エミヤ、休暇を貰う
どうも!中華風肉じゃがです!
ネタがねぇ!ということで思いつきでーす。
なんとなくで書きましたので確実に後で書き直します。
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注意!
駄文、誤字、にお気をつけて下さい。
今回はメルトじゃないです。
久々にstaynightです。
それではどうぞ!
桜「先輩、先輩、起きてください。」
いつも通りにあの地獄のような夢から覚める頃、いつも通りに後輩がオレを呼ぶ声がした。
目をうっすらと開けるとやはりそこにいたのは、紫色の髪をしたオレの後輩だった。
士郎「あぁ、おはよう桜。」
桜「はい、おはようございます。先輩。」
髪を耳にかける仕草をしながら桜はそんな事を言った。
今日もまたそんな普通の一日が…一日が…アレ?
士郎「なぁ、桜、今って西暦何年…」
桜「はい?今年は二〇〇一年ですよ?去年はノストラダムスの大予言だ〜とか、そういう話が多いですよね。それがどうかしましたか?」
やっぱり…
も、もしかした…ら…
途端、オレは洗面台まで走り出し自身の顔を確認した。
士郎「な、な、な…なんでさ!!!」
そう、なぜかオレ…いや、私、英霊エミヤは昔の衛宮士郎の体までタイムスリップしているらしい。
どうしてこんなことに…?そういえば、一つ思い当たることがある。
それは確か数日前のこと。
エミヤ「ただ、答えは得た。
後悔はある。やり直しなど何度望んだかわからない。
この結末を未来永劫、エミヤは呪い続けるだろう
だが、それでも───俺は、間違えてなどいなかった───」
荒野の砂漠中でオレはそう告げた。
しかしながら…なぁ?
複雑な気持ちや思いいやそんなものにはまとめられないほどのものを胸に秘め、オレはここに戻ってきた。
エミヤ「だがまぁ一つ大仕事を終えたのだ、休暇の一つぐらいは欲しいものだね。」
人里「休暇が欲しいの?いいよー?」
エミヤ「ん?何か今聞こえたような、まさかな、さて、行くとするか。」
そうしてオレはまた、自分の中の正義を間違いでないと信じながら、荒野の砂を踏むのだった。
士郎「絶対にそれじゃないか!休暇て!いや、休暇なのだろうが…それでも、もっと、こう、あるだろう?こう、サマーキャンプ的な何かが!」
セイバー「シロウ?先ほどからどうしました?」
洗面台で色々鬱憤を叫び終わった頃、鏡の奥の方からひょこっと金髪青眼の少女、セイバーがこちらを覗いてきた。
オレは咄嗟にあぁ…なんでもない。と返してしまったが…さてらどうしたものか…
そんな事を思いながら、台所へと向かっていると…
エミヤ「どうした?衛宮士郎、まさかまともな睡眠を取れていないからと言い訳をしセイバーや凜に朝食を作らないと?」
オレがキリッと目に力を入れながら睨んだが奴は、ハッと鼻でオレを背後から笑ったこいつは、銀髪の紅い弓兵、
またこいつは、と言いそうになったが、こいつに言ったってはオレ…オレ…
士郎「オレ!」
エミヤ「びっくりした!なんなんだ貴様は、先ほどは鏡の前でブツブツと今度は急に叫おって、ついに頭がおかしくなったのか?」
士郎「いや、まぁそうじゃなくてな…」
元々ふかい眉間に更にしわを寄せながら奴は…未来のオレは意外とちゃんと話を聞いてくれた。
そっちとしては実質先ほどまでの自分を相手にしているからどうすればいいのやら、といった具合だ。
エミヤ「なるほどな、大体は分かった。要は単なる休暇だろう?今の私にもある、実質これがそのようなものだしな。」
士郎「なるほどな、それで…」
この話をセイバーたちに話したほうがいいのかと言おうとしたとき、ギリッと奴の目がオレに向けられた。
エミヤ「やめておけ、貴様のそれは所詮一日限りだろう、それに一々説明がめんどくさいだろう。今日一日、それは隠し通しておけ。」
