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The Works "もげろ!!【槍弓】" is tagged "腐向け" and "槍弓".
もげろ!!【槍弓】/Novel by なぁぎ

もげろ!!【槍弓】

2,006 character(s)4 mins

末永く爆発しろ、とか、もげてしまえ、とかそういう感じの頭の悪い日記風な小ネタ集。
思い付いたのでやった反省も後悔もしていない。

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「あー、今日も飯が美味い」
「そうか、それは良かった。エビフライのおかわりならまだあるが」
「もらう。こんな美味い飯毎日食えてマジ幸せだわ、オレ。いつもあんがとな」
「別に。私とて君のことが好きだからやっているだけだ」
「……………………………………………………………………え?」
「風呂の用意をしてくる」
滅多にデレないアーチャーの突然の発言に、オレは暫し凍結。
その間にヤツは首から耳まで真っ赤にして逃げていった。

おれをもえころそうとしてる。


「ただいまー。と、留守か」
「ただいま。おや、君も今帰ったところか?」
「おお、お帰りアーチャー。オマエもこんな時間にどうした」
「お帰りランサー。いや、凛に呼び出されてな」
夕飯の用意は一応していったのだが、必要なかったな、と笑うアーチャーの言葉通り、テーブルの上にはラップのかけられた一人分の食事と。メモ用紙が一枚。
「書き置きか?」
「!!!返せ!!」
メモを読もうとした俺の手からもの凄い勢いで奪われた。
「オレまだ最後まで読んでねえ」
「読まなくても良い! ほら、温めるから夕飯にするぞ!!」
「そんな恥ずかしいこと書いてあったのかよ」
「五月蠅い!たわけが!」

今日もご苦労様
すまないが

までしか読めなかった。
何が書いてあったんだ、くそう。


アーチャーは大体オレより早起きで、寝るときはいつも同じくらいの時間なんであまり寝顔を見る機会はない。
なんだが、たまに昼寝やうたた寝なんかしてるときがあって、そういうときはチャンスとばかりに観察することにしてる。
凄え無防備で可愛いんだこれが。普段はわざと難しい顔してるからな。
童顔なのを凄え気にしてるんだ。可愛い。
たまにオレの名前読んで安心した顔してるのを見て、ああ、オレはちゃんとコイツの支えになれてるんだな、って安心するんだ。
小さい男だな、我ながら情けねえ。

アレはでかいんだけどなあ。


風呂掃除を頼まれたので休みの午前中を使って磨いてたら、いつの間にか冷たいお茶が置かれてた。
こき使い方は容赦ねえけど気が利くなあ、とか思ってたら菓子ともう一つグラスを持ったアーチャーがやってきて、茶を飲んでるオレを見て一瞬だけあ、という顔をした。
「おう、サンキューな」
「……別に。喉が渇くだろうと思っただけだ」
これはおかわりだ、って菓子と一緒にグラスも置いて立ち去ろうとした裾を掴んで止める。
オマエ、そのグラス、オマエ愛用のグラスじゃねーか。オレと一服しようと思って持ってきたんだろ?
「待てって、一服くらい付き合えよ。コレ終わった後はベランダの片付けなんだし」
「……まあ、少しなら」
オレが先に口を付けてたもんだから、上手くその流れに出来なかったんだよな。
不器用だけど、オレに対して頑張ろうとしてくれるのが可愛いと、オレは確信してる。


アーチャーが、スーパーや商店街のチラシとにらめっこしている。
その特売情報は明日のもんだけど、明日はオレの仕事が休みだから、デートしようぜってこの前言ったんだけどなー。
「アーチャー」
「なんだ」
「この前の約束、覚えてるか」
「覚えてるぞ」
「じゃあなんでそんなチラシ見てるんだ」
「帰りに寄れば残っている物もあるだろう」
「外食で良いだろ」
たまのデート、二人でちょっと良い店に行くくらいは稼いでいるつもりなんだが。
「その外食一回分で、君の好きなローストビーフ用のヒレ肉とアイリッシュシチュー用のラム肉が纏めて用意出来るぞ。大量に」
「うっ……。いや、でも」
「……そうか、たまには私の作った物ではないものを食べたいのか。それもそうだな、済まなかった」
「ばっ、違えよ!! オレはただ」
「ただ?」
「配膳とかに気を遣わない状態のオマエと、ゆっくり飯とか酒、楽しみたいだけだっての」
オレに食わせたり世話を焼いたりするのが好きなのが分かってるが、たまには正面からゆっくり、愛とか語らいたいんだって。
そう言ったら、恥ずかしいこと言うなたわけが!! って殴られた。

ツン(物理)が痛い。


この前、デート帰りに食材の買い物に寄るか外食するかで揉めてたのは、結局、朝一で買い物行った後にデートってことで落ち着いた。
まあ商店街から近いし、必要最小限の買い物だけに絞るから11時にはデートに出かけられるって事でな。
次の週末はアイリッシュシチューだ。嫁の飯が美味い。
無論、アーチャー自身も美味いので、出来れば飯のあとに美味しくいただきたい。


美味かった。



「日記だといいながら何を書いているんだ貴様はーー!!」

Comments

  • sei@万年金欠病

    取りあえず、ふたりで永遠に幸せに爆発し続けてればいーんじゃないでしょーか…!!

    February 9, 2015
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