「賄賂と思ったことない」公共工事めぐる贈収賄事件 前建設課長が初公判で内容否認
収賄の罪に問われているのは、小国町の前建設課長 小野昌伸被告(61)です。起訴状によりますと、小野被告は建設課長を務めていた2023年6月からおととし12月にかけて、町の建設会社「伊藤組」の元社長・伊藤英志被告から飲食や宿泊あわせて29回、約52万円相当の接待を受けたとされています。
検察は小野被告が「町が発注する土木工事などの指名競争入札をめぐり、小国町建設業協会に所属する伊藤組など9社を参加業者に選定したことへの謝礼などが目的だった」としています。3日の初公判で小野被告は「便宜をはかっていない。飲食を賄賂だと思ったことはない」と述べ、起訴内容を否認しました。弁護側も9社の選定は小野被告が建設課長に就任する前から続いていたもので、便宜はなかったとして無罪を主張しました。
一方、接待を行ったとされる伊藤被告は2月17日の初公判で起訴内容を認めていて、検察は懲役10か月を求刑しています。