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サナエトークン日本一の被害者がサナエトークンについて徹底解説してみた
サナエトークンで400万円の損失を出した自称日本一の被害者せきねもんこと関根義光です。
2025年1月18日にトランプコインが登場した日に1.5億円投資して24時間も経たないうちに5.5億円で利確。1日で差し引き4億円稼いだ経験がありましたので、今回も可能性は低いが一か八か当たることもあるかなーと思って、えいやー!で700万円投資したところ、見事に爆死しました。笑
トランプコインの時にはリアルタイムのトレードをXで行っていまして、その時にややバズりました。リアルで出会った方に「トランプコインで4億円稼いだせきねもんさんですよね?」と声かけてもらうこともしばしば。
今後は「サナエトークン日本一の被害者のせきねもんさんですよね?」と気軽にお声がけください。。。
投資(というかほぼギャンブル)は稼げる時もあれば損する時もあります。
今回のサナエトークンも、もし高市さん自身が認めるのであれば大幅に上昇が見込めると思い、700万円買ってみましたが、皆さんご存知の通り高市さんが明確に否定しました。

サナエトークン、結局誰が得して誰が損したのか。
実際の被害額はいくらなのか。
一体何が問題なのか。法的な問題は果たしてあるのか。
分からない方も多いと思いますので徹底解説・徹底分析してみたいと思います。

経緯

REAL VALUEにてサナエトークン公表

2026年2月25日に放送されたREAL VALUEというyoutube番組にてサナエトークンが公表されました。
堀江さんが「今度すげぇトークン出すらしいじゃん」と発言。
その後、小塚さんがカンペ丸読みの文章を言って、AIガクトが突っ込み、溝口さんが説明、というような流れでした。
同日2月25日にRaydiumという分散型取引所にて売買が可能な状態になっていました。
ただ、一般人がサナエトークンを買うにはかなりハードルが高い状態です。
サナエトークンはRaydiumという分散型取引所にて売買が可能になってました。solanaというブロックチェーン上に構築された分散型取引所にて売買するには独自に仮想通貨ウォレットを作成し、ウォレットと分散型取引所を接続しなければいけません。
サナエトークンの情報を知った僕は「おお、これは面白い」と思って、元々Phantomウォレットを持っていたのでそこにsolanaを送金し、solanaでサナエトークンを購入しました。
僕のように仮想通貨投資を普段から行っていて慣れている人であれば簡単に売買できますが、分散型取引所って何?solanaブロックチェーンって何?という一般人の方がサナエトークンを買うのはかなり難しい状況にありました。

溝口さん、まさにぃらインフルエンサーが一斉に宣伝

翌日の2月26日20時30分ごろ、Xにて溝口さん・まさにぃらインフルエンサーがサナエトークンを宣伝し始めました。
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宣伝と言っても購入を促しているものではなく、あくまでサナエトークンの説明に留めています。しっかり投稿文をリーガルチェックをしているようです。販売を促しているわけではないのが分かります。
一般的に、ミームコインというのはインフルエンサーが宣伝し始めたら最高値であることが多いです。
ミームコインというのはババ抜きに近いです。まずインサイダーの人たちで初期トークンを分け合い、一部の有識者インフルエンサー(仮想通貨に特化しているインフルエンサー) に話がいき、最後に一般的なインフルエンサーが情報弱者達に宣伝して嵌め込む。
これが一般的なミームコインの構造です。
ですが、今回溝口さんらの投稿によって購入者が急増したかというと、チャートを見る限り新規購入者はかなり限定的であったことが分かります。
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0.0116 SOLから0.015SOLに、約30%ほど上昇していますが、流動性の低いミームコインにしては上がり幅がかなり狭いです。
その後、2月26日~3月2日まではやや落ち着いたチャートを描いていました。X上も市場も落ち着いてたように思えます。

高市早苗首相による否定

落ち着いていた相場にいきなり爆弾が投下されました。3月2日に高市早苗首相ご本人がサナエトークンには関与していない、と発言。関与を否定しました。
高市早苗
@takaichi_sanae
SANAE TOKENという仮想通貨が発行され、一定の取引が行われていると伺いました。
これにより、サナエトークンは大暴落。
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僕は奇跡的にこの高市さんの発言の前に売却することができたのですが、それでも400万円の損失を被りました
高市さん発言の後に売却していたら600万円ほど損していたことでしょう。

