再会そして勧誘
や・・・やってしまいました・・・!エルフ槍弓二つ目投下です・・・!イヤこれどうしよう!?ご都合主義です!!許して!書いててなんかもうグルグル・・・!tkl様は快く許して下さいましたが、こんな長編臭いもの最後まで書ける自信なんかない・・・!でも妄想は止まらないの!誰か代わりに書いて!無駄設定だけはあるから!ワラ
あ、今回はただダラダラしゃべってるだけです。んで凜ちゃん登場。ついでに4次の美貌のあの人も出しちゃいました。・・・ZEROしらねーのに・・・。うぃきせんせーに頼りっぱなしですwwwこんなんですが、よかったらどぞー。
おおお!タグ弄りありがとうございます!!ほ、ほんとにエルフがエロフに成らなくても大丈夫なのか・・・。というか、私がエロイ二人が見た・・・(死)
タイトルもいい加減考えなくては・・・(-_-;)
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8/13ひいいいい((((;≡д≡;i)))) ル・・・ルーキーランキング44位らしいです・・・!!どうしよう!?てゆか、ありがとうございます!着地点もモヤッとしたままで開始してしまいましたが、妄想を形にすべく頑張りますーん。
おっときがついたら10月だぜ!(ノ゚⊿゚)ノギャ!!
色々迷ってたんですが、ちょこっと設定を変えます。本編には全く関わらない予定の設定なんですが(それを無駄設定と人は言う・・・)FGOはじめてからこっち色んなこと学習してるもんで・・・。知識はアニメ位しかなかったのでね。あとはうぃきせんせー。で、クー・フーリンは3兄弟の末子にしてたんですが、真ん中に移動。1キャスニキ・2槍ニキ・3プロト槍の3兄弟になります!
上下二人は出す予定無いんですがね・・・。だって、出したら話が伸びる・・・。特にキャスニキは(自分が気に入ってるから)ガンガン絡んできそうだもん・・・。メンドクサイことになりそうなので、出さない予定です。
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赤の魔女はここ最近忙しい。
もうしばらくしたらここシンダールの街で結構大きな祭りがあるらしい。そのためか街中に浮き立つような空気がある。
準備という名目があるのだろう。いつも以上に多くの商人が出入りしているのが分かる。結構な稼ぎ時なのかもしれない。
人が増えれば、どうしても治安が不安定になる。商売の場所取りや、値段など、あと単純に肩がぶつかったのなんだのと小さな諍いが増える。
一つ一つは大したことのないない些末事だが、頻繁に起きるようになればいずれ大きな事件に発展する可能性がある。
なので現在は、非常にこまめに巡回警邏が行われている。小さな火種は小さなうちに消しておくためだ。
それに合わせて普段は城詰であるはずの騎士団の面々が、街中を歩くようになった。
人手が足りないため駆り出されているらしいのだが、滅多に見かけない極上の男どもの登場に街の女性たちが色めきたった。
差し入れを口実に彼らに近づきたい女性たちから、魔女の元へ様々な注文が舞い込むようになったのだ。
疲労回復やリラックス効果の高い薬を欲しがるだけなら兎も角、惚れ薬や媚薬などといった胡散臭い注文も飛躍的に上がっている。
薬を提供する側としては『そんな都合のいいものがあるか!』という気持ちはもちろんある。しかし無いとも言えない。
こういった仕事は信用が重要なのだ。
大変申し訳ないが「効果のほどは保障できませんが・・・」とか「お互いの真心が通じ合っていればきっと・・・」などこれまた胡散臭い宣伝文句を言う羽目になる。
誰よりも自分が信じていないので、歯が浮くというより舌がもげるのではないかと思ったりする。
それでも大枚はたいて購入するツワモノがいるから驚きだ。
有難いのだが、本当にそれでいいのかと首をかしげてしまうあたり、彼女の人の良さが伺える。
「ほんともー・・・早いとこ過ぎてくれないかしら」
ブツブツ言いながら、ゴリゴリと薬を調合していたところで、店の扉が開く。カロン・・・とまろいベルの音に魔女は顔を上げた。
「あっ!ごめんなさい。今日はもう・・・」
「もう店じまいとは、いささか早いのではないか?リン」
入って来た男がフードを取り払う。リンと呼ばれた赤の魔女の表情がぱあっと明るくなる。
「アーチャー。良かった!頼んでたハーブは?」
