◆ インド発祥の多弦胡弓「サーランギー(Sarangi)」類の話題をそっちのけに、世界でここだけ前代未聞の怪研究・珍開発の数々を発信し続ける異常ブログです。同楽器取扱いの急先鋒にして生物学者ならびに変態ケモナーでもある異常造形作家【川崎ピースケが執筆運営しています。
研究テーマ:1)楽器「サーランギー属」、2)海のダンゴムシの仲間「水産等脚目甲殻類」、3)多肉・塊根・平行、栽培から造花まで「珍奇植物」、4)原材料・愛玩対象としての「羊」 、5)獣人表現「ケモナー」 、等を題材としたデザイン論と実践、特に生物型や生物利用の意味について。議題は多岐に渡り、追究の範疇としてエログロを含みます。* 近年(2)〜(5)の構想がだいぶ具現化したので、2023年から(1)の分野に戻りアプローチを再開できる運びとなりました。
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【近業掬イ2026/2/14 】鬼は外! ホモは内! ふんどししてみるか大魔羅稲荷、の話



昨年末より製作過程をお目にかけてきた塑像が、ほぼほぼ完成じゃい。

細かな詰め仕上げに至れれば完璧だったんだが、持ち運ぶうちにどうせ傷が入るだろうし、
家の狐棚に安置する前までに直せばいいやの精神で、見切りをつけてお披露目に間に合わせました。

わりあい理想どおりの仕上がりで、これ俺が作ったんだっけか?と健忘を錯覚する瞬間がある。

 ケツ!

名称を『蔭間狐 (かげまぎつね) 像と致しました。

よう知らん各位は「蔭間」ないし「陰間」でご検索のこと。

稲荷神社に仕える眷属狐は多くの場合において雌雄のペアなのですが、
こちらは二頭ともオスで、尻尾がきっぱり誇らしげな黄金の大魔羅に化けてございます。
二丁目界隈のご商売繁盛、ケモボーイズのラブ成就にご利益ありと、江戸時代より伝わりし。

あくまで尻尾なりて、赤ふんどしを脱がせたお股には元来の金精さん&お稲荷さんがささやかに。

…って、まさにソコを造形中、偶然にも衝撃的ニュースが飛び込んで仰天しましたさ。
小学男児らに「包帯でふんどししてみるか」爺さん先生を逮捕!

…いやはや、調べに対し「男の子を見ると心がわくわくする」とのこと、
ふんどし姿にさせたいが為に男児と連絡を取り、川辺BBQ遊びに誘ったのだそうです。
ずぶ濡れてパンツ脱いだ尻へ優しく包帯を巻いてやる… そうらどうだ暖かいだろう安心だろう…
いかにも必然的なシナリオを考えたのやろうね。やったこと自体よりも段取りに赤面する(共感性羞恥)。
性嗜好について全く理解できないわけでもないが搾取的実践に及んでしまうと問題だわな。



あっ誤解めさるなよ。
私には、実在の小学生にふんどし履かせて眺めたい願望など丸っくそ無いんでご安心を。
稲荷の色っぽい狐くん達がふんどし締めて頑張ってるのを表現したかっただけで。
それに何や、ヤベぇ新興インチキ宗教を狂信し始めてしまったわけでもなく
美術造形の発露に神道をお借りしているまでで、信心は皆様やご家族がごく普通になさる範囲です。

明けましてとりあえず初詣に行っとくべ〜、デカ鈴ガラガラお賽銭チャリン柏手パンパン、
世界平和!金運UP!神サマ頼んます〜、の延長的研究にすぎない。




そもそもね、神が狐を遣わしむ=狐に神秘性をみる、この不思議さよ。

古来より近現代に至る習俗を紐解くほどに、習合・乱立・何のご利益・呪いの鳥居…と、
「稲荷」が相当フレキシブルで艶麗な創造性をもって信仰されてきた珍奇日本史を感じ入ります。

仏教系稲荷の荼枳尼天など、元はインド方面の羅刹・夜叉、のち性の女神へ華麗に転身しましたし、
遊郭街・吉原神社の元は稲荷5社、合祀と震災で狐は姿を消したが、NHK大河べらぼう放映を契機に、
綾瀬はるか演ずる狐さんに会いたいと、つい最近になって新品の奉納があったそう。
時代の求め、変節と畏れ、神秘と剽軽の性質から、厳格な他宗派には傍法だ邪教だと白眼視されとるわけです。

で、私はそこをアートやクラフトの領域に再投影する試みを致しておりますまで。
この方向性は出来れば本年中に ”日本のサーランギー” へ着地する心づもりにつき、
今後をご期待あれ。概寸は無論、収納リュックまで検討を済んじゃってるのよ。あとは作るだけ。