Neu松井さん登場

高市首相の発言及びサナエトークン大暴落により、X上では大炎上。
この炎上をなんとか抑えるべく、プロジェクト側の人間が登場しました。
3月3日、いきなり新しいアカウントで「サナエトークンに関して全責任は自分にある」と言う松井健と名乗る人物が登場。
Ken Matsui
@neu_ken_matsui
「SANAE TOKEN」に関する責任の所在について の「Japan is Back」プロジェクトの一環として発行された「SANAE TOKEN」につきましては、トークンの設計および発行に至るまでの一切の業務について、私が運営する株式会社neuが主体となって行い、その責任を負ってまいりました。
新しいアカウントだったので「実在しない人間に罪をなすりつけて逃げようとしているのではないか?」みたいな推測も出ましたが、さすがに実在はしてそうです。
収益を受け取っていないことと、運営側アドレスの全公開を行い、誠実な対応をしているとアピールしました。
実際、誠実な対応をしている印象を受けました。

藤井聡教授も言及

3月3日、Japan is backプロジェクト側の人間である藤井聡教授もサナエトークンについて言及しました。
藤井聡
@SF_SatoshiFujii
このたび「Sanae Token」に関して様々なご指摘がなされておりますので、当方の立場をご説明いたします。 当方は、「Japan Is
トークンの販売等には一切関与しておらず、外部市場にトークンが流通していることも知らなかったとのことで、藤井教授の発言が正しければ藤井教授は完全に被害者側になるでしょう。


国家レベルの問題に発展

翌日3月4日に片山さつき金融相も国会にてサナエトークンについて言及。
Square profile picture
産経ニュース
@Sankei_news
サナエトークン、中道・伊佐氏が国会で取り上げる 片山氏「違反あれば対応」業者登録なく sankei.com/article/202603 サナエトークンは、格闘技「ブレイキングダウン」の運営会社幹部で投資家の溝口勇児氏が運営するユーチューブ番組が2月25日に発行した。

もはや国家レベルの大事に発展しました。
さすがに溝口さんもヤバいと思ったのか専門家を集め、情報収集と問題解決に奔走。
溝口勇児 | 連続起業家
@mizoguchi_yuji
関係者や専門家の方々と、今後の方針について引き続き話し合いを重ねています。できるだけ早く皆さまにお知らせできるよう進めていますので、もう少しだけお待ちいただけると嬉しいです。お待たせしてしまい、申し訳ありません。

結局その後、プロジェクトを終了する判断をすることに。

■Japan is backプロジェクト終了と補填対応
3月5日、ついにプロジェクト終了と発表されました。
溝口勇児 | 連続起業家
@mizoguchi_yuji
今回の騒動を受け、関係者間で協議と検討を重ねた結果、プロジェクトは中止する判断に至りました。 関係者の皆さま、そしてトークン保有者の皆さまには、多大なるご迷惑とご心配をおかけしてしまい、本当に申し訳ありません。
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NoBorder/ノーボーダー【公式】
@NoBorder_info
Japan is Backプロジェクト中止に関するお知らせ
 Japan is Backプロジェクトチームは、これまで進めてまいりました同プロジェクトを中止することを決定いたしましたので、お知らせいたします。
Readers added context they thought people might want to know
サナエトークンについての背景情報: 資金決済法63条の2(無登録営業)違反となる可能性に注意が必要です。 サナエトークンは、金融庁の少額免除規定(数量100万個以下・最小単位1000円以上等)を逸脱しており明確に「2号暗号資産」に該当し、DEXへの「流動性提供行為」が交換業に当たれば違法です。 また現職総理大臣の実名の無断利用によるパブリシティ権・肖像権などの侵害の可能性にも注意が必要。 laws.e-gov.go.jp/law/421AC00000… x.com/kinnikuben/sta…
Context is written by people who use X, and appears when rated helpful by others. Find out more.
補填の対応もするとのこと。補填に関する詳細はまだ現時点では未発表です。

結局何が問題なのか?

法的な論点は3つあると思ってます。

①サナエトークンで高市さんの肖像権を勝手に使ったこと

サナエトークンでは高市首相の似顔絵のようなものが使われていました↓
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肖像権には抵触するんですけれども、高市さん自身が非常に有名人であることから、実際に罪に問われるというのは難しいと思います。過去の判例から見ても有名人の場合、ある程度肖像権に関しては緩和される傾向にあります。

②交換業の登録をせずに交換業を行ったのかどうか

レイジウム(Raydium)というソラナブロックチェーンベースのDEX(分散型取引所)にて、サナエトークンが実際取引できて、僕もそこで取引をしたんですけれども、ここで取引できるようにしたことが問題視されています。
このレイジウムは分散型取引所ですので、日本での登録免許はないんです。ただ、そもそもレイジウムに限らず分散型取引所全般において、日本で登録する必要はないのではないかと思っています。日本に対して営業を行ってるわけでもないし、日本に拠点があるわけでもない。専門知識を持ってる日本人が勝手に売買できるようにしているだけなので、日本の仮想通貨取引所ライセンスの適法外の認識です。
なので、ここもよく論点に挙げてこれが原因で「逮捕だ!」なんて言っているXのアカウントも結構多いんですけども、これによって逮捕されたり、罪に問われる可能性は低いかなと思っています。一番の問題はリアルバリューですね。

