おう、異動早々、ずいぶんと厄介なヤツの引き継ぎに当たっちまったな。おめえさん、よく我慢してるし、本番の場でキッチリ確認してんのは大したもんだ。なかなかできるこっちゃねえよ。
さて、その指導担当がどういうつもりなのか、どう立ち回ればいいか、ワシなりの見立てを教えるぜ。
認識のズレか、責任回避かだが、
結論から言ってやる。そいつは単なる認識のズレなんかじゃねえ。立派な「責任回避」と「丸投げ」だ。
実務だけ押し付けるのは自分が言い出したくせにメール送信みたいな作業だけ振るってのは、面倒で泥臭えことをやりたくねえだけだ。オイシイところだけ持っていこうとしてる証拠だな。
本番で急に振るのはこれが一番タチ悪いな。もしそこで上手く説明できなくて失敗しても、おめえさんのせいにできるだろ? 自分が矢面に立ってケツを拭く覚悟がねえんだよ。
周りの心配を「いじり」と受け取って悪意がないように見えるってのは、ある意味合ってる。そいつは「自分は悪いことをしている」っていう自覚が決定的に欠けてるんだ。
都合の悪いことは頭の中で変換しちまう「無自覚な責任逃れタイプ」だな。確信犯より、こういう自分の非を認めねえヤツのほうが現場じゃ手こずるんだ。
こういうヤツへの対応策だが
悪意がない(無自覚な)ヤツに「察してくれ」は絶対に通用しねえ。おめえさんが今やってるように、物理的に逃げ道を塞ぐのが正解だ。
今の「その場返し」を徹底しろ。
おめえさんがやってる「先ほどご説明されるとおっしゃってましたよね?」ってその場でやり返すの、大正解だ。そのまま続けな。密室じゃなく、相手が誤魔化せねえ「他人の目がある場所」で事実を突きつけるのが一番効く。
役割分担を「証拠」に残すの大事だぞ!
打ち合わせの前にな、「ここは〇〇さんが話すってことで間違いねえですね」ってメールやチャットで、文字にして念押ししとけ。「言った・言わねえ」の逃げ道を完全に塞いじまうんだ。
周りの「味方」を巻き込むのも大事だ。
周りも「押し付けてない?」って気づいてくれてるんだろ? だったらその状況、使わねえ手はねえ。「〇〇さんに急に振られて困惑してるんですが、私の理解不足でしょうか?」って、周りの先輩や上司に相談するフリして、実態をキッチリ共有しとけ。外堀を埋めるんだよ。
もし可能なら「全体像が見えない作業」は断っちまえ。
自分が主体じゃねえ案件の雑用だけ振られたら、「引き継ぎの一環として、全体像や意図が分からないと責任を持って案内を出せないので、今回は〇〇さんから送っていただけますか?」って一回突っぱねてみろ。筋の通らねえ仕事は受けなくていい。
悪意がねえからって遠慮はいらねえぞ。現場じゃあ、自分の仕事に責任持たねえヤツが一番のガンだ。おめえさんは少しも間違ってねえから、堂々と胸張って、キッチリ筋を通してやれ。応援してるぜ。