【2025年版】世界の航空会社ランキング | 世界1位は大韓航空、日本からはJALが7位、ANAが14位にランクイン
公開日:
2025/2/22
更新日:
2025/3/1
筆者:
セカイハブ編集部
世界中の航空会社の安全性の評価や格付けを行うエアライン・レーティングス(Airline Ratings)から、2025年版の世界の航空会社ランキング(World’s Best Airline Awards for 2025)が発表されました。
エアライン・レーティングスによる世界の航空会社ランキングは、安全性に加えてサービスや機材の品質などの観点から優れた航空会社を選出する権威あるランキングの一つです。
世界の航空会社ランキングとして有名なスカイトラックス(SKYTRAX)によるWorld Airline Awardsと並び、世界的に認知度の高い航空会社のランキングとして知られています。
本記事では、エアライン・レーティングスの2025年版の世界の航空会社ランキングにおいて、高い評価を獲得した航空会社について詳しく紹介します。
海外旅行や出張の際の航空会社選びや、航空業界の動向を知るうえでの参考となれば幸いです。
なお、同じくエアライン・レーティングスから発表された「2025年版の世界で最も安全な航空会社ランキング」については以下の記事でご紹介していますので、安全性の高い航空会社について詳しく知りたい方はぜひこちらもあわせてご参照ください。
【2025年版】世界で最も安全な航空会社ランキング | 世界1位はニュージーランド航空、日本からはANAとJALがランクイン
World’s Best Airline Awardsとは
エアライン・レーティングスによる「World's Best Airline Awards」は、世界中の航空会社の安全性やサービス品質、快適さや乗客の満足度などを総合的に評価する権威ある航空会社のランキングです。
その評価には、旅行者からのフィードバックや専門家によるレビューに加え、機材の品質や財務の安定性などのビジネス的な観点も含まれます。特に安全性は最重要項目の一つであり、安全性評価で最高水準の「7つ星」を獲得した航空会社のみがランキング対象となります。
そのため、旅行者にとっても、ビジネスパーソンや投資家などにとっても信頼性の高い指標として役立つランキングとなっています。
【2025年版】世界の航空会社ランキング
エアライン・レーティングスによる、2025年版の世界の航空会社ランキングにおけるトップ25の航空会社名および所属する国・地域名は以下のとおりです。
なお、このランキングは、食事や飲み物を含む包括的なサービスや、エコノミークラスにおける31インチ以上の座席間隔、ビジネスクラスにおけるフルフラットベッドの提供、最高水準の安全評価、最新の航空機、強力な財務状況などの厳しい条件を満たす航空会社である「フルサービスキャリア」のみが対象となっています。
順位 | 航空会社名 | 国・地域名 |
|---|---|---|
1 | 大韓航空 | 韓国 |
2 | カタール航空 | カタール |
3 | ニュージーランド航空 | ニュージーランド |
4 | キャセイパシフィック航空 | 香港 |
5 | シンガポール航空 | シンガポール |
6 | エミレーツ航空 | アラブ首長国連邦 |
7 | 日本航空(JAL) | 日本 |
8 | カンタス航空 | オーストラリア |
9 | エティハド航空 | アラブ首長国連邦 |
10 | ターキッシュ エアラインズ | トルコ |
11 | エバー航空 | 台湾 |
12 | フィジー・エアウェイズ | フィジー |
13 | ヴァージン・アトランティック航空 | イギリス |
14 | 全日本空輸(ANA) | 日本 |
15 | アエロメヒコ航空 | メキシコ |
16 | エール・カリブ | フランス |
17 | タイ国際航空 | タイ |
18 | スターラックス航空 | 台湾 |
19 | ベトナム航空 | ベトナム |
20 | スリランカ航空 | スリランカ |
21 | エールフランス | フランス |
22 | KLMオランダ航空 | オランダ |
23 | エアカラン | ニューカレドニア |
24 | エア・モーリシャス | モーリシャス |
25 | ガルーダ・インドネシア航空 | インドネシア |
出典:World's Best Airlines For 2025(Airline Ratings)
※以下すべて同じ

2025年版の世界の航空会社ランキングの1位は、韓国の大韓航空です。