過去の作法の正確な踏襲ばかりが品行方正と、誰もが信じてやまぬでしょ?
それが嘘なんですよ、伝統には必ず創作が伴ってくる。



とは申せども、お稲荷に珍宝はさすがに不埒なこと。何卒お赦し願えますまいかと、
先日の初午(=はつうま。2月最初の午の日。今年は2/1日曜日)の過ごし方は、

開眼前の蔭間狐ペアを連れて、鎌倉が誇る狐だらけ神社、佐助稲荷へ再び。

初午の祝祭の儀、ご祈祷の端っこを賜ったんでございますのよ。

ご覧のとおり、のっぺら狐。初午までの完成は間に合わねかったのですが、
眷属デビューどうぞお手柔らかに宜しくのご挨拶を諸先輩方に。



顔見世だけなら近所のお稲荷でも事足りるのだけど、佐助さんに呼ばれた気がしてね。




地元に愛され、凛々しいお顔揃いの中、ご覧↓よ、心優しきどなた様が、

狐さんの首になんとまあ、十字架!

宣教キリシタン狐、ここに誕生す。多神習合ナニャドヤラって感じやね。

<ナニャ〜ド〜ヤ〜ラ〜♪ (青森)



佐助ついでに銭洗弁財天→源氏山公園を息抜き散策しました。

樹木の奔放な伸び上がりを眺めても、

ついついモダン派いけばな流の見立てを。

草月流もまた、抽象アートに臨むゆえ、華道保守派には (((…まぁ草月さんはネ…))) といった扱い。

新たなる領域に挑まんとする者、それなりの憂き目を覚悟とは、世の定めか。

うっせーぞ。こちとら気合い入っとんのぞ。
仏門に跪きながら、初午に狐の法被まで着てモヒカン頭とは、なんとまあ織田無道。

ヒト・モノ・ケモノにカミホトケを見抜くのが俺の生涯の使命なのだ。
使命に片足を着けておれば、音楽・工芸・生物・服飾と、分野の越境も自由自在。

     変態? 狂人? 俺はな、

  チミらとは生きてる意味が違うのだよ!


混ぜこぜテキトーけしからんと義憤の各位は刮目したまえ。
銭洗さんの裏道で見かけた碑の根元では、

どなた様のご勝手やら、無断プチ仏がご鎮座ですよ。

両手で来迎印らしきサインを結んでおられるゆえ、阿弥陀様かしら。 間違ってたら陳謝。
そこへ狐が角砂糖っていう。アミダ ≒ アムリタ(甘露) だけにってか?
見上げたおポンチ、頓珍漢な習合にこそ、日本の風景の醍醐味があるのである。
この調子でいつのまにサンタ人形でも置かれたら最高にナニャドヤラだね。


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鎌倉に次いで鶯谷、なるほど変態狂人の集い ”デパートメントH”では 、

2月オープニングの毎年恒例、「鬼は〜外!ホモは〜内!」の陽気な掛け声に合わせ、
クイーンさんが福豆(当たり付き)を観客に撒き散らす、じつに『オカ豆まき』が講じられました。
聖俗混淆ナニャドヤラ、ここに極まるだろ? コリが世界に誇る日本じゃい!

その頓珍魂グルーヴを肌に吸わせるべく蔭間狐らをデパチに同伴、
しかしいかにも野暮な桐箱入りではどうもと、急遽、近所のスーパーで段ボール箱を貰ってきて、
カラー布テープをバリバリ、(おい=ランドセル式神仏壇)を突貫で建立し、

KUHN VITAブースにまで押しかけお邪魔申し上げました次第。

 江戸屋さんinstagramストーリーズより

邪魔なデカ箱を背負ってきてしまって申し訳ありませんでした。
今後のパーティーご企画にさらなる福が、艶やかに煌びやかに舞い降りますよう…

見やれ、単なる運搬箱でなく笈に仕上げたおかげさんが功を奏し、はからずも、


何処の山の鵺(ぬえ)やら知れないケモ修験者の装束となったピースキー。
振り回している白いモコちゃん棒は、こうして携えているといかにも神仏具に見えるだろ?
いえいえ、払子(ほっす)でも大幣(おおぬさ)でもない、100円のハンディモップです。
狐に比べて備品の安普請は勘弁してや、急な思いつきで半日くらいで間に合わせたんだから。





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さて、引き続き世に生み出さねばならねぇものが山ほどあるので今回はこの辺で。
誰のために作る? そりゃもう、今はもう、神さん仏さんの為オンリーさね。
ピースケさんッ!! 自慢できる楽器を自分に無料で作って!! な承認餓鬼どもの為であるかっつの。

