2029年度に佐賀市に開学予定の県立大に関し、県は4日、設置しないとしていた売店に関し、キャンパス内に設置スペースを確保する考えを明らかにした。開学後、学生のニーズを踏まえて設置を検討する。県議会総務常任委員会で、基本設計を見直す可能性を示唆した。
県立大構想などについて審議した県議会総務常任委員会=議会棟
2029年度に佐賀市に開学予定の県立大に関し、県は4日、設置しないとしていた売店に関し、キャンパス内に設置スペースを確保する考えを明らかにした。開学後、学生のニーズを踏まえて設置を検討する。県議会総務常任委員会で、基本設計を見直す可能性を示唆した。
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昨年11月に県が公表した基本設計に、売店はなかった。大学周辺に近隣店舗があり、必要な商品を購入できる環境にあるとの認識を示していた。同12月の県議会特別委員会では、一部議員から食堂や売店を設けるべきとの意見が出ていた。
総務常任委で売店の設置について問われた中島健二政策企画監は、開学以降、学生が増えることで商品のニーズが増える可能性があるとし、「売店設置も対応できるようにしたい」と答弁した。「スペースを確保できないか、設計の見直しができないか、検討している」と述べた。食堂は設けない。
県は教員公募についても説明した。4月に公募を開始し、書類審査や模擬授業、面接などの選考を経て9月に内定を出す。適任者が不足した場合、8月に2度目の公募を実施する。選考のポイントとして、次世代の教育を大切にする人、学生の成長を支援できる人、多様な主体と協働する意欲を持つ人―の3点を挙げた。(山口貴由)