エアライン・レーティングスによれば、2025年版の本ランキングでは最も多くの乗客が利用するエコノミークラスに重点が置かれており、大韓航空のエコノミークラスにおける優れたサービスや座席の快適さが高く評価されたと述べられています。
具体的には、スリッパの提供や、充実した機内での食事やエンターテイメント、エコノミークラスにおいて世界の航空会社の中で最も広い座席が提供されていることなどが重要なポイントとして挙げられています。
さらに、アジア航空史上で最大の統合となった大韓航空とアシアナ航空の合併や、燃費効率の高い最新機材への積極的な投資も評価されています。
このように、航空会社の多くがサービスや快適さよりも座席のキャパシティを優先するなかで、大韓航空では優れた乗客体験と強固なビジネス基盤の両立を実現していることから、大韓航空が2025年版の世界の航空会社ランキングの1位に輝きました。
大韓航空に続く世界の航空会社ランキングの2位は、カタールのカタール航空です。
カタール航空は航空機の水準の高さで知られ、最新の設備が整った航空機を多数運用しています。最新の航空テクノロジーも積極的に取り入れており、乗客の快適さと安全性の向上をはかっています。
また、カタール航空はサービスの質の高さでも知られ、その優れたホスピタリティや機内サービスは世界中の顧客から高い評価を受けています。
以降は、3位がニュージーランドのニュージーランド航空、4位が香港のキャセイパシフィック航空、5位がシンガポールのシンガポール航空と続いており、アジア地域の航空会社が多数上位にランクインしています。
日本からは、日本航空(JAL)が世界7位、全日本空輸(ANA)が世界14位にランクインしています。
7位の日本航空は、2025年版の世界の航空会社ランキング1位となった大韓航空と同じく、世界で最も広いエコノミークラスの座席を提供していることによる快適さが高く評価されています。
また、日本伝統の「おもてなし」による独自のホスピタリティやエンターテイメント、合理的なチェックインプロセス、快適なラウンジなどもその特徴として挙げられています。
【2025年版】ハイブリッド航空会社ランキング
続いては、2025年版のハイブリッド航空会社のランキングについて見てみましょう。
なお、ハイブリッド航空会社とは、格安航空会社(LCC)とフルサービスキャリアの両方の特徴を兼ね備えた航空会社のことを指します。
順位 | 航空会社名 | 国・地域名 |
|---|---|---|
1 | ジェットブルー航空 | アメリカ |
2 | ウエストジェット航空 | カナダ |
3 | ヴァージン・オーストラリア航空 | オーストラリア |
4 | デルタ航空 | アメリカ |
5 | ユナイテッド航空 | アメリカ |
6 | アメリカン航空 | アメリカ |
7 | ルフトハンザドイツ航空 | ドイツ |
8 | エア・カナダ | カナダ |
9 | LOTポーランド航空 | ポーランド |
10 | TAPポルトガル航空 | ポルトガル |
11 | アラスカ航空 | アメリカ |
12 | スイス インターナショナル エアラインズ | スイス |
13 | アビアンカ航空 | コロンビア |
14 | イベリア航空 | スペイン |
15 | ブリティッシュ・エアウェイズ | イギリス |
16 | フィンエアー | フィンランド |
17 | オーストリア航空 | オーストリア |
18 | ハワイアン航空 | アメリカ |
19 | ITAエアウェイズ | イタリア |
20 | スカンジナビア航空 | デンマーク・スウェーデン・ノルウェー(共同運営) |
2025年版のハイブリッド航空会社ランキングの1位は、アメリカのジェットブルー航空です。
ジェットブルー航空は、手頃な運賃と快適なサービスを両立するアメリカの大手航空会社です。広い足元スペースや無料のスナック、充実した機内のエンターテイメントを提供しており、顧客満足度の高いサービスで知られています。さらに、最新機材の活用により高い安全性と快適性も確保しており、顧客サポートの充実やマイレージプログラムの提供など、柔軟で便利な旅行体験を追求しています。
ハイブリッド航空会社ランキングの2位はカナダのウエストジェット航空、3位はオーストラリアのヴァージン・オーストラリア航空、4位はアメリカのデルタ航空、5位はアメリカのユナイテッド航空となっており、北米の航空会社が上位に多くランクインしています。
【2025年版】格安航空会社(LCC)ランキング
さいごに、2025年版の格安航空会社(LCC)のランキングについて見てみましょう。
