Merkava Mk.4M

Last-modified: 2026-03-07 (土) 11:59:00

merkava_mk.4m_top_1.JPG

Update 2.15 “Wind of change”にて追加された。

Merkava Mk.4にトロフィーAPSを搭載した型、全周をミサイルや非常に低速な弾頭から保護してくれる。

必要研究値(RP)410,000
車両購入費(SL)1,100,000
乗員訓練費(SL)310,000
エキスパート化(SL)1,100,000
エース化(GE)2,300
エース化無料(RP)1,350,000
バックアップ(GE)***
護符(GE)3,200
項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング12.7 / 12.7 / 12.7
RP倍率(%)256
SL倍率(%)160 / 200 / 210
最大修理費(SL)4,446⇒7,020 / 4,309⇒6,804 / 5,453⇒8,610
項目数値
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後)
砲塔旋回速度(°/s)32.4⇒64.0 / 20.2⇒34.0
俯角/仰角(°)-7° / 20°
リロード速度(秒)
(初期⇒スキルMAX+エース化)
6.5 → 5.0
スタビライザー/維持速度(km/h)二軸 / 75
車体装甲厚
(前/側/後)(mm)
50 / 50 / 30
砲塔装甲厚
(前/側/後)(mm)
259 / 40 / 20
重量(t)65.5
エンジン出力(hp)2,862 / 1,500
2,700rpm
最高速度(km/h)71 / 64
最高後退速度(km/h)71 / 64
実測前進~後退速度(km/h)*** ~ -*** / *** ~ -***
視界(%)103
乗員数(人)4
倍率暗視装置種類世代備考
IR投光器----
車長4.0x-12.0x熱線第二(800x600)ハンターキラー・オーバーライド
砲手気絶後、即座に射撃可
砲手4.0x-14.0x熱線第二(800x600)追跡用IRST(10km)
操縦手1.0x赤外線(1200x800)-
名称搭載数弾薬数弾薬費
(SL)
主砲120 mm IMI MG251 cannon146240
機銃12.7 mm M2HB machine gun (coaxial)11,000-
機銃7.62 mm FN MAG 60-40 machine gun (coaxial)16,000-
機銃7.62 mm FN MAG 60-40 machine gun11,800-

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

名称砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(g)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
120 mm
MG251
M325HEATFS15.812,3601,078480
M322APFSDS5.6-1,705589586577565553541
M339HE-TF173,660900656560585350
M338APFSDS5.06-1,680611608597585573560
 
武装名ベルト名内訳初速
(m/s)
最大貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
12.7 mm
M2HB
既定API-T/I/
AP/API-T
8943129211496
 
武装名ベルト名内訳初速
(m/s)
最大貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
7.62 mm
FN MAG
60-40
既定AP/AP/T83513127320
 

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Tier名称必要量(RP)購入費(SL)購入費(GE)
I履帯21,00032,000460
修理キット6,300
砲塔駆動機構21,000
120mm NATO APDS FS
IIサスペンション12,00018,000260
ブレーキシステム
消火器3,600
砲火調整12,000
LWS/LR
NVD(暗視装置)
IIIフィルター20,00031,000440
救急セット
昇降機構
発煙弾発射機
IV変速機20,00031,000440
エンジン
ESS
砲撃支援
120mm DM APDS FS
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規定
[添付]
条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
[添付]
条件
説明
前車両Merkava Mk.4B
次車両
 
 

Merkava Mk.4Bと比較する。

 

【火力】

主砲は特段変わらず"IMI MG251"であり、装弾数と搭載できる砲弾も変わらない。機銃も変わっていない。

 

【防御】

物理的な装甲は殆ど変わっておらず、サイドスカートの後部にあった金網が他の部位と同じ複合スカートに取り換えられている。違いはAPSを搭載している点のみ。
ただ元々CE防御が特段高いのに更にAPSで完封しており、ほぼ全周でATGMを防ぐことができるようになったと言える。

 

【機動性】

特に変わっていない。

 

本項では主にMk.4Mに搭載されるトロフィーシステムについての史実を記述する。
メルカバMk.4についての詳細はMerkava Mk.4Bを参照

Mk.4MのMは「Me'il Ruach(メイル・ルアハ )」のMであり「風よけ」を意味する。これは搭載したTrophy APSに使用されるELM-2133 WindGuardレーダーの名前が由来である。
ELM-2133_2_825x515.jpg
(Trophy APSに使用されるWindGuardレーダーアンテナパネルとコントロールユニット)

