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なぜ神経近くなってもスチールドリルを使い続けたのか(写真はイメージ)

なぜ神経近くなってもスチールドリルを使い続けたのか(写真はイメージ)

「1か月以上全く休みがなく、睡眠不足だった」

 2月12日の被告人質問で松井被告は、まず弁護人からの質問に対し「2019年7月に赤穂市民病院で働き始めたのちに労働時間が増えた」ことを説明した。「10月ごろから極端におかしくなり、1か月以上全く休みがない状態」(松井被告の証言)だったと振り返る。そのため、12月から手術を行なう2019年1月ごろは「疲弊はしてました、睡眠不足でもありました」(同前)という。

 赤穂市民病院の求人に応募した際の履歴書には「ほとんど顕微鏡の手術はやったことがありません」等、記していたことも明らかにされ、経験不足と労働時間の増大による疲弊があったなかで、手術の日を迎えたと主張した。模範を示すために前半部分の執刀を申し出たA医師の対応についても、「一度見てすぐやれるほど器用じゃないし無理があると言ったのですが『僕が見せるって言ってるじゃない』と押し問答が続き、折れるしかなかった。折れないと終わらない」と、A医師から強引に手術後半での執刀を任されたと語った。

 法廷に映し出された手術映像では、松井被告が執刀を担当して以降、出血が増えていった。切削部分が見えなくなることもあったが、それでも被告は「たしかに血は多かったですが、解剖学的な構造を把握できるレベルではあった」と証言。しかし、構造を把握できるレベルではありながらも、助手にまわったA医師による生理食塩水の滴下や吸引について不満を感じていたと述べる。

「やりにくさを感じた。何度も『吸引お願いします』とか『水を減らしてもらえませんか』と申し上げましたが、改善されませんでした」(被告人質問での証言)

 また、A医師による切削では、スチールドリルのほか、神経に近くなるとダイヤモンドドリルという細かな作業に適したドリルを用いていたが、交代した松井被告が切削を始めた際、ドリルの先が神経近くに及んでもスチールドリルを用いていた。これもA医師による指示だったと松井医師は語った。

「何度か(ドリルを)換えているが、最後にスチールドリルは、明確にA医師の指示で換えました。その前にはダイヤモンドドリルを使っていた。神経に近いと思っていました。ですがA医師は『時間がかかりすぎる。こんなことしてたら日が暮れる』と言い『ここでスチールドリルですか』と聞きましたが『いいから使え』と言い、使いました」(同前)

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