本ランキングは、安価な運賃と最高水準の安全性を両立しつつ、幅広い航空路線や、食事や飲み物、軽食などの機内サービスを手頃な価格で提供している格安航空会社が対象となっています。
順位 | 航空会社名 | 国・地域名 |
|---|---|---|
1 | エアアジア | マレーシア |
2 | ジェットスター航空 | オーストラリア |
3 | エア・バルティック | ラトビア |
4 | 香港エクスプレス航空 | 香港 |
5 | イージージェット | イギリス |
6 | フライドバイ | アラブ首長国連邦 |
7 | ライアンエアー | アイルランド |
8 | スクート | シンガポール |
9 | ブリーズ航空 | アメリカ |
10 | サウスウエスト航空 | アメリカ |
11 | スカイ航空 | チリ |
12 | フライナス | サウジアラビア |
13 | TUIフライ | ドイツ |
14 | ノルウェー・エアシャトル | ノルウェー |
15 | インディゴ | インド |
16 | エア・アラビア | アラブ首長国連邦 |
17 | ボラリス | メキシコ |
18 | Jet2.com | イギリス |
19 | ウィズエアー | ハンガリー |
20 | ブエリング航空 | スペイン |
2025年版の格安航空会社(LCC)ランキングの1位は、マレーシアのエアアジアです。
エアアジアは世界最大規模の格安航空会社であり、世界中の多くの人々に手軽な航空旅行の機会を提供してきました。
エアアジアでは運用コストを抑えるために不要なサービスを削減しつつ、デジタル化を進めることで予約の利便性を向上させるといった工夫に積極的に取り組んでいます。
また、柔軟な手荷物ポリシーや豊富な機内食オプションといった、顧客が予算や目的に応じて旅を自由にカスタマイズできるサービスも充実しており、コストとサービスのバランスの良さで高い人気を誇っています。
格安航空会社ランキングの2位はオーストラリアのジェットスター航空、3位はラトビアのエア・バルティック、4位は香港の香港エクスプレス航空、5位はイギリスのイージージェットとなっています。
なお、格安航空会社(LCC)よりもさらに安価な価格でサービスを提供する「世界最高の超格安航空会社」(World’s Best Ultra Low Cost Carrier)には、ベトナムのベトジェットが選ばれました。
ベトジェットはハノイを拠点とする格安航空会社(LCC)であり、数多くの格安航空会社のなかでも特にリーズナブルな価格と顧客満足度の高いサービスで強い存在感を放っています。ベトジェットは競争力のある運賃と高い信頼性を両立し、何百万人もの旅行者に安全かつ快適な旅行体験を提供しています。
近年日本からの海外旅行先としてベトナムの人気が高まっていますが、日本からベトナムに訪れる際にベトジェットを利用したという方も多いのではないでしょうか。日本とベトナムの結びつきが強まるにつれて、日本においてもその存在感はますます高まっているといえるでしょう。
まとめ
本記事では、エアライン・レーティングス(Airline Ratings)から発表された2025年版の世界の航空会社ランキング(World’s Best Airline Awards for 2025)をもとに、フルサービスの航空会社ランキングに加え、ハイブリッド航空会社のランキングや格安航空会社(LCC)のランキングについて紹介しました。
メインとなる、フルサービスキャリアが対象となる2025年版の世界の航空会社ランキングでは、韓国の大韓航空が1位に選出されました。2025年版のランキングでは、特にエコノミークラスの快適性やサービスの充実が高く評価されての結果となっています。
日本からは、日本航空(JAL)が7位、全日本空輸(ANA)が14位にランクインしており、日本の航空会社の高い快適性や「おもてなし」の精神によるサービス品質が評価されました。
また、ハイブリッド航空会社ランキングではアメリカのジェットブルー航空が1位、格安航空会社(LCC)ランキングではエアアジアが1位を獲得しました。
航空会社選びにおいて手頃な価格と利便性を両立したい場合に、こちらのランキングを参考にしてみるのも良いでしょう。
エアライン・レーティングスによる世界の航空会社ランキングは、旅行者にとって安全かつ最適な航空会社を選ぶ参考となるだけでなく、航空業界の最新動向を知る上でも有益な情報源の一つです。今後の旅行計画やビジネスの参考に、ぜひ活用されてみてはいかがでしょうか。
筆者:
セカイハブ編集部
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