light
pixiv's Guidelines will be updated on March 18th, 2026.
View details
The Works "P「咲耶ってさ、ほんと女性で良かったーって思うわ」" includes tags such as "アイドルマスターシャイニーカラーズ", "シャニマス" and more.
P「咲耶ってさ、ほんと女性で良かったーって思うわ」/Novel by ルカ姉

P「咲耶ってさ、ほんと女性で良かったーって思うわ」

4,758 character(s)9 mins

13作目となります
皆様の暇つぶしとなれば、幸いです

※追記
多くの読者様にご覧いただいた結果、この作品は300人以上の方にブックマークしていただきました
誠に感謝申し上げます

1
white
horizontal

咲耶「それはどういう意味だい?」

P「だって、顔は整ってるし、スタイルもいいし、頭も良いし、運動も出来る」

咲耶「褒めてくれてるのかな? ありがとう」

P「その上、礼儀正しいし、優しいし、気配り上手」

咲耶「私にとっては当たり前のことだけどね」

P「そうやって、尊大な態度を取らずに謙遜するところもすごい。俺ならつい自慢しちゃいそうだ」

咲耶「そうかい? プロデューサーなら、そんなことしないと思うけど?」

P「いや俺なら無意識でしちゃうね、多分。後、咲耶は料理や家事も一通りできるだろ?」

咲耶「恋鐘や灯織には敵わないさ」

P「別に上手さは関係ないよ。出来ることがすごいって思ってるんだ」

咲耶「ふむ...それで? これだけの褒め言葉が最初の発言とどう関係するんだい?」

P「これだけ色々出来る咲耶がさ、もし男だったら自信なくしちゃうだろうなぁと思って」

咲耶「それはつまり、今の私なら男性としてのプライドが働くということかな?」

P「そう言われると、ちょっと......」

咲耶「フフ......すまないプロデューサー。つい意地悪な言い方をしてしまった」

P「そういう発言されて全然ヤな気持ちにならないところも流石だよ......本当、咲耶が男じゃなくて良かったー」

咲耶「......そうだね、それはわたしもそう思うよ」

P「え?」

咲耶「だって、もし私が男性ならプロデューサーとは出会えなかったってことだろう? アイドルとしてスカウトされてないわけだからね」

P「あぁ、それは確かに」

咲耶「今の私があるのは、プロデューサーのおかげなんだ。もしかしたら、私の方が女性で良かったと思ってるかもしれないよ?」

P「咲耶......」

咲耶「本当に感謝しているんだよ、私は。あの日プロデューサーと出会えたことにね」

P「......」

咲耶「......プロデューサー?」


P「咲耶と結婚してぇー!!」

咲耶「プロデューサー!?」


P「こんなの惚れちゃうに決まってるだろ! ここまで人格が出来上がったやつ、世界探しても見つかんねぇよ!」

咲耶「そ、そうかな...?」

P「そうだよ! 咲耶は凄いんだ! もっと誇っていいぞ!」

咲耶「あ、ありがとう......」

P「あぁ〜...もし咲耶と結婚出来たら、どれだけ幸せか...きっと素晴らしい日々を送ることが出来るんだろうなぁ...」

咲耶「あ、あの...プロデューサー......?」

P「もうプロデューサーなんて辞めて、咲耶のとこに永久就職するか...?」

咲耶「いや、永久就職という言葉は元々女性が結婚して専業主婦になるという意味で使われた言葉だから、プロデューサーには当てはまらない言葉だね」

P「へぇー、そうなのか...」

咲耶「それに、アナタがプロデューサーを辞めてしまうと私は? 私がアイドルを続けられなくなってしまうじゃないか...」

P「...それもそうだな。さっきの発言は取り消すよ」

咲耶「そうしてくれると、助かるよ」

P「ふー...」

咲耶「............じゃなくて!」

P「え、何?」

咲耶「プロデューサー! 先程アナタが私に向けて言った言葉の意味を分かってるのかい!?」

P「咲耶と結婚してぇー、ってやつ?」

咲耶「!? お、臆面なく言うなんて......」

P「本心だからな」

咲耶「本心!?」

P「うん。咲耶と結婚出来るやつは幸せだなぁって本気で思ってるよ」

