「高橋遥人と重なる快速球」 他球団が「ドラ1レベル」と評する巨人の左腕は
大きく飛躍する可能性
ドラフト1位候補と目されていた中、4年秋のリーグ戦は5試合登板で0勝2敗、防御率3.20と思い描いた投球ができなかった。山城の課題は制球力だ。リーグ戦通算112イニングを投げて97三振を奪っているが、82四球を与えている。ストライクゾーンにどんどん投げ込んだ時は相手を圧倒する一方で、制球が定まらずに四球で走者をためて痛打を浴びるケースが散見された。 ドラフト3位で指名されたのも、制球力で評価を落とした部分があっただろう。裏を返せば、良い球を投げる再現性を高めたときに大きく飛躍する可能性を秘めている。亜大の先輩の高橋遥人も大学時代は制球力が課題で安定した成績を残せなかったが、阪神入団後は大幅に改善。度重なる故障が影響して規定投球回に到達したシーズンはないが、キレの良い直球、スライダーを武器に2度のリーグ優勝に貢献している。 山城が着ける背番号「36」は、かつて左腕エースとして活躍した高橋尚成氏が入団時につけていた番号だった。即戦力左腕としてドラフト1位左腕・竹丸和幸の注目度が高いが、山城もV奪回のシンデレラボーイになれるか。 写真=BBM
週刊ベースボール