生活保護費でホスト通いして炎上! ホームレスまなみの数奇な人生「役所はOK出してくれましたよ?」
自由に使えるおカネは月3万円
「最後にホストに行ったのは6月かな。いろいろあって出入り禁止にされそうになって……」
“いろいろ”というのは、度々YouTubeでも話題に上がっている「ニオイ」問題を指す。
「1週間パンツを変えないで飲みに行って、トイレを使ったら臭かったみたいで内勤の人伝いで担当ホストに注意されました。その時は彼のことが好きだったし、会えなくなるのが嫌だからオムツに変えたりして改善しました」
だが、そのホストとも関係が切れてしまったようで「お気に入りもいないし、本当にホスト自体に行っていない」という。まなみさん曰く「そもそも生活保護でホストに行くことを役所から止められていない」という。
「生活保護の範囲でホストに行っても構わないけど、そのことを『SNSに書かないでくれ』とは言われていました。ただ絶対に行ってはダメとかは全然、言われてないです」
まなみさんが生活保護でホストに行っていることをYouTubeで話してから、生活保護課には毎日のように「まなみさんの生活保護を打ち切りにしろ!」という苦情の電話がきているそうだ。
「役所とは真逆で視聴者からの批判はすごいですね。ホストに行く=大金を使っているだろうと思われているんだと思うんですが、実際は2万円しか使っていない。そもそも普通の生活保護の人は12万円くらいもらっているけど、私は1ヵ月4万円しかもらってないです」
何故、そんなに少ないのか?
「支給金額からシェルターの家賃や共益を引いたら、4万円しか残らない。さらにそこから携帯代1万円を払ったら手元に3万円しかないんです」
3万円しかない中、1回でホストに2万円も使ったら1万円しか残らない。食費などはどうしているのだろうか?
「土日以外はNPO法人が運営している『ひつじカフェ』でご飯をいただいているので、基本は食費はかかっていません。それにしたって“年収48万円”ですよ? 普通に1人暮らしをして働いたほうがいいに決まってる。普通に暮らしているみなさんが羨ましいです」
まなみさん自身は「ちゃんと1人暮らしがしたい」というが、なかなか難しいのが現状だ。以前、暮らしていた部屋は家賃を2年間滞納して強制退去。その滞納金は両親が肩代わりしてくれた。
「自業自得だけど『もう保証人にはなれない』と言われています。祖父は保証人になってもいいと言ってくれますが、高齢過ぎて無理で……。父は『帰っておいで』と言ってくれますが、母は私を見ると『出て行って!』と騒ぎます。実母は亡くなっていて継母なんです。
私には妹がいたんですが、ある事件に巻き込まれて小さい頃に亡くなってしまった。継母は精神を患い、私が帰ると心が乱れてしまうようになった」
現在無職のまなみさんだが働く意志はあり、松屋やすき家などの飲食店の面接を複数受けたが、いい結果はもらえていない。
「風俗で働くにも『痩せないと無理』と言われ、不採用になる。でも、もう一般職に就きたいと思っています。ただ、役所からは『仕事より先に家を見つけるように』と言われているんですが、保証人もいない無職の私にはハードルが高く、生活保護から抜け出せないというのがリアルな現状です」
過去、ホストに使った大金をもったいなく思わないのか? と聞くと「後悔はしていない」と語る。
「あれだけ稼いだのに貯金はゼロ、でも、結果楽しかったから後悔はないです。YouTubeのコメント欄では厳しいコメントをもらうことも多いですが、自分なりに頑張って生活していこうと思います」
まなみさんはそう前向きに語り、新宿駅に向かって行った。

- 撮影・文:吉沢さりぃ
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