咲耶「そ、その言葉はとても嬉しいよ......でも、プロデューサーがそんなこと言うなんて...」

P「おいおい、想像くらいさせてくれよ。別に本気で結婚できるなんて思ってないんだから」

咲耶「え...? 想像...?」

P「え、何だと思ったの?」

咲耶「......あぁ、なるほどそういう事か...つい勘違いしてしまったよ...」

P「......あ、そういう事!?」

咲耶「あんな言い方をされてしまったら、プロデューサーと私のことだと勘違いしてしまうだろう? ここにはアナタと私しかいないんだから」

P「......勘違いさせるような言い方をしてごめんなさい」ペコ

咲耶「謝る必要はないよ。私が勝手に勘違いをしてしまっただけの話さ...」

P「咲耶......」

咲耶「でも、他の子にそんなこと言ってはいけないよ? 何人かは私と同じような反応をしてしまうからね」シーッ

P「......」

咲耶「......プロデューサー?」


P「咲耶と結婚してぇー!!」

咲耶「プロデューサー!?」


P「勘違いさせるような発言した俺が悪いのに、悪くないと言ってくれるその思いやりの姿勢! こんなの好きになっても、仕方ないだろ!」

咲耶「ついさっき私が言ったこと、もう忘れたのかい!? そんなこと言われたら勘違いしてしまう...」

P「普通あんなこと言われたら、セクハラで訴えられても文句言えないぞ俺! それなのに...それなのに咲耶は......心が広すぎなんだよ! おかしいだろ!?」

咲耶「もしかして私、怒られてるのかな!? 心が広すぎて怒られることなんて初めての経験だよ!?」

P「怒ってねぇよ! むしろ、咲耶が俺を怒れよ!」

咲耶「感情がごちゃごちゃしてないかい、プロデューサー!? ここは一旦落ち着こう.....ほら深呼吸だ...」

P「あ、あぁ......スゥー...ハァー...」

咲耶「どうかな? 少しは落ち着いただろう?」

P「......悪いな、こんなみっともない姿見せて」

咲耶「それだけ、信頼してくれているということだろう? その証だと思うと、私は嬉しいよ」

P「............咲耶ってさ、誰にでもそういう態度なの?」

咲耶「え? まぁ、そうかもしれないね...あまり考えたことはないけど」

P「......ふーん」

咲耶「......プ、プロデューサー?」

P「咲耶ってそんなたらしみたいなこと、誰にでも出来るんだ......」

咲耶「たらし!? ど、どうしたんだい? なんだかトゲのある言い方だけど...」

P「トゲがあるって感じたなら、自覚があるってことか......?」

咲耶「......何か気に触るようなことをしてしまったのかな? もしそうなら謝るけど...」

P「そういうところ! そういうところが私気に食わない!」

咲耶「私!? プロデューサー、一人称がおかしいよ!? 本当にどうしたんだい!?」

P「いつもそうやって私を心配するけど、私以外の男にもやってるんでしょ!? この人たらし!」

咲耶「えぇ!? いや、そんなことは...」

P「あ、今私のこと面倒臭いって思ったわね!?」

咲耶「そんなこと思ってないよ! むしろ、心配して...」

P「私もメンヘラってこんな感じで出来上がるんだなって思うもん! 自覚してるんだから!」

咲耶「口調までおかしくなってる!? もう見ていられない......少し我慢してくれ、プロデューサー!」バコッ!

P「うっ! 顎...を......」...バタン!

咲耶「少しの間だけさ......お休み、プロデューサー......」


P「うぅ......うぅん......」

咲耶「おや? もうお目覚めかい?」

P「んぇ? 咲耶? 俺は何して......?」

咲耶「さっきまで悪い夢を見ていたのさ。調子はどうかな?」

P「なんだか脳がガンガンする......」

咲耶「すまない......それは私がアナタを手で殴ってしまったせいだ...」

P「そうか...」

咲耶「お詫びとして、膝枕をさせてもらってるよ」

P「膝枕ね......えっ!? 膝枕!?」

咲耶「今頃気付いたのかい? 私の顔が上に見えてる時点で気付いていたのだと思ったけど」

P「悪い! 今すぐ避けるから!」シュバ!