士郎「分かった、オレもそうしようとしてたんだ、んじゃ今日一日、楽しみますか!」
後ろではハァとため息をつく声が後ろから聞こえたしたが気の所為だ。
昔、藤ねぇは言った『休暇とみかんはあればあるほどいい、あとお給料!』と、ならばオレは今日一日、衛宮士郎として楽しんでやる!(ほぼヤケクソ)
そうしてオレは衛宮士郎として今日一日を楽しんだのだ。
朝
セイバー、凜、桜、大河、士郎「いただきまーす!」
朝7時頃、机を囲みながら、オレたちは朝食を食べていた。
内容は、新米、鮭の切り身を焼いたやつ、味噌汁、だし巻き卵、煮物である。
セイバー「んー!美味しいです、シロウ!」
士郎「そうか、それならよかった。」
桜「今日、どうかされたんですか?朝食からこんなに気合が入って…」
士郎「別にどうってことはないさ。」
なんやかんや時間があったため、今あった材料の中の全力の朝ごはんをしたが、まぁ、我ながら結構うまい。
まぁ、なんやかんや凜ところで作っていたんだ腕はなまっていないさ。
そんな事を噛み締めながらオレは一日をスタートした。
昼
凜「桜ーこれどうかしら?」
桜「あっいいですね、姉さんこれどうです?」
セイバー「おぉ、これまた凜が好みそうなものを…」
昼頃、オレ達は新都へと買い物へ出かけていた。
最初はただ単に買い物へ出かけると言っただけだったのだが。
凜…遠坂が『買い物に行くなら荷物持ちになって。』と言い出したあたりから話が変わり、結局このような形で、オレは彼らの服やら何やらの結構重い鞄を持たせられていた。
士郎「と…遠坂…そろそろ…」
凜「えぇ!そろそろ目的の店行くわよ!」
まだ目的の店じゃないのか!というツッコミは胸に秘めつつ、オレは渋々と足を動かしていた。
全く、基礎鍛錬しかしていないからか、この体が重くてかなわん!
そう思っていた頃…
イリヤ「シロウ退屈そうね、よかったら私といっしょに来ない?」
悪魔と天使が同時に囁いたような声がオレの耳へと届いた。
クルリと後ろを振り向くと、そこにいたのは、やはり、白髪の少女、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン。バーサーカーのマスターにして聖杯そのもの…
士郎「悪いなイリヤ、見てくれれば分かるんだが今遠坂達と買い物中なんだ。」
イリヤ「ふーんつまんないのー」
ツンと唇をとがらせながら彼女は言った。
その時ニヤッと彼女の口が可愛らしく歪んだのが見えた。
イリヤ「ねぇシロウ、今日家へ行っていいかしら?」
士郎「ん?どうしてだ?」
イリヤ「士郎のご飯が食べたいの、いい?いいよね!?」
こりゃまいったなと内心思っ顔をポリポリとかいていると、背後から、お待たせと声が聞こえた。
凜「士郎、そろそろ…ってイリヤじゃない。珍しいわね、新都によく来るのは知ってたけれど…」
イリヤ「えぇ、シロウが見えたから声をかけたのだけれど、フラれちゃったみたい。」
士郎「イリヤ、そんな言い方はないだろう。」
フフッと口を押さえながら上品に微笑むと彼女はじゃあねと手を振った。
全く、あの姉には何時までたっても勝てないな。
桜やセイバーがあとから店から出てくる頃には、遠坂はオレの手をがっしりと掴みながら次の店へと向かっていた…
午後
流石に買い物ぐらいはさせてくれ、とオレ達は新都のモール内にあったスーパーへと来ていた。
ここも、既に懐かしく、こんなものあったな、なんてノスタルジーになりながらゆっくりと買い物をしていると…
キャスター「あら、坊やじゃない。」
士郎「キャスター!」
ギロリとまるで敵を睨むように彼女を睨む、トレースと言いそうになったころ、ハァと呆れた声が睨んでいた相手から聞こえた。
キャスター「何よ、急に声を荒げたりして、そんなに会いたくなかったのかしら?」
相手に戦う素振りはなく、というか…何かエコバック持ってるし、もしかして普通に買い物来ただけ?