「持ってきたとも。足りるかね?というか、エルダーフラワーはともかくこんなにマジョラムやアンゼリカがいるのかね」
マジョラムは高いリラックス効果を持つし、アンゼリカは血行を促し体を温める効果を持つ。
女性には嬉しい効能だとは思うが、基本あまり体調を崩さないエルフに、薬効の高いハーブは必要ないと思っているアーチャーだ。
不思議そうにつぶやく男に、リンは色々ねーとあいまいに笑う。
アーチャーが取ってきてくれたハーブや薬草などを丁寧に検分しながら、赤の魔女は頭の中で薬効の組み合わせを考える。
今回持ってきてもらったハーブは、胡散臭い『惚れ薬』に混ぜ込んでみたらどうだろうと考えている物も多い。
薬の効果などで誰かが誰かに本気で惚れるなどありえない。そんな心に作用するような危険な薬を販売するつもりはない。
ただ、対象者がそれを口にした後、体を温かく感じたりするくらいで勘弁してほしい。
もちろん目に見えての効果などは期待できないので「効果ほどは保障できませんが・・・」となるのだが。
それにしても、と、褐色の顔を不機嫌そうに顰めて、アーチャーはため息をついた。
「人出がすごいな。何かあるのか?」
やれやれと肩を落とす。この様子では通りで散々揉まれたのだろう。
人ごみが苦手な彼の事だ。さぞうんざりしながらここに来ただろうと思い、リンは小さく苦笑する。
「もうすぐお祭りなんだって。騎士団が出てるから、もー大騒ぎよ。特に女性の間で」
言いながら、扉へと向かい、前に置いてある看板を営業中から準備中へとひっくり返す。
これでよほど緊急の用事でもない限り、来客はないだろう。
女性の間で?と、さらに怪訝な顔をした男に、リンは肩をすくめる。
「あのねぇ。顔と、稼ぎの良い格上の未婚の男がウロウロするのよ?分かるでしょ」
そこまで言われてやっとアーチャーは、あぁと納得したような声を出す。
変に幼いその表情にリンはため息をついた。
アーチャーはハーフエルフであるため、初めから他人と深く関わる事を避けている。
その容姿と色彩のため、すぐに迫害の対象となってしまう。それは親しくしてくれる相手にも被害が及んでしまう事も少なくなかった。
自分の所為で、自分に優しくしてくれる人が辛い目に合うことに誰よりも傷ついたのはアーチャー自身だったのかもしれない。
一時期リンの傍を離れて、旅に出たこともあるくらいだ。
出て行った少年は帰ってきた時には、精悍な青年となっていた。
とにかく驚かされたのは卓越した剣と弓の腕だった。特に弓に関しては、未だ外した所を見たことがなくらいだ。
元々センスは良かったのかもしれないが、とにかく弓は回数を引くことで上達すると聞いている。
アーチャーの両掌は、何度も皮が剥けた事を想像させるような厚さと硬さを持っていた。
あまりに痛々しいので、リンはアーチャーが嫌がることを知っているが、実験台になれと言って手をマッサージしたりしている。
外に出る時はフードを目深に被るし、着ている服もほとんど露出がない。印象に残りにくい地味な様相を心掛けていることが分かる。
リン一家と一緒に暮らしていた時には、見られなかった気遣いだ。
離れている間に、色々あったのだろうが多くを語りたがらない彼のために余計な詮索は控えている。
いつか、話してくれればいいと思うけれども。
「あ、そうそう。今度ねお祭りに合わせてクッキーを作るつもりなの」
ポンと両手をたたいてリンが思い出したように言う。アーチャーは軽く目を見張った。
「ほう?」
リンは決して不器用ではないのだが、時々とんでもないうっかりミスをやらかす。
料理などの時には、よくその手腕が発揮されるので、実はあまり料理をしない。その分、アーチャーが細々と世話を焼いている。
別段調理自体嫌いではないし、美味しいと笑顔で食べてもらえるのは、実はうれしかったりするので、特に不満は無い。
「よろしくね?」
自分に丸投げする予定らしい。にっこりと笑う様子に、アーチャーは肩を落とす。
「リン・・・君は私を何だと思っているのかね・・・」
「私のアーチャーだと思ってるわよ?」
極々当たり前のように言われて、アーチャーは小さく噴き出した。
「まったく・・・君にはかなわないよ」
クスクスと笑いあう二人はまるで年の離れた兄妹のようにも見えた。
「ちょっと待ってて。何種類か粉を貰ってるの。持ってくるから、あなたが使いやすいのを選んでね」
そういって、リンは奥へと引っ込んでいく。
忙しなく動く小さい背中をアーチャーは苦笑と共に見送った。