咲耶「おっと、そうはさせないよ」ガシッ!

P「俺の顔を掴まないで! 年下の女の子に膝枕してもらうとか恥ずかしいわ!」

咲耶「させてもらってるんだよ、お詫びとしてね。それとも、私の膝枕じゃお気に召さないかい?」

P「......その言い方ズルくない? 否定できないじゃん...」ポスッ

咲耶「それはつまり、喜んでくれているってことだね?」

P「ノーコメント」

咲耶「つれないなぁ...」

P「つれないって言葉を日常で使うやつ、初めて聞いたんだけど!? しかも、違和感ないし!」

咲耶「大声を張りあげるほどのことかい? いや、もしかして恥ずかしいのを我慢してるのかな?」

P「冷静に分析しないで!? 本当に恥ずかしいから!」

咲耶「フフ、それは申し訳ないことをした」クスクス

P「......ほんと、咲耶と結婚できるやつは幸せだよ」

咲耶「おや、今度は私と結婚したいと言わないのかい?」

P「からかうな。咲耶はトップアイドルになるんだから、まだ結婚なんて出来ないだろ」

咲耶「......それもそうだね。私にはまだまだ成し遂げたいことがたくさんある。結婚なんて、先の話だ」

P「そうだろ? それに、咲耶なら男なんて引くて数多なんだから、こんな感じで優しくされたら、すぐ結婚出来るよ」

咲耶「......プロデューサー、一つ勘違いしているみたいだから言っておくね」

P「ん?」

咲耶「私は女性に対して膝枕をすることくらい大したことではないと思っている。でもね...」


咲耶「男性に対して膝枕をするのは、これが初めてなんだ」テレ


P「...!」

咲耶「それに、誰に対してもこんなことは出来ないよ。アナタが『特別な人』だからさ」

P「咲耶......」

咲耶「......少し恥ずかしいけど、言いたいことは伝わったかな?」

P「あぁ、ちゃんと伝わったよ......」

咲耶「それなら良かったよ......」

P「咲耶......」

咲耶「プロデューサー......」

P「いや、咲耶様!」シュバ!

咲耶「ん?」


P「その御身に宿る献身性、また健気さ! 私はまだ貴方様のことを軽んじていました! ここに深く謝罪いたします!」ドゲザ!


咲耶「また変な性格になってる!?」

P「私如きのために膝枕など......咲耶様はどれだけ慈悲深くていらっしゃるのでしょうか...!」

咲耶「しかも、言いたいことが全く伝わってないね、これは!?」

P「今までの不躾な態度、また先程のおもてなし等...お詫びとなるかは分かりかねますが、この私が必ず貴方様をトップアイドルにせていただきます!」

咲耶「私の言葉には人をおかしくさせる作用でもあるのかい!? 数分前まで普通に会話していたはずなんだけどね!?」

P「そのためにも休んでなんていられません! 早速仕事に取り掛からなくては...」

咲耶「少し待ってくれ、プロデューサー! こっちへ来てもらってもいいかい?」

P「はっ! なんでございましょうか...!」シュッ!

咲耶「フンッ!」バコッ!

P「な、何を......」ガクッ!

咲耶「ふぅ......全く...これじゃ碌に伝えることも出来ないな...」ギュッ!

P「......」グゥ...

咲耶「......まぁでも」


咲耶「私はアナタのことを心から信頼しているよ。それだけは分かっていて欲しいな」クスッ

Comments

  • 茶太郎

    メンヘラP好き

    March 12, 2023
  • purogoru0513

    咲耶は本当に可愛いし罪な女やで…

    May 20, 2022
Potentially sensitive contents will not be featured in the list.
Popular illust tags
Popular novel tags