死んでも深刻にならないこと。
東京在住の女性M様から「坂爪さーん!こんにちは。今日から11日まで時間あるのですが、坂爪さんとゆっくり話せたらなと思って☺️坂爪さん東京いますか?」とご連絡をいただいた。私の正しい使い方である。M様とは、十年前にお会いした。皇居前のスタバで合流し、なんだか恋愛観察バラエティで数年振りに再会した昔の恋人同士みたいだなと思った。M様は美しかった。美しさの秘訣は、今、M様がやっている仕事にあると思った。
都市開発の仕事をしているM様は『雨の日にも行きたくなる公園』をテーマに、行政に働きかけたり、専門家に意見を聞いたりしていた。M様からは、キャリアや金や見栄や権威のために働いている感じが微塵もなかった。雨の日にも行きたくなる公園を作りたいと思う純粋なエネルギーだけが伝わって来て、最高だな、天才だなと思った。これまでは、女性の意見は「金にならない」と雑に扱われて来た。だが、それが変わると思った。M様を見て、いよいよ女性の時代が来ると思った。
私は女性をすごいなと思う。性質的に、私はごろごろすることができない。目覚めた途端におはようと叫んで布団から飛び出し、夜、眠りにつくまで動き続ける。私の観察によると、女性は永遠にごろごろしていられる。横になりながらスマホをいじったり読書ができる。私は、横になると眠ってしまう。横になりながら何かをできない。横になりながら何かをできる女性を、皮肉ではなく尊敬する。女性は家を出るのを面倒臭がる。メイクなどの準備が大変なのはわかるが、面倒臭いと言うのは実は嘘で、楽しい予定があれば外に出る。無理やり連れ出されるのは絶対に嫌だけれど、本当は外に連れ出して欲しいのではないかと思う。
雨の日にも行きたくなる公園を作るには、面倒臭いを上回る楽しさや面白さが必要になる。それを女の人が考えていると言う点に、希望を感じた。M様の素晴らしい点は、頭の中身は天使なのに、笑い声が悪魔みたいなところである。自分をよく見せようと言う思いがないから、私が何かを言うとひぇっへっへっと笑う。可愛く見せようとしていない人の可愛さは楽しい。一緒に愉快になる。戦隊モノやホラー映画やゲーテのファウストなどを見ると、人間よりも悪魔やゾンビや獣たちの方が楽しく生きているなと思う。深刻になるのは人間だけ。悪魔もゾンビも獣たちも、楽しそうだ。
M様は「新入社員の頃、社員教育で私を矯正するためにたくさんの人がたくさんのことをやってくれたけど、私には全然ハマらなくて『Mは全然ダメだから、お前の好きなように生きてくれ』と許可をいただき、自分がやりたいことを会社の時間でやらせてもらえることになった」と言った。素晴らしい。ブラボー。矯正されなかったM様も、矯正することなくM様を在籍させた会社も素晴らしい。なければ、作ればいい。前例がなければ、自分が最初になればいい。死んでも深刻にならないこと。深刻になるのは、自分のことばかり考えているから。黒澤明の『生きる』を見る。誰かを恨んだり憎んだりしている時間がもったいないと言うことを、脳髄に叩き込む。深刻になるのは人間だけ。悪魔もゾンビも獣たちも、楽しそうだ。
おおまかな予定
3月8日(日)東京都新宿区界隈
以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます)
連絡先・坂爪圭吾
LINE ID ibaya
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE https://tinyurl.com/2y6ch66z
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ばっちこい人類!!うおおおおおおおおお!!


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