首里城へ行ってきました!火災から復元された正殿を目の当たりにした感動
青い空に朱色が映える
最も眺望がいい「東のアザナ」まで足を運ぶ。大勢の人が訪れていて、狭い通路を譲り合いながら行き交う。正殿の姿が見えるようになって、海外の観光客含めて、ますます人出が増えていると言う。赤瓦の屋根の上には、あざやかな竜の装飾が設置されている。雲ひとつない青空に、実に美しく映えている。遠くに沖縄の海を臨む景色には、朱色の首里城正殿がとても似合う。それを見つめる人たちの明るい笑顔が、ようやく訪れた復興の時を祝っているようだ。
沖縄県も首里城PRへ全力
正殿の復元は今秋に完成する予定である。沖縄県は、それに向けて、次の世代への歴史や伝統の継承など、首里城の魅力をPRするタイトルとロゴマークの募集を始めた。4月17日まで受け付けられ、最優秀賞に選ばれた作品はそれぞれ、今後、沖縄県が主催する事業などに活用される。タイトルは10文字以内、さてどんなキャッチコピーが「シン・首里城」に似合うのか。沖縄から離れて住む自分だが、知恵を絞ってみようかとも思う。いよいよ待望の瞬間が近づいてきた。 帰路、前述のタクシー運転手さんがこんな言葉をつぶやいた。 「東日本大震災の被災地が、まだまだ完全に復興していないのに、首里城が先に復元されて、申し訳ない思いがしてしまう」 沖縄の人たちの優しさに、あらためて触れた気がして、胸が一杯になった。 【東西南北論説風(673) by CBCマガジン専属ライター・北辻利寿】
CBCテレビ