ご無沙汰しております。
「シングルオリジン」という用語、いろいろな意見が出てしまっているのですね…。
2015年にシングルオリジンという用語を使った時には、こんなに使ってもらえるとは思っていなかったので、定義というよりある程度イメージをつかんでもらう感じの書き様になっていたと思います。後から考えれば、もう少し先のことまで見据えて書いた方がよかったなということになりますね。
例えばブレンドはトレーサビリティがとれていれば、生産者内であればよいと考えるのが妥当だと思います。単一品種というのは誰が言い出したのか存じませんが、国際的には確実に求められない要件です。
着香については、ここでは生産者自身がフレーバリングする事例を想定していませんでしたが、当時からそういう動きもあるにはありました。理念に照らせば着香茶は除外すべきだと思います。
「マーケティング用語」という部分については、本質的にはマーケティング用語ではないはずですが、商業の文脈で使われる以上、必然的にそういう色彩を帯びる部分もあるかと思います。
「シングルオリジン」は、「有機栽培」という用語同様、拡大解釈されやすい言葉ですので、ビジネスでかかわる人には本来の理念である生産者の尊重に敬意をもって使ってほしいと思っています。