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灯織「隣に引っ越してきた、風野と申します」/Novel by ぱんなこった

灯織「隣に引っ越してきた、風野と申します」

16,756 character(s)33 mins

5周年なので初投稿です。
長めです。

コメント、いいね、ブクマ、誤字・脱字報告ありがとうございます。

PC壊れたので投稿頻度は下がります。
許してください。なんでもしまむら

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灯織「引っ越しのご挨拶をと思いまして。こちら、つまらないものですが……ってプロデューサーじゃないですか」

灯織「まさか隣がプロデューサーだなんて、すごい偶然ですね」

灯織「あっそうだ。もしよろしかったら、今晩一緒にご飯でもどうですか?」

灯織「本当は真乃とめぐると食べる予定だったんですが、2人とも急に予定が入ってしまいまして。食材を余らせるのももったいないですし......うん、それがいいと思います」

灯織「遠慮しないでください。どうせ今日の夕食もカップラーメンで済ませようとしてたんですよね?」

灯織「プロデューサーはもっと健康に気を使うべきです。...隣になったのも何かの縁ですし、これからはわたしがプロデューサーの食事を管理させてもらいます」

灯織「前から思っていたんです。プロデューサーは自分のことを蔑ろにしすぎだと。わたしたちには健康に気をつけろって言うのに、自分のことになると『大丈夫だから』って言葉を濁して」

灯織「そんなに拒んでもダメです。もう決まったことなので。朝昼晩、徹底的に食生活を管理しますので」

灯織「……とりあえず夕飯の準備もありますので、一度帰らせてもらいます」

灯織「それではまた後で呼びにきますので。では、失礼します」

バタンッ

P「......そっちが閉めるのか(困惑)」

P「というか、えぇ...なんで灯織が...」

P「偶然か...?いや、あの棒読みっぷり......オレがここに住んでいると確信して......」

P「一体どうやってここを...」

P「オレがここに住んでいることを知ってるのって、確か……」



P「そういう訳なので、さっさと自白してください」

はづき「はいっ!?」

P「はづきさんにはお世話になってますし、今回の件は内々にしますけど、流石に同僚の個人情報を流すのはどうかと…」

はづき「あ、あのっ!!」

P「家計が苦しいのは聞いてましたけど、その、こういう形で稼ぐのはちょっと…」

はづき「プロデューサーさんっ!」

P「もっとオレを頼って欲しいと言いますか……」

はづき「ちょっ、ちょっと聞こえてます!?」

P「使う暇がなくて溜めてた貯金ですけど……はづきさんのためになるなら……!」

はづき「プロデューサーさん!?聞こえてますか!?」

P「持って行ってください...そこにオレの全財産が......!」

はづき「話をきいてくださーーいっ!!!」

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はづき「ふ~ん」

P「あ、あの......その......」

はづき「......」

P「いえ、その......ほ、ほら......オレの部屋の住所知ってるのってはづきさんだけだし......」

はづき「へぇ~」

P「よ、よく考えたら、はづきさんがそんなことする訳ないですよね!」

はづき「はぁ...流石にわたしでも、人の個人情報でお金を稼ぐことはしないんですけどー」

P「で、ですよねー……」

はづき「………」

P「ははは、はは………今度、奢らせて頂きます………」

はづき「……まぁ、今回の件はそれで許してあげます。それで、部屋がバレた件ですけど〜」

P「!はづきさんじゃないとすると、一体どうやって…」

はづき「書類はわたしと社長しか目を通してないはずですし」

P「それ以外となると......」

はづき「付けられた、とか」

P「そんな、みんながそんなことする訳」

はづき「となると、引っ越すことを誰かに話したとか...。心当たりないですか?」

P「えーと、引っ越すことを話したのは......」


甘奈『へ、へー!!プロデューサーさん引越しするんだ!ち、ちなみにここから何分くらい、かな?最寄駅は?セキュリティは?何階建て?間取りは?』


果穂『なに見てるんですか?お引っ越しするからお部屋の形を...?えーと、ここがキッチンでここがリビングで...!面白いですっ!わたしも一緒に選んでもいいですか!?』


結華『どうPたん?前のところより事務所から離れるけど、希望通りの物件だと思うんだよねー。リビング広めだし、寝室とも別だし。どうかな?Pたんさえよければ、また三峰が案内するけど、どうかな?』


小糸『ま、円香ちゃんから聞きましたっ!引越しを考えてるって!わたしもいくつか見繕ってきまして...!今のプロデューサーさんの仕事量を考慮すると、このあたりの物件が良いかと...!確か、今お住いのところの家賃は......なんでそんなことを知ってるか......?ぴ、ぴゃあ...!』


あさひ『持ってきたっすよプロデューサーさん!!こっちが駅前の不動屋さんからで、こっちが隣町のっす。それでこれが冬優子ちゃんおすすめのものっす。......ん?冬優子ちゃんにっすか?話してないっすよ。こういうのに興味を持ったって言ったら、探してくれたんすよ。こことか、一押しだって言ってたっすね』


にちか『なんですかー、そんなに間取り図広げて。自分困ってるアピールですかー?プロデューサーさんがやっても可愛くなんてないんですけどぉ。......なんですか、別に見たっていいじゃなですか。へー......この値段で...。スーパー近く......駅まで徒歩5分......。ここ、なかなかいいんじゃないですかー?ここなら夜遅くなっても、プロデューサーさん呼べそうですし。そう言えば、またカップラーメンばかり食べてるって聞いたんですけど......。はぁ、先月も聞いたんですけどそれ。仕方ないですね。食生活が改善できるように、またわたしがお弁当作って来てあげますね』


はづき「…多いですね」

P「そうですかね?」

はづき「というかにちかまで......」

P「この6人の中に、オレの部屋の住所を...」

はづき「...全員怪しいですね」

P「でもオレが選んだの、みんなが持ってきたところじゃないしなぁ」

はづき「う~ん......それだと、尚更どうやって知ったのか不思議ですね......」

P「実は盗聴器を仕掛けられてた、なんて...」

はづき「まさか、そんなことする方がいる訳...」

ガチャッ

智代子「それでそれで!その後プロデューサーさんは...!」

凛世「ふふっ......焦らずとも......盗聴した音声は......こちらに......あ」

智代子「?どうしたの凛世ちゃんって......あ」

P「......」

はづき「......」

凛世「......」

ダッ
はづき「あっ!逃げました!」

智代子「うぇえ!?り、凛世ちゃん!?ま、待って...!」

P「逃がすか!!」


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Comments

  • ちんじゃ

    冬優子だけストロングスタイルなの好き

    August 27, 2024
  • fine

    ん?何でもしまむらって言ったよね? じゃあ続き書いてホラホラ

    June 26, 2023
  • resurrection

    し、新作だ、ぱんなこったさんの新作だ! ありがたや...ありがたや...

    June 26, 2023
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