そりゃそうかここ未来のオレがいるところをみる限り元々いた時空とは違うのか…やべっどうにか取り繕わなきゃ。
士郎「悪い、急に声かけるもんだからビックしちまった。」
キャスター「あらそう、何かピリピリしてると思ったらそういうことね。まぁいいわ、それで今日は何を作る気なの?」
普通に話してる…
というかイリヤのところで気づくべきだったな、オレ達はそのまま世間話をしながら買い物をしていると。
セイバー「シロウ、牛乳を持ってきましたよ。」
士郎「ん、ありがとうセイバー。」
キャスター「あらセイ…」
バーと言い終える前にセイバーはビュッと後ろへ後退しブルブルとまるで生まれたての子鹿のように体を震わせキャスターを睨んだ。
セイバー「キャスター、今日は何用だ!」
キャスター「普通に買い物に来ているだけだけれども?」
セイバー「そ、そうか…よかった…」
彼女はキャスターのその言葉を聞くとホッと胸を撫で下ろして、では甘味を買ってきますとスタスタとまだとこかへ歩いていった。
何かレアなセイバーを見れたな。
キャスター「うーん今日、何もアイデア浮かんでないのよねー」
士郎「それなら家で食ってくか?鍋は人が多いほどいいし。」
キャスター「そう?ならそれに甘えちゃいましょうか。」
夜
帰り道、オレは、バスの人がかなり多く人数制限でオレだけの乗れなかったため、一人暗い夜道を歩いていた。
こんな日も悪くないな何て商店街を歩きながら思っていると、福引券の前で見覚えのある二人が、話しているのを見かけた。
士郎「よう、ケルトとギリシャのの大英雄がどうかしたのか?」
ランサー「んおっ、坊主じゃねぇか、いやまぁ、福引やってる店主がな、商品の値段で少々な。」
ライダー「念の為言いますが私は止めました。」
どれどれと福引の内容を見ると、なんとハズレから新米三十キロと大盤振る舞いと来た。
何があったのかと聞くと何やら新都の大型スーパーに人を取られないようにするためとのこと。
その商売魂には感服するがライダーが止めるのも頷ける。
ランサー「もしかして買い物帰りか?ならオレも食わせてくれ、何か持ってくから。」
士郎「まっ…まぁいいか、ちょうど今帰るとこだし…バイトが終わり次第来るがいい。」
ランサー「んだよ、その弓兵みたいな態度。んじゃまた後でな。」
やベッと口を押さえながら、訂正訂正とオレは荷物を持ちながら家へと帰っていった。
何やら今日は騒がしくなりそうだ。
深夜
今日は楽しかったなぁ…
セイバーが、遠坂が、桜が、藤ねぇが、イリヤが、キャスターが、葛木が、ランサーが、ライダーが、オレの料理を美味い美味いと言ってくれたのだから。
それだけでオレはなんとなく救われた気がする。
グーとあのじいさんと約束した縁側で伸びをしていると暗い夜の闇の中からオレを呼ぶ声がした。
言峰「ご機嫌のようだな、衛宮士郎。」
士郎「言峰…綺麗…」
フッと奴とはまた違う鼻で笑い方をしながらジリジリとオレの方へと歩いてくる。
こいつは、言峰綺礼。一応神父でありそしてオレの…
言峰「因縁とでも言いたいのであろうが、今の貴様と私では異なることが多すぎる。」
士郎「っ…」
言峰「貴様の顔にかいてあるだけだ、座るぞ。」
今日一日で緩んだかと反省しながらこいつは許可なくオレの隣りに座ってきた。
手にはワインとそれを注ぐ用のワイングラスが二つ
こいつはトクトクとその二つのワイングラスに注ぎオレへ片方渡してきた。
士郎「オレ未成年だぞ。」
言峰「つまらんな、貴様は。」
グイッと二つを飲むとハァとため息をついた。
言峰「不味い。」
士郎「不味いなら何故飲む。」
言峰「飲まねばやってられぬこともある。このように平和が螺旋のように渦巻いているこの世界では私のような異端はただ息苦しいのみだ。」
酒に酔っているのかは知らないがポツポツとまるで罪を懺悔する囚人のように話しだした。
私はそれを奴と同じくつまらんと一蹴した。
しかしこいつはフッと何故か笑った。
言峰「そうか…まぁ良い、さらばだ衛宮士郎…いや、エミヤシロウ…貴様の宿敵は結局私ではなくアイツだったというわけか…」