ああ、鳩の話もしたかったんだっけども、それもまた今度ポポ。

神仏にとって鳩もまた吉報の遣い、ならびに鎌倉散策といえば豊島屋本店の鳩サブレーだポポね。
そして地元・池上本門寺には不思議な鳩のお守りがございましてな。次の機会にお話ししようポポ。



ひとまずは蔭間狐ペアにお疲れさんの稲荷寿司をお供え。
お下がりを結局食っちゃうわけですけど。

4月のかなまら祭も拝ませたいのだけど毎年大混雑になるし、
毎年デパチ明けの午前中からだもんポポなあ。






【近業掬イ2026/1/28 】ナッツ爆食にっこりニコポコ狐憑き、の話



うう… 来月第1週のお披露目予定に、とても間に合いそうもないが…

今日はその最重要工程を。

写真手前・左右の白い塊が、いま突貫で製作している立像の胴体です。

ほか様々な縁起物、手前から奥へ、

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 |装束稲荷の御饌米、金箔、ホワイトセージ、
 |祖母と両親が財布に入れていたミニ不動尊・プチ如来・ミクロ恵比寿大黒、
 |池上本門寺の鳩守札、白笹稲荷の神札、
 |銀狐と御幣、佐助稲荷の霊狐泉の湧水、穴守稲荷の神砂、
 |島根の日本酒 ”㐂津禰(きつね)” 、装束稲荷の御朱印。
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最奥の黒いアヌビス像は常時ここに置いてあるだけで、
上記の縁起物とは無関係なんだけどせっかくだから一緒に撮ったった。
ジャッカルだし、ミイラ作りのだし、狐とも遠い繋がりがあるやもしらんです。

そうそう、この島根のキツネの日本酒が美味かったわー、リピート決定。
販売店でなく酒造さんから直接分けて貰いました。
毎年、太鼓谷稲成神社で仕込みの御祈祷を授かっているそうです。

俺、アルコール、よっぽど飲み会の時以外、自分ではふだん滅多に飲まなくて、
日本の優しい発酵食に親しむ名目で麹甘酒なら時々って程度なのよ。
でも新年の平穏を願って元旦最初にこのお酒を口にしたら、スーっと喉を通り抜けちゃって
少しずつ少しずつ戴いてるうちに結局殆ど、ビン底に少〜し残る量まで飲んじゃいました。
その少〜しをこれから使い切る。


まずはスマッジ、=セージを焚いて、内部に煙をくぐらせて清めてから、

折り畳んだ神のお札ミニ仏尊をぜんぶ包んで投入、

続けて穴守稲荷で賜りました清め砂と、

装束稲荷で頂きましたお下がりのお米を投入、

金箔… は稲荷とは別段関係ないんだけどね。
父が工芸材料に買った余りなのですが俺は金箔なんて全然使わないし、
捨てるわけにもいかないから意味ないけど同封しちゃうことにした。

続いて、お酒飲むときだけ使う銀のキツネ杯の中で、
佐助稲荷で汲ませて戴いた霊狐水

先述の日本酒カス金箔を混ぜてこれらも投入、

セージの葉っぱを少し入れて、

予めピッタシに作っておいたフタを閉じ、封をします。
土が乾いた頃合いにフタの盛り上がりを削り、全て隠してしまいます。

本門寺名物・鳩のお守りから取り出したお札は厚紙製のため、包みに使えず。
太いアルミの針金を支える台紙とさせて戴きました。

余った装束さんのお下がり米は硬めに炊いて食べました。

貴重品よ、先日12月31日にお参りしないと貰えない神前米よもん。




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さて、どんな作品に仕上がるのか?は今後をお楽しみあれ。
しかし今度の作は上記のとおり、いっそう神仏混淆甚だしく、本門寺に至っては日蓮大聖人、
稲荷は火を嫌うのに薬草炊いてネイティブアメリカンとは。

無理解混同けしからん!と明確厳格なる神仏分離をご忿怒各意の、ばかやろう

お寺と周辺をよくよく詣でてご覧なさい、お稲荷がいっぱい御座いますよ?
かの円空でさえキツネ顔の稲荷大明神を彫り遺したくらいですし、
北米先住民間ではコヨーテは聖獣なわけですから。

“八百万やおよろずの神” のイヌ科的牧歌性・非排他性とでも申しますか。


そんなわけで私は無所属遊行の仏者ながら稲荷神社にもたびたび参じます。

仏教の諸行無常観、ならびに神道のアニミズム観の日本民俗学的習合に注目し、
とりわけ神使・眷属としての動物の在り方をテーマとしているまで。

特定宗派の狂信者ってワケじゃないんで、妙な勧誘しませんゆえ、どうぞご安心を。
なお日蓮宗は私でなく祖母が熱心でした、南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経。
初詣毎に鳩のお守りを買う我が家の習慣を、今も続けているんです。
この鳩の話は次の機会に改めてお話しするとしよう。

習合… 混淆… や、実際、我が国における仏と神の生真面目な適当チャンポン感ときたら、
ある意味では非常に我が国らしい、良い加減なイイカゲンさの発露とこれを申せまいか?