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Merkava Mk.4Mはラファエル社が開発したトロフィーAPS HV(アクティブ防護システム)を搭載した型である。これは対戦車ミサイルなどの飛来を砲塔各4面のフラット・パネル・レーダー・アンテナで常に全周警戒することによって、接近探知時には全自動で多重爆発成形弾(MEEP)と呼ばれる迎撃体を発射し弾体を撃墜するシステムである。
Mk.4Mの場合砲塔左右に1基づつランチャーを搭載しておりそれぞれ180度の範囲をカバーしており1基につき3つの予備弾を備え、アームによって再装填される。
再装填シーン(Youtubeリンク)

またTrophy HVについては爆発反応装甲と違い、車両付近で随伴する歩兵にはダメージを与えない程度の非常に狭い範囲がキルゾーンになっている。
MEEP形成時に爆発が発生するため爆発による大きな衝撃波は発生するものの、基本的に迎撃された弾体破片などが運悪く直撃しない限りはTrophy搭載車両に隠れていたほうが安全であるとされ、第四次中東戦争や紛争によるゲリラ戦で歩兵と戦車が分断されるとどちらも痛い目に遭うという事を身を持って知っているイスラエルらしい特徴でもある。

ラファエル社は世界に先駆けてアクティブ防御システムを研究開発しており、トロフィーAPSの前身にはラームセゴールAPSが存在する。(詳細はRaam Segol参照)
近年ではソフトウェアのアップデートにより、ウクライナで猛威を振るう高迎え角から飛来するFPV自爆ドローンへの対応を可能にしたり、レーダーで探知した飛来方向から敵の存在方向を逆探知しその情報を元に索敵、ネットワーク化によりその情報を他部隊へ連絡するなど非常に高速かつ効果的なカウンターアタックの手段としても用いられるように、常に更新が行われている。
実際に2011年から2014年のガザ侵攻までハマスとの戦闘においてコルネット、コルネット-E、メスティーソ、RPG-29、コンクルースなど少なくとも17発を迎撃し、相手が生身の対戦車歩兵でありながら搭載するレーダーによって発射地点を特定し、戦車の天敵であるハマスの対戦車歩兵チームを撃破した実例もある。

(弾体を迎撃するTrophy APS)

トロフィーシステムは本来米陸軍のストライカー装甲車への搭載を前提に米国と共同開発されてきたものであり、先駆けとなった重装甲車両向けのTrophy HVはメルカバにも搭載されることになった。2007年から順次搭載が始まり、全てのMerkava Mk.4を本車M型に改装することが予定されている。
ちなみにTrophy HVをメルカバMk.4に搭載する場合1両あたり90万米ドルの改修費用がかかるとされている(2022年時点)

Trophy HVはコアシステムだけでおよそ500kgの重量増加としている。これは現在70tを超えることも珍しくない主力戦車級の車両にとっては微々たる重量増加であるが、軽車両にとって500kgの重量増加は致命的なものとなる。
そのためHV以降には軽量化・電力消費量減少などの改良された中・軽装甲車両向け軽量システムの「Trophy MV/VPS」やジープなど8t以下軽車両向け「Trophy LV」などが開発され、装輪装甲車やHMMWVにも搭載されている。

(Trophy VPS 「Iron Curtain」を装備したストライカーAPC)

Trophy HV APSは現在Merkava Mk.4の他、米国のM1A2SEPv2/v3、Leopard2A7A1、Leopard2A8への搭載が決定した他イギリスのチャレンジャー3にも導入される見込みである。

2009年にイスラエル国防軍にて運用が開始され2011年に初の実戦での迎撃を収めてからロケットやミサイルに対しては近年に至るまで殆ど無敵の迎撃率を誇っており、敵対するハマスが使用するコルネットE、コンクルース、RPG-29などその尽くを撃墜した。
米軍によるHVの試験でもコルネットATGMやRPG-29など様々な脅威によってテストを行ったが100%すべての脅威に対処したとされる。
米陸軍のレンディーン大佐は「様々な手段で少なくとも48回、Trophy搭載のエイブラムスを撃破しようと試みたがすべて失敗した。一部の兵器は弾着時の弾速が音速を突破していたが戦車の撃破はできなかった。」と述べた。

