北京で開催中の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)では、住宅保障などを通じて結婚や出産を支援する方針が打ち出された。背景には、これまでも支援策を実行しながら少子高齢化を食い止められない政府の危機感があり、効果的な具体策につながるか注目される。
北京の中心部、故宮の隣にある中山公園では8日、地面にずらりと並べられた白い紙を熱心に眺める人々の姿があった。
紙には「女性、1996年生まれ、シドニー大学で修士」「男性、身長180センチ、体重75キロ、国有企業勤務」などと結婚相手を探している人の自己紹介や連絡先が記されている。
こうした結婚相手探しの手法は中国各地の公園でよく見られる光景だ。訪れるのは本人ではなく、子どもの結婚相手を探す親たちが多く、紙に書かれた内容をメモしたり、通りすがりの若者らに自身の子どもをアピールしたりしていた。
紙には、相手に求める条件も書かれている。女性から男性に求める条件では、持ち家と車の所有を求めるものが多かった。
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