何を言っている?と言う間もなくオレの視界は何故か真っ白になった。
そして次に目を開けた時に見たものは荒野に一人佇む、黄金の鎧に身を包む英雄王、ギルガメッシュであった。
ギルガメッシュ「どうだったか?しばしの休暇は。」
エミヤ「なるほど、貴様がやった、ということならすべての辻褄が合う。」
オレ…私は嘲笑するように眼前の男を睨む。
しかし、依然としてギルガメッシュはつまらない三文芝居を観たあとような顔をして私を睨むでもなくただ見る。
ギルガメッシュ「我がそのようなつまらんことはせん。これはただ、人里の守護者として貴様への最後の褒美ということらしい。」
エミヤ「最後の…褒美?」
ギルガメッシュ「そうだ、曰く、貴様は答えを得たそして、答えを得た貴様はいらん、とのことらしい。」
ギルガメッシュの背後に無数の黄金の門が開く、名は王の財宝、彼が英雄王たり得る理由の一つにして、最強の宝具の一つ…
エミヤ「そういうことか…なら…一瞬で終わらせる。」
ギルガメッシュ「散れ。」
英雄王の合図と共に彼の背後の無数の宝具が射出される。
私は…オレはこれを一度見切ったことがある。
分かる…しかし…今のギルガメッシュは慢心というものがないように見える。
そんなギルガメッシュにどこまで耐えられるか…
エミヤ「同調開始。」
何度も、何度も口に出したその言葉をただ当然のように言う。
両手に干将・莫耶の双剣、背後には眼前の宝具をトレースした宝具。
さぁ…どこまで耐えられるか…
〜凜「がつんと痛い目にあわせてやって、アーチャー」〜
ふとそんな事を思い出す。あの時…私が、まだ衛宮士郎のとき遠坂が彼女のサーヴァント、アーチャーに命令した言葉。
今思うとそれを命令されたのは私自身だ。
仕方ない…
エミヤ「そうか。ならば、期待に応えるとしよう。」
ギルガメッシュの宝具を投影した宝具をぶつける。
そして、それはは時期に無限に出せるこちらの有利となる。
それはあちらも分かっているようで…
ギルガメッシュ「仕方ない…『原初を語る。天地は分かれ、無は開闢を言祝ぐ。世界を裂くは我が乖離剣。星々を廻す臼、天上の地獄とは創世前夜の祝着よ
死して拝せよ天地乖離す開闢の星』。」
エミヤ「まだ…まだ!」
〜セイバー「やっと気づいた。シロウは、私の鞘だったのですね」〜
かつての…思い出が脳裏によぎる。
あぁ…そうさ…
エミヤ「遥か遠き理想郷!」
ギルガメッシュ「っ退縮製防御…貴様にそんなものは…」
エミヤ「あぁ…そうさ、忘れていたんだよ…だが…思い出した!」
一線…奴の懐に干将・莫耶の斬撃を浴びせる。
するとギルガメッシュはさぁ…と砂となり消えていった。
そして、あの時のような声が聞こえた。
人里「ふーん倒したんだ。ねぇどうする?」
エミヤ「どうするもこうするもないさ…オレは…」
〜桜「先輩」〜
エミヤ「人里を…正義を裏切る。」
人里「へぇー裏切るんだ。」
エミヤ「あぁ…裏切るとも。」
清々しいまるで呪いが解けたような後のようにオレは答える。
それじゃぁと手に持つ干将・莫耶で腹を切ろうとすると、人里がちょっとまってくれと止めてくる。
人里「最後、最後に一つだけ仕事を頼んでくれない?ホントに最後!」
エミヤ「まぁ…いいが。」
人里「ありがとう!場所はカルデアってとこ!あとは…よろしく!」
はっ?とまたもや文句を言う暇すらなくオレは人里の守護者としてカルデアという場所へ召喚されるようだ。
やれやれ、本当にこれで最後なら良いのだが…
人里?「はぁ…聖杯に接続しているとは言え、息子にそんな事をさせるとはなぁ…」
聖杯「まぁ良いじゃない。あの子の成長した姿が見れて。」
人里?「まぁそうなのかな?さて、僕もそろそろ行きますか。」
聖杯「私も後で向かうわ。カルデアよね?」
人里?「そう、まぁ僕の場合、英霊としてだけれどね。」
エミヤ「サーヴァントアーチャー召喚に応じた参上した、君が私のマスターかね?」
立香「あぁ、これからよろしく、エミヤ!」
そうして、オレの最後の仕事が始まった…