③リアルバリューでの煽りが法的にどうなのか

サナエトークンを仕掛けているNoborderの溝口さんが同じくチェアマンを務めるREAL VALUEというyoutube番組にて、出演者のホリエモン・小塚さん・溝口さんらサナエトークンについて言及しました。
リアルバリューの中で堀江さんが「すげえトークン出すらしいじゃん」とか言ったり、サナエトークンの宣伝をしていたのは間違いありません。
ただし、「買ってください」「ここから買えます」等の直接的な言葉はありませんでしたので、事前にリーガルチェックを済ませた上でカンペを読ませたのだと思います。
これが「直接的な販売ではないから大丈夫だ」という説と、「いや、これだけかなり煽っているのだから、もはや販売だろう」という説があり、このあたりが大きな法的論点になりそうです。
後者のように判断された場合には、リアルバリューの代表である溝口さんが逮捕される可能性はあるかなと思いますが、個人的にはその可能性は低いと考えています。
以上3点が法的な論点になります。

結局、誰が悪い?

この事件、誰が悪いのか?と言われると難しいです。悪意を持ってプロジェクトを実行した人がほぼいないので。
溝口さん+Neu松井さんチームと高市さん後援会側との間にも認識の違いがあっただろうし、
高市さんと高市さん後援会側との間にも認識の齟齬があったように思えます。
一つ明確に言えるのは溝口さんが悪意を持ってサナエトークンホルダーを騙そうとしたわけではないです。
気になる人がいるとするとインサイダーであると思われるトークンホルダー達が「裏切り売却」してるんですよね。
具体的にはこの期間に売却している奴ら↓
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こいつらだけ明確に「悪意」があります。このプロジェクト全てこいつが悪い、というわけではないのですが、こいつらだけは運営と近いポジションにいながら「こんなクソトークン、将来性無いだろ」と思って売却しているわけで、「悪意」を感じます。
インサイダー情報を持っている人がサナエトークン上場後に売却しているので、株の世界であればインサイダー取引で速攻捕まってます
ちなみに、Solanaブロックチェーンに限らず、あらゆるブロックチェーンで誰が(どのアドレス保有者が)売却したかが分かるので、誰が損して誰が得しているのかは分かります。(僕が400万円損していることもブロックチェーンを見れば一目瞭然です。。。お恥ずかしい。)
なのでちゃんと分析すればアドレスは追えそうです。
溝口さんはアンチ溝口に怒ってる場合ではなくて、この裏切り者達を見つけて、この裏切り者達に対して怒った方が良いです。
まとめると、被害者にしっかり補填をすれば、正直大した問題ではないかなと思います。
かなり話題にはなってしまったんですけども、被害額で言うと、まあ言うて数億円程度、下手したら1億円いかないんじゃないかなというふうに推測してまして。25億円の被害だ!という方もいますが、多分そんなに被害無いです。
高市さんが言及したことで、日本全国で話題になってしまったわけなんですけれども、被害額や被害者の数は、実際にはそれほど多くないのではないかと思っています。
なので、金銭的にはサナエトークンを仕掛けた側のチームで被害者に補填をするということで、一定解決はするんじゃないかなと思います。
僕の場合は、3月4日のスナップショット前に市場にて購入・売却したので補填されるかどうかは不明ですが、補填されたら嬉しいです。溝口さんお願いします!笑
まあ今回の騒動で誰が一番損しているかと言えば100%溝口さんです。
リアルバリューやノーボーダーといったチャンネル、また会社自体の信用が傷ついてしまったことの方が、経済的損失がでかいはずです。特にNo borderはスポンサーも無く、明確なキャッシュポイントが無く豪華な出演者を揃えていたので結構赤字できついんじゃないかなと思ってます。
僕は溝口さんを恨んだりとかは一切していなくて、そもそもこれミームトークンなので、価値がいきなりゼロになる可能性があるというのは分かった上で投資してます。
投資というか、カジノのようなギャンブルに近い感覚でお金を突っ込みました。完全に遊びです。

最後に一言。

良い子は真似しないように!

ミームコインはいつ0になってもおかしくないトークンです。
僕みたいなお金の突っ込み方は良い子は真似しないようにしてください!
以上、ご精読ありがとうございました。
ご意見・ご感想随時いつでもお待ちしております。


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