インタビュー

東大病院の汚職事件「医学界全体の問題」 医師と企業の不適切な関係

有料記事

聞き手・武田耕太
[PR]

 東京大学医学部付属病院の関係者による汚職事件が、相次いで発覚した。循環器内科医で「赤い罠 ディオバン臨床研究不正事件」の著書がある桑島巌さんは「問題の根は深い」と語る。話を聞いた。

 ――東大病院皮膚科の元教授(懲戒解雇)らが2月、収賄罪で起訴されました。共同研究をめぐり、便宜を図ったことの見返りに、一般社団法人代表から高級クラブなどで接待を受けた、と。

 深刻な事態だと考えます。この問題は、契約後に金銭トラブルが生じて民事訴訟に発展し、週刊誌が逮捕前から報じていました。大学は早くにこの事態を把握していたはずですが、逮捕されるまで社会に対して何ら説明責任を果たさず、放置していました。

 ――昨年11月には、東大病院の整形外科医がメーカーから賄賂を受けたとして逮捕され、その後、起訴されています。

 いずれも、「利益相反」にかかわる大きな問題があります。

 研究者が患者さんや社会に与…

この記事は有料記事です。残り1413文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

【スタンダードコース|デジタルのみ】今なら4カ月間月額200円で読み放題/再入会は500円!詳しくはこちら

【ダブルコース半年割|宅配購読者限定】今だけ超特価!はじめの4カ月間は月額100円!詳しくはこちら

この記事を書いた人
武田耕太
編集委員
専門・関心分野
医療・健康、こども政策

関連トピック・ジャンル