聖愛エース芹川さん、学生野球の表彰者に 仙台大に進学しプロ目指す
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日本学生野球協会の2025年度表彰者に、青森からは弘前学院聖愛高校のエースとして昨夏の全国高校野球選手権大会に出場した芹川丈治さん(3年)が選ばれた。2月26日に同校で行われた表彰式で芹川さんは「この表彰に恥じないように、これからも野球を続けていきたい」と、卒業後のステップアップを誓った。 【写真】日本学生野球協会から表彰された芹川丈治さん=2026年2月26日午後3時9分、弘前市、小田邦彦撮影 昨夏の甲子園は丸刈りだった髪の毛が伸びていた。「ここまで伸ばしたのは人生初です」。髪を触りながら照れくさそうに語った。 持ち味の制球力とキレのある球で、チームを4年ぶり3回目の全国選手権出場に導いた。その実力が評価され、今回の表彰となった。 高校野球では厳しさを学んだ。「中学と違って、コントロールが甘いとすぐに打たれた」。一番の思い出は、2年生の夏の青森大会決勝で青森山田に1点差で敗れたこと。「あの負けのおかげで強くなれたと思う」。悔しさを糧にし、翌夏の優勝につなげた。 今でも甲子園のマウンドに立った時のことを思い出す。1回戦で西日本短大付(福岡)に延長十回タイブレークで敗れたが、心に残っているのは楽しいという感情だ。「観客席が広くて、歓声もすごくて」。マウンドから見る甲子園は本当にきれいだった。 卒業後は仙台大学に進み、初めての寮生活を経験しながら、野球を続ける。同大学は昨秋のプロ野球ドラフト会議で、広島カープからドラフト1位指名を受けた平川蓮選手らを輩出するなど、強豪校として知られる。「コントロールや球のノビを生かして、バッターを翻弄(ほんろう)できるような投手になりたい」と芹川さん。4年後のドラフト1位を夢見て、腕を振り続ける。(小田邦彦)
朝日新聞社