「あれ?何これ…」
コンビニのお菓子の棚。
置いてあったのは
食べかけのチョコ。
店員の私はギョッとした。
袋のまま、かじったような状態で人が食べた跡にも思えない。
(まさか…ネズミ?)
いやいや、まさか。
でも謎は何日か後に解けた。
店内の乱れた商品を手直ししていた私、2歳くらいの
小さな子の姿が目に入った。
手には、薄紙に包まれた
小さなチョコ。
紙ごとむしゃぶりついて
歯で薄紙をちぎっている。
(あれ、この前もこの子かな?)
その子を連れて
急いでママを探す。
子供さんは、レジに並んでいる若い女性のところへ
駆け寄った。
「あの、すみません。
お子さんですか?
棚のチョコを食べていたので
こちらも会計をお願いします」
私が声をかけると
Mar 8, 2026 · 9:55 PM UTC
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「え、やだ。
それは要らないので」
耳を疑う言葉が返ってきた。
でも、そう言われて
黙ってる訳には行かない。
「お母さん。
当店もこちらは売り物でしてね。開けて食べられちゃったら
このチョコは
もう売れないんです。
そちら様のお子さんが
食べたわけなので、
店にも損害が出てるんですよ。
ご理解いただけませんか?」
私は粘って、理解を求めた。
” 自分には要らない ”
という理屈は、どうしても
理解したくなかった。
そのママは
私の顔と胸の名札を
ジロッと見て
ため息をつくように
「わかりました。
私が買えばいいんですね?」
そう言って、やっと
支払いをしてくれた。
「私たちとしましても
こういうことを申し上げるのは心苦しいのです。
小さなお子さんからは
目を離さないように
どうか、お願いします」
私の言葉に
「は?わかりましたぁー」
若いママは
また目を見開いて、私の顔を
ジーッと見ながら
語尾を上げた返事。
そしてはぁーっと息を吐いた。
とてもわかってる感じの
返事とは思えなかった。
こんなことがあると、
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ママタレントが
お店で子供さんがさわって
サンドイッチの形を崩したことで買取りさせられたことを
「子連れに厳しすぎない?」と
ブログで訴えた話を思い出す。
世間のルールって
そもそもが
ちゃんと厳しいものだと
思うのですが。
それを、子連れだからって
何もかも許していたら
それこそルール無用の人間に
育ってしまう。
私も子供を4人育てたから
お子さんがチョロチョロするのも、目を離すなと言われても
上手くいかない時があるのも
わかる。
だから、迷惑をかけたくなくてもそうなってしまうことも
わかる。
だから、だからこそ、
迷惑かけたら親が謝る。
その姿が一番のしつけになると
思っている。
お店に行ったら
勝手に棚のものに触らない。
お金払ってないものは
食べない。
お買い物はそれを教える
チャンスでもある。
間違えたら、親が教えて
親が謝る姿勢を見せる。
それだけで子供はルールを
覚えていくもの。
人は、お互いが気持ちよく
過ごすために
ルールを設けている。
大人は、難しいお勉強より先に
こういうルールを
子供に教えるものだと思うの。
良き市民、良い社会人に
育てることは大切でしょ?
私の思うことは
なにか違いますか?
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