6男1女の父・ダルビッシュ有の大きな愛 「子育て」「妻」「家族」を語る
日本人最多となる日米通算勝利数を更新し続けるパドレスのダルビッシュ有投手(39)が、あらためて「家族愛」について語った。メジャーの最高レベルで戦う一方、家庭では7人の父でもある。子供たちの自主性を重んじつつ、惜しみなく愛情を注ぎ、温かい目で成長を見守る父であり、元女子レスリング世界女王の妻聖子さん(45)へのリスペクトを持ち続ける夫。家族からもらうパワーが、MLBで14シーズン目を迎えても第一線を張り続ける源になっている。少子高齢化が進む日本社会では、今やまれとなった大家族の大黒柱が、自らの言葉で子育て、家族への思いを明かした。
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◆ダルビッシュ有(ゆう)1986年(昭61)8月16日、大阪府羽曳野市生まれ。東北高2年春から4季連続甲子園出場。2年夏準V、3年春の熊本工戦で無安打無得点達成。04年ドラフト1巡目で日本ハム入団。最優秀防御率2度、最多奪三振3度、MVP2度、07年沢村賞。08年北京五輪代表、09、23年WBCで世界一。11年オフにポスティングでレンジャーズ移籍。13年最多奪三振、カブスでの20年に日本選手初の最多勝。21年から所属するパドレスとは42歳となる28年まで契約。196センチ、100キロ。右投げ右打ち。
「ちゃんと立場を理解するということですね」
事前に準備された言葉でも、常とう句でもない。7月30日。日米通算204勝目を挙げ、黒田博樹氏(元広島、ドジャース、ヤンキース)を抜き、単独トップに立ったダルビッシュは、常日頃から持ち続けてきた感謝の思いを口にした。
「自分の根源ってやっぱり両親なので、両親が生んでくれて、育ててくれてっていうところなので、ほんとに両親が一番ですね。ずっと妻も支えてくれてますし、両親と家族には本当に、その他にもいっぱいいるんですけど、挙げると本当にキリがないので、それだけたくさんの方に支えられてきたっていうことだと思います」
ダルビッシュは08年、タレント紗栄子さんと結婚。2児に恵まれ、12年に離婚した。その後メジャーへ移籍し、16年に元女子レスリング世界女王の聖子さんと再婚。子供は6男1女。それぞれが成長し、全員が同じ生活環境ではないとはいえ、家族としてコミュニケーションは欠かしていない。野球に対する探究心は、人一倍強い。同じように、家族を思う気持ちも、誰よりも強い。
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