そこへヒョコンと飄々と、  怖カワ動物の姿あり。
いつ考えても不思議に思うんだ。静謐と研ぎ澄まされるべき教義各々の傍に、何故。
けだものは、神か、仏か。はたまた、魔物



表裏一体なればなり。ときに、何やらしばしば目に耳に入る、やれ、

「邪教を崇めてはいけない!! 穢れた神仏を拝んではならない!!
我らの正しいお導きのみを信じよ!! さもなくば地獄の祟り罰が下るであろう!!」

っていうの、そんな脅してくる時点で本末転倒じゃないのかと思うんだよ。

寺務所・社務所によってはご朱印帳の神仏は分けなさいと、対応を拒むそうだ。
元来をいえば分ける意味はなく、フォークの背にライスを乗せる正しさと似た、
信心そして行脚の心とは程遠い独自解釈の態度ではある。
ただ、混淆を好まぬ厳しい御方が務めておいでなのも事実だ。
ついては帳面は分けるが賢し。あまりに無作為というのもね。

そも、今の御朱印って、スタンプ全っ部集めちゃお☆ラリーになってるでしょ?
さらには最初から転売目的の輩さえも跋扈しているのだとか。
粗雑な客に無下な応対を強いられ続ければ書き手だってそりゃあ辟易もしますさ。
断られたなら断られた、叱られたなら叱られたという出逢いを受け留めるまで。
頼んでおいてド下手ガッカリ酷いとは何様ですか。むしろ御縁、御馳走ですよ。

ことに近代、無信心ならまだしも、あまりにも思索しない・哲学しない態度がまかり通っておる。
スマホ凝視しては「癖強くて思想強くて草」と冷笑を決め込み、かりそめの賢さに自惚れておる。
失敗が怖い、冒険が怖い、己の無能を見抜かれるのが怖い、だけのことではないかね?

…Shit!! Bullshit!!
敢えて宗教に入れとは申さぬ!! ましてや改宗せよとも申さぬ!!
しかし諸君!! ”なぜ生きるか” を問い!! その指針とは!! 道しるべは何かを!!
この混沌の時代にこそ!! 躊躇も盲信もなく!! 熟考すべきではなかろ\ デ ュ ~ ~ ♪ /







   \ デ ュ ~ ~ ♪ /


先日、太鼓をいっしょうけんめい頑張りましたので、


太鼓をいっしょうけんめい頑張りましたごほうび賞に、
カシューナッツをしこたま貰うことが見事確定した、ニッコリにこにこニコくまお。

ひいては見事なまでにカシューナッツんとこばかり爆食ニッコリぽこ熊のご到来だ。
この緩みきったニコポコ具合には、さすがの丹古母鬼馬二さんもびっくり顔。

みたまえ。太鼓をいっしょうけんめい頑張りましたからといって、
太鼓をいっしょうけんめい頑張りましたご褒美賞にしこたま賜りしカシューナッツを、
きみはそうやってカシューナッツんとこばかり爆食ニッコリにこにこニコポコくまおなのだ。
あまりの純真無垢具合に、さすがの佐村河内守先生もあきれ顔。

きみはいったい、カシューナッツがどうやって木に実るものか、知っているのか?
当該ナッツが如何にしてカシューなる樹木に結実を果たすか、存じ上げ尽くしておるのか?

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 どこまで行ったんだ?
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おかえり。デュフフ、やはりこういう類のフジッコお豆さんと早合点しちょるがに。
わざわざドライ豆フラワーを摘んできてくれて申し訳ないが、カシューナッツはこういう豆ではない。
まさにその幻覚こそがきみという熊の知性の限界と申せよう。


