P「うっ……ここは……?」
P(なんだこの部屋は……草?が多いな……頭が痛いし記憶がない……飲み会とかあったっけか……?)
円香「おはようございます」
P「ん……? 円香……?」
P(待て、俺下着しか着てない?)
円香「はぁ……責任、とってくださいね?」
P(俺は……俺は一体何をしたんだぁっ!?)
P「――ってことがあってな。もしかしたら俺は辞めることになるかもしれん」
咲耶「早まってはいけないよ、プロデューサー。まずは円香に何があったかを聞かなければ。デリケートな問題だから、答えてくれるかはわからないけれど……」
P「そうだよな。とはいえあの発言からすると、つまりそういうことだよな……」
咲耶「アナタが悪いとは限らない。円香が襲ったのだとすれば、円香に非があることになる」
P「とは言ってもな……あ、凛世。お疲れ……って日本刀を持ってどこへ行く気だ? 凛世、日本刀は置いていきなさ凛世、凛世ーッッ!?」
咲耶「心配しないでくれ、私が後を追おう」
P「ああ、頼む咲耶……ってサーベルなんか持ち出して何をする気だ、それは置いていきなさ咲耶ー、咲耶ーッッ!?」
冬優子「話は聞いたわ。ふゆに任せなさい」
P「冬優子! さすが頼りになる……腹にダイナマイトみたいなシルエットがないか?」
冬優子「証拠は残さないわ……アイツを殺してふゆも死ぬのよ……!!」
P「ちょ、何を言ってるんだ冬優子!? 待ちなさい冬優子、冬優子ーッッ!?」
果穂「何かあったんですか? みなさん武器を持ってましたけど……」
P「ああ、果穂。俺にもよくわからな――」
果穂「ハッ……! 悪の怪人が現れたんですね!」
P「いや違うと思うぞ」
果穂「こうしてはいられません! このジャスティスソードで倒してきます!」
ジャスティスソード『ジャスティス!』
P「待て果穂、なんでそんなの持ってきてるん……待ちなさい果穂、果穂ーッッ!?」
――その頃 レッスン場のノクチル
透「あつー……休憩ー」
円香「ん」
小糸「お昼ごはん、食べよっか……! 朝買ってきたんだ!」
雛菜「円香先輩には〜、エビ天おにぎりとエビフライ弁当〜」
透「よかったじゃん、樋口」
円香「よくない。最悪。しばらくエビ食べたくない」
小糸「え……円香ちゃん、何かあったの……!?」
雛菜「いっつもエビ食べてるのに〜?」
円香「いっつもは食べてない。ちょっと色々あっ――」
バタンッ!
小糸「ぴ、ぴぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜っっっっ!!!!????」
雛菜「なんかいっぱい来た〜。みんな武器持ってる〜」
凛世「討ち入りに……ございます……」
透「え、何?」
咲耶「君たちに危害を加えるつもりはないんだ。用があるのは円香だけだからね」
果穂「円香さん、悪いことをしたんですね!!」
円香「……はい」
冬優子「正直に話してくれたら少しは楽になれる(死ねる)よ♡」
円香「……実は昨日――」
――――――
P「よかったな円香! 今日のディレクターさん、とても誉めてたぞ!」
円香「まあ、あんな雑学番組でアイドルに求められてることなんて、笑顔で『へぇ〜そうなんですね〜』って言うことですから」
P「ははっ、それじゃあ俺の雑学もそんな感じで聞いてくれたりするか?」
円香「どうぞご勝手に、ミスター・豆知識」
P「こないだ知ったんだけど、エビの尻尾ってゴキブリの羽と同じ成分――」ゴンッ
――――――
円香「ゴキブリとか言うので……反射的に殴ってしまいました」
冬優子「それで気絶しちゃったんだ……」
咲耶「完全にプロデューサーが悪いね」
凛世「ですが……起きた時……下着姿だったと……」
円香「家を知らないので仕方なく私の家で寝かせることにしたのですが……スーツ姿で寝かせるのもと思い、かといって合う服もなく……」
冬優子「それは確かにしょうがない……のかな……?」
透「エビ食べたくないって、そのせい?」
円香「そう」
透「……あげる。クリームパン」
凛世「おにぎりしか……ございませんが……」
咲耶「カツオのたたきでよければ、食べてくれ」
冬優子(ダイナマイトしか持ってない……ま、いっか。別に何も渡さなくて。服脱がしたのは事実だし)
果穂「ということは、悪いのはプロデューサーさんだったんですね!」
P「あれ、みんなここにいたのか。武装して出ていくから何事かと――」
果穂「正義の力が悪を裂く! くらえっ、ジャスティスソーォォォド!!」
ジャスティスソード『ジャスティス!』
P「お、俺が何をしたって言うんだぁっ!?」
円香「責任とって全部食べてください。エビ」
これは100%プロデューサーが悪いので食用ゴキブリの刑に処すべき