【備え】飼い主もペットも助かるために「同行避難」 災害時は誰が運ぶ?フードは?事前の準備を
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FBS福岡放送
東日本大震災では、多くの犬や猫などの命も失われました。あれから15年がたち、自治体が対策を進める一方で、飼い主の意識がまだまだ変わっていない現状があります。 【画像】飼い主もペットも助かるために「同行避難」 災害時は誰が運ぶ?フードは?事前の準備を【備え】
もしもの災害の時、家族の一員でもあるペットをどうするのか、飼い主の皆さんに聞いてみました。 ■街の人 「まだ準備は整っていないです。避難所の情報を調べておかないといけないなと思います。」 「(逃げるなら)近くの学校だろうけれど、犬が入れるかまでは確認していない。」 「えさのストックはしている。でも、災害の時にこれを持って行くってまとめてはいないので、その時にかき集めて持って行くことになると思います。」
北九州市八幡東区では3月8日、市民を対象に「ペット防災セミナー」が開かれました。 ■獣医師・大下勲さん 「あなたのペットを守るのは、行政でもボランティア団体でもない。あなただけです。」 自分の命だけでなく、ペットの命も守るためにどうすればよいのか、獣医師が避難行動や事前の準備などについて説明しました。 3月11日で発生から15年となる東日本大震災を教訓にするため開かれました。
15年前の3月11日。強い揺れの後に、巨大な津波が北海道から関東にかけての太平洋沿岸を襲い、多くの死者、行方不明者が出ました。 環境省によりますと、この時、犠牲になった犬は少なくとも3000頭に上るということです。 また、避難の際に飼い主と離ればなれになったペットも相次ぎました。
この時の教訓をもとに重要視されているのが、ペットとの「同行避難」です。 ■獣医師・大下さん 「今まで身一つで逃げていたのを、ペットを飼っているのであればペットを連れて逃げましょうというだけのことです。一時的に車の中に避難するのも同行避難ですし、津波が来る可能性があるということで高台に上がるのも同行避難。」 「同行避難」とは、災害時にペットと飼い主が一緒に避難することです。 北九州市では、避難所に同行避難した場合、原則、ペットは飼い主とは別の区画で過ごすことになっています。市によりますと、およそ500か所ある予定避難所のうち、9割ほどでペットの受け入れが可能だということです。