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アーチャーはとまどっていた。
「ただいま」
「キリツグ、お母様、おかえりなさい!!」
「ただいまイリヤ、おみやげ買ってきたわよ」
「わーい!!」
「イリヤ、そろそろお父様って呼んでほしいなー…聞いてないね」
がくりと肩を落とす切嗣、おみやげを持ってきゃいきゃいはしゃぐアイリとイリヤ。どこにでもある家族の団欒。ごく些細だけれど、どんなに焦がれても自分は決してその場に入ることができない。
はずなのに、
切嗣が笑顔で、少し離れたところで三人を見守っていた自分の方へ来た。
手にした物を自分に持たせて、“家族”に見せる顔で笑う。
「ただいま士郎、はいおみやげ」
どうして、この人は“道具”である自分にこんなことをするのだろう?
あ"あ"あ"まじガント馬鹿打ちしたい……!!( ;˙꒳˙;)