参政党大会 神谷氏「必ず盛り返せる」 新たな国家構想策定へ 高市政権に距離

参政党党大会で発言する神谷宗幣代表=3月8日午後、東京都千代田区(酒井真大撮影)
参政党党大会で発言する神谷宗幣代表=3月8日午後、東京都千代田区(酒井真大撮影)

参政党の神谷宗幣代表は8日に東京都内で開いた党大会で、衆院選での自民党大勝を念頭に「目の前だけ見ると大変だが、必ず盛り返せる」と述べ、更なる党勢拡大を目指す意向を示した。人口問題や国家統治の在り方といった新たな国家構想を策定したい考えも表明。「自民が圧倒的に強い中でも、われわれが国民の声を受け止めていれば光が当たる」と強調した。

参政党は衆院選で15議席を獲得し、公示前の2議席から躍進した。だが比例代表の獲得票数は約420万票にとどまり、昨年7月の参院選比例代表で獲得した約740万票から大きく減らした。

神谷氏は「十分な結果ではなかったとの評価もある」としつつ、「高市旋風の中で、400万票以上獲得できたのは草の根活動の成果だ。『風』で得た票はほとんどなく、参政党の実力票と受け取ってもいい」と前を向いた。

報道陣の取材に応じる参政党の神谷宗幣代表=8日午後、東京都千代田区(酒井真大撮影)
報道陣の取材に応じる参政党の神谷宗幣代表=8日午後、東京都千代田区(酒井真大撮影)

高市早苗首相が率いる自民との向き合い方を巡っては、消費税減税や給付付き税額控除を議論する「社会保障国民会議」から事実上排除されたことなどに触れ、「強引なことをやっている」と批判した。

神谷氏はかつて「政策的に近い」と首相に好意的だった。だが、この日は与党の外国人政策などに関して「われわれの期待値が半分ぐらいに下がっている」と記者団に明言。高市政権が目指す令和8年度予算案の7年度内成立について「なぜ急ぐのかわからない」と批判し、「数で押し切るなど審議方法でおかしいことがあれば、(予算案に)反対することもありうる」と牽制(けんせい)した。

党大会では、来春の統一地方選で党公認候補500人を当選させる準備を進めることや衆院選小選挙区で勝てる組織づくり、地方職員の配置増強などが盛り込まれた8年度の活動目標を決定した。(大島悠亮)

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