この記事のまとめには「日本でも最終的にはルール化や損害賠償による明確なダメージ補塡といった実例を作っていかない限り、今後も主力コンテンツがAI企業の「養分」となり続けるだろう。」とあります。
ただ、日本でルール決めても海外事業者対策には何の意味もないですよね。
また、この記事では海外事業者による問題事例が数多く紹介されてますが、日本の著作権法が緩いから海外事業者による日本アニメの利用がされている、ということではないと思います。
それら海外事業者が日本著作権の下でモデル開発やサービス提供を行ってるわけではないので。
何よりも「簡単に類似著作物を出力できるAIサービスの開発や提供」は、日本著作権法のもとでも普通に著作権侵害です。
これは利用者だけでなく、そのようなAIの開発や提供も侵害、という意味です。しかも、これは海賊版を学習に使おうが正規版を学習に使おうが結論は変わりません。
この点は、もしかしたらあまり理解されてないかもしれませんが、日本著作権法が寛容なのは、「通常の」AI学習だけでして、このような特殊な(つまり学習データの類似物が簡単に出力されるような)AI学習とそのAIの提供は、普通に著作権侵害です。
なので、私の意見として、こういうAI事業者に対しては、海外事業者に対するものも含め、権利者による権利行使をもっとガンガンすべき(私が知らないだけでもうやってるのかもしれませんが)だと思います。
それこそ、海賊版事業者に対するのと同じレベルでの対策が必要だと思います。
日本アニメは「養分」なのか Seedanceで見えたAIの現実 - 日経デジタルガバナンス