……プロデューサーさん! これ、こないだ言ってたやつです!」
P「ありがとな果穂。それにしてもお父さんか……」
果穂「ごめんなさい」
P「ははっ、気にしなくていいぞ。俺もこないだ、うっかりテレビ局の人に『はづきさん、これ……』って言っちゃったことあったし」
果穂「あたしもはづきさんに――」
P「しかし、俺がお父さんだとしたらお母さんは誰になるんだろうな」
恋鐘「そがんもん、うちに決まっとるばい! 283プロの肝っ玉お母さんって、みんな言ってくれとるとよ!」
甘奈「あ、甘奈だって、色々お世話とか出来るから!」
P「どっから湧いてきたんだ?」
美琴「年齢的には私だと思う」
冬優子「こんなにお母さんがいたら、プロデューサーさん大変だよ?」
透「やろ。お母さん決定戦」
P「勝手に話が進んでいく……」
――――――
円香「えー、始まりました『お母さん決定戦』」
P「司会みたいな感じしてるけど、円香は参加しないんだな」
円香「は? 何言ってるんですか? 私はお姉ちゃんです」
果穂「え……」
P「果穂に『えっ?』って言われてるぞ?」
甘奈(そ、そうか……! 娘ならプロデューサーさんの愛を一身に受けられる!)
甘奈「あ、甘奈もそっちにしようかな……」
円香「どうぞ。甜花さんも一緒に。甘奈お姉ちゃん」
甘奈「円香ちゃんのお姉ちゃんで甜花ちゃんの妹、甘奈だよ☆」
P「三つ子か……アリだな」
果穂「お母さん決定戦って、何するんですか?」
恋鐘「料理に決まっとるばい!!!」
冬優子「ふゆの手料理、いっぱい食べてくださいね♡」
P「楽しみにしてるよ。とりあえずそこのコンビニ行こうとしてる二人は失格ということで」
美琴・透 失格
透「あるから。ワンチャン」←ない
円香「審査は娘三人で行います」
P「あれ、俺食えないの?」
果穂「あたしも食べるんですか?」
P「せめて果穂には言っときなさい円香」
――――――
円香「それでは一人目、恋鐘さんの審査を行います」
P「美味しそうな長崎ちゃんぽんだなぁ……俺食えないけど」
果穂「いただきます!! もぐもぐ……おいしいです!! レストランに来たみたいです!!!」
円香「プロ級ですね。流石です。それでは二人目、冬優子さんの料理をいただきましょう」
P「見た目は普通の朝ごはんって感じだな」
甘奈「もぐもぐ……なんか懐かしい味。小学生の頃、甜花ちゃんと食べた朝ごはんを思い出すなぁ……」
透「おふくろの味、って感じ」
P「娘じゃないのがいる……娘の友だちが一緒にいるってこんな感じなんだろうな」
円香「非常に難しいですね」
果穂「二人ともおいしかったです!!」
恋鐘「こがんなったら二回戦ばい!! どっちが家事を上手くこなせるかで勝負するとよ!!」
冬優子「ふゆ、家事には自信あるんだ〜♪」
あさひ「ふっふっふっ……冬優子ちゃんが果穂ちゃんのお母さんとは、片腹痛いっすね!」
冬優子「あ、あさひちゃん……? 急にどうし……って、服びしょびしょじゃない!? 何があったの!?」
あさひ「さっき牛乳飲もうと思ったら落としちゃったっす」
冬優子「あーもう……あさひちゃんはすぐ着替えてきてちょうだい。ふゆも雑巾持ってすぐ行くから」
あさひ「はいっす!」
恋鐘「こいで冬優子はリタイアやけん、つまりうちが――」
咲耶「恋鐘、大変だ!!」
恋鐘「どがんしたとね咲耶!?」
咲耶「強風で寮の洗濯物が飛んでいってしまって……!」
恋鐘「ふぇ!? しょんなか、今すぐ行くばい!」
咲耶「ありがとう恋鐘!!」
P「……誰もいなくなったな」
透「え、いるけど」
P「透は失格になっただろ」
円香(……これ、もしかして『じゃあ私が』って言えばどうぞどうぞの流れに――)
P「ところで、果穂的には誰がお母さんなんだ?」
果穂「あたし、この前はづきさんに『お母さん』って言っちゃったことあって」
はづき「お母さんですよ〜」
P「知ってたかのような速さで来ましたね」
はづき「よろしくお願いしますね〜、あ・な・た♡」
P「は、はい……」
にちか「言っときますけどー、私のこと叔母さんって呼ぶの禁止ですからねー!」
ルカ「よかったな小学生……にちか叔母さんが遊んでくれるってよ」
にちか「はぁー!? オバさんはそっちですよねー!?」
ルカ「ンだと……!? もっぺん言ってみろ……!」
P「いつからいたんだ二人とも」
ルカ「美琴にナポリタンの作り方教えに来たんだよ」
P「そうだったのか。しかし……こうしてると、にちかとルカが姉妹みたいでなんだか微笑ましいな」
にちか・ルカ「はぁ!?!?」
透「ねぇ、私は?」
円香「隣の家の子」
透「あー、じゃあ行くわ。樋口んち」
円香「ん」
果穂「いっぱい家族が増えて嬉しいです!!!」
はづき「よかったですね〜。そうだプロデューサーさん。今夜、いつもの場所で待ってますね〜」
P「あ、はい! わかりました!」
透 「…………今夜?」
円香「…………いつもの?」
アレ?「お母さん」は千雪では?(アルストを本気で「親子」と認識してる人)