大学の卒業論文を書く際に、学生は生成人工知能(AI)をどの程度、どういった形で利用していいのか―。学生と教員が頭を悩ませている。生成AIの進化は速く、教員自身も研究での使い方に戸惑う中、学生に利用方法を具体的に示すのが難しいようだ。卒論の一部を生成AIに「丸投げ」する学生もおり、大学は対応を模索している。

 広島大(広島県東広島市)の情報メディア教育研究センターは昨年3月に卒業・修了した学生に生成AIの活用状況に関する調査をし、282人から回答を得た。卒論・修論執筆に生成AIを利用したのは128人で、うち53・1%が不安を感じていた。理由(複数回答)は