イラン、湾岸近隣諸国への攻撃を停止へ 大統領が演説で表明
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(CNN) イランのペゼシュキアン大統領は7日午前、湾岸アラブ諸国への謝罪を表明する異例の演説を行った。今後はこれらの国々からの攻撃を受けない限り、イラン側からの攻撃を停止すると述べた。 【映像】イランの標的は米軍の通信・レーダーシステム 国営テレビの演説でペゼシュキアン氏は「イランから攻撃を受けた近隣国に対し、私個人として謝罪する」と発言。「我々に近隣国を攻撃する意図はない。これまで繰り返し述べたように、彼らは我々の兄弟だ」と語った。 さらに、イランを暫定統治する3人体制の指導評議会が軍に指示を与えたと説明。指示の内容は、「今後近隣諸国がイランへの攻撃を実行しようとしない限り、それらの国々への攻撃及びミサイル発射は行わないようにする」というものだとした。 「現状の解決には外交を用いるべきであり、近隣諸国との争いや問題を抱えるのは得策ではないと考える」(ペゼシュキアン氏) その上でペゼシュキアン氏は湾岸諸国に対し、イランの領土を攻撃しないよう警告。「帝国主義に操られる玩具」になってはならないと訴えた。 ペゼシュキアン氏の発表が即時発効するかは不明だ。演説後もアラブ首長国連邦(UAE)上空での迎撃は続き、バーレーンでは警報サイレンが鳴り響いた。 今回の動きに先立ち、イランは湾岸近隣諸国に対してほぼ絶え間なく一週間にわたる爆撃を続けていた。この結果同地域の空域は閉鎖され、中東からは旅行者が大挙して脱出を試みる事態となった。
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