京大の前期入試、日本史探究で出題ミス 全員正答扱いで合否影響なし
毎日新聞
2026/3/10 14:06(最終更新 3/10 14:06)
416文字
京都大は10日、2月26日に実施した2次試験前期日程で「地理歴史(日本史探究)」に出題ミスがあったと発表した。市川房枝らが1924年12月13日に設立した「婦人参政権獲得期成同盟会(後に婦選獲得同盟と改称)」の宣言書に関して、正答を導けない設問があった。文系5学部(募集人員計796人)の選択科目で、945人がこの科目で受験していた。ミスのあった問題を全員正答と扱い、「合否に影響はない」としている。
大学によると、「宣言の時点で女性の政治結社への加入や政談集会への参加を制限していた法律名」を記す問題で「治安警察法」を正答と想定していたが、1922年の同法改正で成年女性の政談集会への参加が認められた旨を記載する教科書があるため、正答を導けないと判断した。試験翌日に予備校から質問書が寄せられて判明したという。
受験生には大学のウェブサイトで周知。「多大なご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます」としている。【太田裕之】
あわせて読みたい
Recommended by