トランプ氏、イランに「戦争に導かない」指導者選び要求 英国の支援は「必要ない」

トランプ米大統領(AP=共同)
トランプ米大統領(AP=共同)

【ニューヨーク=本間英士】トランプ米大統領は7日、米・イスラエルの攻撃で死亡したイランの最高指導者ハメネイ師の後継選出に関し、「5年や10年で問題が繰り返されることを望んでいない。(イランは)自国を戦争に導かない指導者を選ぶ必要がある」との考えを示した。大統領専用機内で記者団の取材に応じた。

トランプ氏は、イランのペゼシュキアン大統領が7日、近隣諸国に対する攻撃を謝罪したことについて、「とても驚いた。事実上、われわれと中東諸国に対する降伏のようなものだ」と強調。イランに無条件降伏を改めて要求した。

地上部隊の派遣の可能性については、「答えたくない。非常に正当な理由があればあり得るかもしれない」と述べ、可能性を排除しなかった。イラン南部で多数の児童らが死亡した小学校への攻撃は「イランがやったことだ」と主張した。

隣国イラクのクルド人勢力がイランに越境攻撃を仕掛ける可能性を問われた際は「クルド人の介入は望んでいない」と表明。理由について、「戦争をこれ以上複雑にしたくはない」と説明した。

トランプ氏はイラン攻撃を機に関係が悪化しているスターマー英政権への批判も展開。自身のSNSで「英国が中東に空母2隻の派遣を検討している」と明かした上で、「もう必要ない」と支援を拒否した。その上で、「すでに勝利した戦争に後から加わる国はいらない!」と非難した。

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