CHANGE!
頭の悪い話inカルデア。キャラ崩壊。ねつ造過多。頭の悪い文章。少女漫画全開。細かいことを何も気にしない人向きの文章です。
狂王黒弓も書きたかったのですが分量の問題で割愛。設定は何番煎じか分からない入れ替わりネタ(同一人物だから入れ替わりというのかすら…)
漫画向きのドタバタ話を無理矢理文章にしているので影弓、弓、三人称と視点がパカパカ変わります。分かりづらくてすみません。
入れ替わりの話ということでCPも入れ替わります。タグをどうつけるか迷ったのですが最終的にはキャス影弓、槍弓でハッピーエンドですので、特にそれ以上のタグはつけていません。
内容が纏め切れずに続き物になっています。日を跨いで書いています。誤字脱字、噛み合わない設定等があるかもしれません。ご容赦ください。
2025/11/28
※続編はHPにて公開しておりましたが、「続きは何処…?」等の問い合わせが多く、かえって迷惑をおかけしましたのでまとめました。文字数が多く、読みづらいとは思いますがご容赦くださいませ。
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何故そんなことをしたのかと問われれば、互いに血迷ったとしか言いようがなかった。
ただ、少しだけ面白そうだと思ったことは正直に白状しよう。
これは私と、キャスターのクーフーリンが気まぐれに特異点Fから連れ帰ってきた私の影との、ほんの悪戯心から始まった――そんな話だった。
* * * * *
「いい加減離れろと言っている!!」
エミヤの怒鳴り声が狭いマイルームに響き渡る。
その台詞は掃除中のエミヤの腰に巻き付いて離れない槍のクーフーリンに向けてのものであった。
「嫌なこった。俺のとこ来て何始めるのかと思えば掃除なんかしやがって…そんなもんいつでもできるだろーが」
「君がやらないから私がやっているんだろう!!」
クーフーリンの主張は、恋人に向けての極真っ当なものであった。
せっかくのオフ。彼氏の部屋に遊びに来たのだからイチャイチャしようと、そう言っているのである。
だが、生憎と部屋数が限られているカルデアでは一人部屋を宛がわれることは少ない。
槍のクーフーリンは魔術師のクーフーリンと同室だった。
加えて、エミヤという男は素直じゃない性格だ。いくら同一人物とはいえ人前でイチャつくことを嫌がる。
イチャつくにも程度はあるが、少し触っただけでも手を叩き落とすという容赦の無さなのである。
その為、いつも槍のランサーはエミヤ成分が枯渇していた。ならばクーフーリンからエミヤの部屋へ訪ねていけば問題は解決…でもないのである。
エミヤの部屋にはキャスターが特異点Fから連れ帰ってなんとか零基を構成して復活させた影のエミヤがいるのである。
エミヤをシェアする気のないケチな槍のクーフーリンに耐えかねての暴挙だったが…
魔術師のクーフーリンはそこまでしておきながら影のエミヤには不思議なほどに素っ気ない。
「まぁまぁそうカリカリすんなって」
ちゅっと槍のクーフーリンはエミヤの頬に触れるだけのキスを送る。
槍のクーフーリンのエミヤとの今日の触れ合いは、それが最後となった。
狭いマイルームを回転しながら吹き飛んだ槍のクーフーリンの彫刻のような身体はそのまま壁に叩き付けられ、その衝撃で気を失う。
エミヤは怒って部屋を出て行ってしまい、気絶した槍と、本から目を離さない魔術師のクーフーリンと影のエミヤ三人になってしまう。
「キャスター、羨ましい」
「…そうかぁ?」
影のエミヤがそう呟くと、心底分からないと言う風に魔術師のクーフーリンが溜息を吐く。
先程から全く文字から視線を外さないキャスターに、影のエミヤが自分にもとキスを催促するが取り合ってくれない。
「君も私の頬にキスしていいぞ」
「おう、後でな」
そう言って、してくれたことは今までに一回もない。
それが分かっているから影のエミヤは拗ねた子供のように頬を膨らます。影のエミヤが立ち上がってエミヤの後を追うように部屋のドアへ向かう。
「私も部屋へ戻る」
魔術師のクーフーリンに引き留めて欲しくてドアの前で一度部屋を振り返れば、当の相手はこちらにチラと視線を向けて、また何も言わずに本へと戻してしまう。
その態度に腹が立って、影のエミヤは魔術師のクーフーリンの頭上にタライを投影する。
「投影、開始」
ゴゴンという音と共に読書中の彼の頭にタライが直撃した。全く警戒していなかったのかモロに食らったキャスターのクーフーリンは、そのまま地面に這いつくばる。
どうやら気を失っているみたいだが、同情の余地はないと影のエミヤはそれを放って彼氏の部屋を後にしたのであった。