イギリス、空母派遣を準備 米大統領「勝った後で参戦する人たちは不要だ!」と不快感
【ロンドン時事】英メディアは7日、米イスラエルによるイラン攻撃を受け、英空母1隻を派遣する準備命令が出たと報じた。これに対し、トランプ米大統領は同日、「もはや必要ない」と明言。英国が同盟国ながら攻撃開始直後に積極的に支援しようとせず、勝ち馬に乗ろうとしていると受け止め、不快感をあらわにした。
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BBC放送によると、英国が保有する2隻の空母のうち「プリンス・オブ・ウェールズ」に対し、5日以内に出航準備を整えるよう指令が出た。地中海に展開する可能性があるという。地中海のキプロスには英軍基地がある。
一方、トランプ氏はSNSへの投稿で、英国を「かつての偉大な同盟国」と表現。英政府の空母派遣計画について、「われわれが(イランとの)戦争に勝った後で参戦するような人たちは不要だ!」と強い不満を示した。
米英両国は歴史的なつながりが深く、外交や安全保障政策で連携する「特別な関係」を保ってきた。だが、スターマー英首相はイラン攻撃が国際法に反するとして、当初は米軍に英軍基地の使用すら認めず、現在も英軍は攻撃に参加していない。