しかし2022年頃からイスラエル・ハマス両者の対立が再び激しくなり、イスラエルによるガザ侵攻が本格化すると、システムの穴を突いた戦法がハマス兵に広がるようになった。
メルカバと対峙するハマスはYoutubeなどでメルカバに致命打を与えたとする動画など複数アップしている。
なかでも2023年にハマスが配布した「イスラエル戦車の倒し方」と書かれたチラシには弱点部分とされる車両の写真と共に「160ft(50m)以内の極至近距離からRPG-7などを撃ち込む、またはSPG-9のような音速を突破する武器による攻撃を行う。複数発もしくは数発を高速で撃ち込みシステムの飽和を狙う。」などと書かれており、米国による射撃試験の結果とは裏腹に特定の条件における超音速の弾頭に対して脆弱性が指摘されている。

(ハマスが配布した「イスラエル戦車の倒し方」とされるチラシ)

また類似のアクティブ防御システムとして同じくイスラエルのIMI社が設計したアイアンフィストAPSもある。
英国のBlack Nightに試験的に搭載されたことのあるこちらのAPSは運動エネルギー弾、つまりAPFSDS弾を迎撃できると謳っている。
そのため2012年にイスラエル国防省はラファエルのウィンドガードレーダーとIMIのアイアンフィスト迎撃体をいいとこ取りし、1つに統合した新型APS案を採用したが、ラファエル社主軸の契約となったためIMIはこれを拒否し、この共同システムの開発は事実上凍結している。

それぞれシステムのサイズなどに違いがあるようでトロフィーほど採用例は見かけられないがアイアンフィストAPSそのものは完成・実用化しており、オランダ陸軍のCV9035NLやウクライナへ供与される最新型のM2A4E1ブラッドレーIFV等に装備され、イスラエルでも新型エイタンIFVやD9装甲ブルドーザ、一部のナメルIFVにも搭載予定であるため今後はトロフィー並に見かけるようになるかもしれない。

(アイアンフィストAPSのランチャー)

本車の後継として2018年7月に開発が公表されたMk.4 Barakという車輛がある。主な改修はセンサー類の改良・AIコンピュータ搭載・VRヘッドセットの導入などであるが、外見での大きな違いは特徴的なCOAPS(Commander Open Architecture Panoramic Sight)と呼ばれるドーム型のコマンダーサイトのみである。
Merkava-Mk-4-Barak-0001.jpg
(特徴的なCOAPSコマンダーサイトを搭載したMerkava Mk.4 Barak)

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国防軍の発表によると、AIコンピュータ搭載によるメリットとしては、戦車兵の作業負担が減る事で作戦可能時間が30%程度向上する他、攻撃目標の発見や目標への攻撃が速くなる事、周囲の車両とのより円滑な情報共有なども期待出来るとされている。またElbitシステムズが開発を担当しているVRヘッドセットは"Iron View"又は"Iron Vision"と呼ばれており、これを使用する事で戦車内に居ながら周囲360度の情報をより現実的に得られるようになり、ヘッドセットによる訓練や演習も行える。

(Iron Visionゴーグル)

Mk.4 Barakの運用試験は2020年頃から開始予定とされていたが、予算の関係で量産計画共々暗礁に乗り上げていた。しかしながらロシアによるウクライナ侵攻での戦況を受けて対戦車兵器に対する防護の重要性が再認識され、2022年から急遽量産が開始された。Mk.4 Barakは2023年中に機甲旅団への配備が開始される予定である。また本車はその改修の規模からMerkava Mk.5又はMk.5 Barakと呼称される可能性がある。

またMk.4MからMk.4 Barakまでのつなぎとして新型のデジタル戦闘管制システム「ビーコン750」を搭載した、中期アップグレード型の「Merkava Mk.4M 400」と呼ばれる型がある。
外見上の見分けは非常に難しいが特徴的なのはウィンドブレーカーレーダーパネルの上にガラスに覆われた長方形の開口部があるところが特徴である。
この開口はMk.4 Barakにも同様に見て取れる特徴であるがMk.4M 400のコマンダーサイトはMk.4Mと同じままであるため、判別ができる。

(Merkava Mk.4M 400)

他にも2017年にネット上に流出したTOWランチャーと思われる物体を装備した詳細不明のMk.4Mの存在も確認されている。

(第77機甲大隊のMk.4Mと第101空挺大隊の隊員と見られる演習画像)

イスラエル陸軍公式はこのTOW装備車両での射撃の可否については否定しており「破損、または故障したTOWキャニスターを安全に運搬するためのホルダーに過ぎない。」とコメントしている。
実際この写真以外では存在が確認されていない。

 

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*1 爆薬量はTNT換算