あのね、くまくん。
( ←google画像検索 )
カシューナッツってね、こういう木の実なの。

で、ナッツはこの中に入ってる。くまくんが食べてるのはここ。

でもこの、まわりの、かたいとこは、さわっちゃだめなの。

さわると、かゆい、かゆい、に、なっちゃうんだ。

わかったかい。これが、カシューナッツなんだ。



デュッハッハッハ、やっぱり、ぽっこり、ミニくまお。
そんな顔にもなるのも無理はなかろうて。くじらも、びっくり、ぎょうてん。

まさに今この小さな熊の子は、衝撃の真実を知ったのだ。
真実を知ることによってのみ、子熊は衝撃を知るのだ。
衝撃を知ることでしか、我ら生類は真実を知り得ないのだ。


                \ ブ ー ! /


ひきかえ諸君の、その、正月からナッツ爆食なまけ熊のだらしないていたらくといったら!
そんなことだから、なけなしのお駄賃を玉乗りピエロにくすね盗られるのです。

したがって諸君は今後、なかよし公園のベンチを占拠して寝てるフリーダムおじさんの、
親指の爪でこそいだ小鼻の脇のニュル皮脂のみが、朝食ビュッフェのマーガリンとなろう。
おじニュルねっちょり香ばしブレッドで、天へも駆ける美味しさを。さぞかし。













    サ ー ラ ン ギ ー 図 鑑     

★バイオリンは皆さんご存じのあの形状にほぼ定まっています。しかしサーランギーは製作者・時代・地方によって様々な自由形が存在し、今なお進化を続けています。特に弦数や配線は個体によって全くまちまち。これは、先人に学んでこう作らなければならない・本場の本家本元ではこれが正しい・こうでなければ本物の価値が無い、といった固定概念に縛られていないためです。ひとくちに捉えられないそれらをサーランピーでは「サーランギー属」と総称しています。

こうして並べますといかにもアジア諸国調査で得られた現地サンプルに見えますが、なんと殆どが日本国内で発掘されたものです。日本人の技術で修理を施しました。…そう言われると急に萎えますでしょう? みんな興味本位で取り寄せて結局すぐ手放しちゃうからこういうことになるのです。

しかもこの中には当方が捏造したオリジナル楽器をまことしやかにねじ込んであります。果たしてどれが現地の風薫る本家本物のお宝で、どれが世にもいかがわしい贋作か? 鑑定やいかに?…といったこだわりは、どうにでもなることですし、実のところどうでもよろしいことなのかもしれません。



チーペスト号  名古屋の誰だ号  結局ウチに号  

ボロ号  55号  黄泉号

グランピエ号 ジョギヤ 前方後円ジョギヤ 

カリマンタン号 恵さんでしたか号 そそるスリム号 

ドードゥロバナム ドゥカン号 サランガ

サランガ・ペタンコ エレクトリック チカーラー

チカーラー(近代版) サローズ アフガンサリンダ

ネパリ くさっぱら号 さらん弓(さらんきゅう)

サランダ  擦弦仮面 ダルマサンガ サランダ

ディルルバ エスラジ タール シェナイ

エスラマ ベラバハール カマイチャ

ラーヴァナハッタ ペナ エスラール
プールヴィーナ バリアジアン号 サラウドン
ストゥーパ号 ドドバシキメラ





    文 化 へ の 冒 涜 で は ?     


サーランギーの化石(カンブリア期)


いいえ、全く冒涜にはあたりません。サーランギー属は進化を歓迎し、地域毎に異なる展開を許す楽器群です

民族学・民俗学では、創作の混入は許されず、ありのままを正確にサンプリングすることで解明に努め、敬意を払います。つまり研究者はあくまで傍観者、せいぜい中途参加者であって、真の当事者にはなれません。研究者が自ら文化に手を加え、研究対象を自分自身とし、文化の歴史を塗り替える、これが許されるなら何だってやりたい放題になってしまいます。そのため研究者は、専門性・正確性への拘りにばかりにプライドを置き、しかし自分では大した表現が出来ない、融通の効かない方向へと人格形成されがちです。異文化理解を唱える本人が無理解とは皮肉なもの。サーランピーではこの状態を「スウェーデンポルノ女優のスリーサイズを精緻に暗記した童貞」と呼び、陥らぬよう自戒しています。

だども、オラ、この楽器がこの島でどう進化すんだか夢みちょる真ッ当事者の日本民族だで。何をどう作ろうと直そうとオラほの自由だ。オラが村の遊びがまんまこの楽器の進化の歴史になるだ。「インチキ業者」「思い上がるな」「現地の文化に失礼」「1人で騒いでるだけ」とお感じなのは、ひとえに貴方の心が許さないから。なにせその現地をはじめ世界各国からウチ宛てに「サイトを見た。修理はできるか? オリジナル楽器のオーダーは可能か?」と打診が来ます。もちろん断りますよ。てめーでやれっ。もしくはてめーの村の良さでやってみれっ。…そうすることがいつしか文化となるのだから。