灯織「隣に引っ越してきた、風野と申します」
5周年なので初投稿です。
長めです。
コメント、いいね、ブクマ、誤字・脱字報告ありがとうございます。
PC壊れたので投稿頻度は下がります。
許してください。なんでもしまむら
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灯織「引っ越しのご挨拶をと思いまして。こちら、つまらないものですが……ってプロデューサーじゃないですか」
灯織「まさか隣がプロデューサーだなんて、すごい偶然ですね」
灯織「あっそうだ。もしよろしかったら、今晩一緒にご飯でもどうですか?」
灯織「本当は真乃とめぐると食べる予定だったんですが、2人とも急に予定が入ってしまいまして。食材を余らせるのももったいないですし......うん、それがいいと思います」
灯織「遠慮しないでください。どうせ今日の夕食もカップラーメンで済ませようとしてたんですよね?」
灯織「プロデューサーはもっと健康に気を使うべきです。...隣になったのも何かの縁ですし、これからはわたしがプロデューサーの食事を管理させてもらいます」
灯織「前から思っていたんです。プロデューサーは自分のことを蔑ろにしすぎだと。わたしたちには健康に気をつけろって言うのに、自分のことになると『大丈夫だから』って言葉を濁して」
灯織「そんなに拒んでもダメです。もう決まったことなので。朝昼晩、徹底的に食生活を管理しますので」
灯織「……とりあえず夕飯の準備もありますので、一度帰らせてもらいます」
灯織「それではまた後で呼びにきますので。では、失礼します」
バタンッ
P「......そっちが閉めるのか(困惑)」
P「というか、えぇ...なんで灯織が...」
P「偶然か...?いや、あの棒読みっぷり......オレがここに住んでいると確信して......」
P「一体どうやってここを...」
P「オレがここに住んでいることを知ってるのって、確か……」
P「そういう訳なので、さっさと自白してください」
はづき「はいっ!?」
P「はづきさんにはお世話になってますし、今回の件は内々にしますけど、流石に同僚の個人情報を流すのはどうかと…」
はづき「あ、あのっ!!」
P「家計が苦しいのは聞いてましたけど、その、こういう形で稼ぐのはちょっと…」
はづき「プロデューサーさんっ!」
P「もっとオレを頼って欲しいと言いますか……」
はづき「ちょっ、ちょっと聞こえてます!?」
P「使う暇がなくて溜めてた貯金ですけど……はづきさんのためになるなら……!」
はづき「プロデューサーさん!?聞こえてますか!?」
P「持って行ってください...そこにオレの全財産が......!」
はづき「話をきいてくださーーいっ!!!」
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はづき「ふ~ん」
P「あ、あの......その......」
はづき「......」
P「いえ、その......ほ、ほら......オレの部屋の住所知ってるのってはづきさんだけだし......」
はづき「へぇ~」
P「よ、よく考えたら、はづきさんがそんなことする訳ないですよね!」
はづき「はぁ...流石にわたしでも、人の個人情報でお金を稼ぐことはしないんですけどー」
P「で、ですよねー……」
はづき「………」
P「ははは、はは………今度、奢らせて頂きます………」
はづき「……まぁ、今回の件はそれで許してあげます。それで、部屋がバレた件ですけど〜」
P「!はづきさんじゃないとすると、一体どうやって…」
はづき「書類はわたしと社長しか目を通してないはずですし」
P「それ以外となると......」
はづき「付けられた、とか」
P「そんな、みんながそんなことする訳」
はづき「となると、引っ越すことを誰かに話したとか...。心当たりないですか?」
P「えーと、引っ越すことを話したのは......」
甘奈『へ、へー!!プロデューサーさん引越しするんだ!ち、ちなみにここから何分くらい、かな?最寄駅は?セキュリティは?何階建て?間取りは?』
果穂『なに見てるんですか?お引っ越しするからお部屋の形を...?えーと、ここがキッチンでここがリビングで...!面白いですっ!わたしも一緒に選んでもいいですか!?』
結華『どうPたん?前のところより事務所から離れるけど、希望通りの物件だと思うんだよねー。リビング広めだし、寝室とも別だし。どうかな?Pたんさえよければ、また三峰が案内するけど、どうかな?』
小糸『ま、円香ちゃんから聞きましたっ!引越しを考えてるって!わたしもいくつか見繕ってきまして...!今のプロデューサーさんの仕事量を考慮すると、このあたりの物件が良いかと...!確か、今お住いのところの家賃は......なんでそんなことを知ってるか......?ぴ、ぴゃあ...!』
あさひ『持ってきたっすよプロデューサーさん!!こっちが駅前の不動屋さんからで、こっちが隣町のっす。それでこれが冬優子ちゃんおすすめのものっす。......ん?冬優子ちゃんにっすか?話してないっすよ。こういうのに興味を持ったって言ったら、探してくれたんすよ。こことか、一押しだって言ってたっすね』
にちか『なんですかー、そんなに間取り図広げて。自分困ってるアピールですかー?プロデューサーさんがやっても可愛くなんてないんですけどぉ。......なんですか、別に見たっていいじゃなですか。へー......この値段で...。スーパー近く......駅まで徒歩5分......。ここ、なかなかいいんじゃないですかー?ここなら夜遅くなっても、プロデューサーさん呼べそうですし。そう言えば、またカップラーメンばかり食べてるって聞いたんですけど......。はぁ、先月も聞いたんですけどそれ。仕方ないですね。食生活が改善できるように、またわたしがお弁当作って来てあげますね』
はづき「…多いですね」
P「そうですかね?」
はづき「というかにちかまで......」
P「この6人の中に、オレの部屋の住所を...」
はづき「...全員怪しいですね」
P「でもオレが選んだの、みんなが持ってきたところじゃないしなぁ」
はづき「う~ん......それだと、尚更どうやって知ったのか不思議ですね......」
P「実は盗聴器を仕掛けられてた、なんて...」
はづき「まさか、そんなことする方がいる訳...」
ガチャッ
智代子「それでそれで!その後プロデューサーさんは...!」
凛世「ふふっ......焦らずとも......盗聴した音声は......こちらに......あ」
智代子「?どうしたの凛世ちゃんって......あ」
P「......」
はづき「......」
凛世「......」
ダッ
はづき「あっ!逃げました!」
智代子「うぇえ!?り、凛世ちゃん!?ま、待って...!」
P「逃がすか!!」
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冬優子だけストロングスタイルなの好き