「えのきは点線で切らないでください!」八百屋からのお願い!その理由とは
こんにちは、八百屋歴15年の青髪のテツです。
3月に入り、少しずつ日差しが春めいてきましたね。とはいえ、この時期は「三寒四温」と言われるように、暖かい日の後に急に冷え込むことも多く、体調管理が難しい季節でもあります。
春キャベツや新玉ねぎといった「春野菜」が主役になる時期ですが、そんな今だからこそ、あえて私が注目してほしいのが「えのき茸」です。
冬の鍋料理で大活躍したえのきですが、実は3月の忙しい新生活準備期間の時短料理や、春の晩酌のおつまみとしても非常に優秀な食材なんです。
しかし、そんな身近なえのき茸について、「多くの人が食べられる部分まで捨ててしまっている」という、非常にもったいない事実があるのをご存知でしょうか。
今回は、知っているだけで得をする「えのきの正しい切り方」と、プロがこっそり楽しんでいる隠れた絶品レシピをご紹介します。
パッケージの「点線」で切るのはNG? 本当の可食部
えのき茸を調理するとき、画像の点線あたりでザクッと切り落としている方は多いはず。ですが、その切り方はかなり損をしています。
実はえのき茸は、「石突き(根元の茶色く固い部分)のギリギリ」まで食べることができるんです。
多くの方が捨ててしまっている「軸」に近い部分は、単に食べられるだけでなく、実は傘の部分よりも旨みが凝縮されている場所。さらに、シャキシャキとした心地よい歯ごたえが最も楽しめる、いわば「えのきのフィレ」とも言える希少な部位なのです。
「バラバラにするのが面倒」という方は、普段通り他の部分と一緒に野菜炒めやお味噌汁に入れてみてください。それだけで、いつもの一皿にリッチな食感のアクセントが加わりますよ。
疑り深いあなたへ贈る。究極の「えのきステーキ」
「本当にそんな根元がおいしいの?」と半信半疑の方にこそ試していただきたいのが、軸の部分だけを贅沢に切り出して作る「えのき茸の軸ステーキ」です。
見た目はまるでホタテの貝柱。一口食べれば、キノコの概念が変わるかもしれません。
【材料】
・えのき茸の軸:1個分
・ごま油:小さじ1
(合わせ調味料)
・醤油:小さじ1
・みりん:小さじ1
・料理酒:小さじ1
・にんにく(チューブ):小さじ1/2
【作り方】
1.ボウルなどで合わせ調味料を混ぜておく。
2.フライパンにごま油を熱し、えのきの軸(バラバラにせず塊のまま)を入れる。
3.中火で両面にこんがりと焼き色がつくまでじっくり焼く。
4.合わせ調味料を回し入れ、全体にタレが絡んで香ばしい香りが立ったら完成!
この「軸ステーキ」、実はお酒のおつまみにも最高なんです。新生活の忙しい合間、ちょっと一息つきたい時のクイックメニューとして重宝しますよ。唯一の弱点は、1袋から1個しか取れないので、一瞬で食べ終わってしまうことですね(笑)
まとめ
今回は、えのき茸の意外な可食部についてご紹介しました。
パッケージの点線はあくまで目安。これからは「石突きギリギリ」を意識して、えのき茸の持つポテンシャルを余すことなく味わってみてください。
環境の変化が多い3月。無駄なく、おいしく、旬の野菜をたくさん食べて、元気に新年度を迎える準備をしていきましょう!
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他にも「おでんの大根を一瞬で味染み大根にする裏技」や「しわしわになったミニトマトを一瞬でプリプリに戻す裏技」という記事も書いているので、気になる方は読んでみてくださいね。