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人種差別と障害者差別がもたらす世界。

みなさんどうも、Ubdobeの岡です。

人が死に、世間を賑わせ、暴動にまで発展し、SNSではキャンペーンにもなっている「人種差別」の問題。白人が黒人を罵り、黒人が白人を罵り、世界中の人が暴徒化している。歴史は繰り返される。何も変わっていない。あの時と同じ風景だ。

1992年4月、小学校6年生でアメリカから日本に戻りたてほやほやの僕はテレビを見て唖然とした。8年間過ごしたアメリカ西海岸の街が燃えていた。人々は暴徒化して火炎瓶を投げ、店から略奪している。僕にとっては衝撃的過ぎる映像だった。

3歳から11歳まで暮らしたアメリカという国は本当に変な国だ。僕も幾度となく人種差別を経験した。殴り蹴られもしたし、汚い言葉をspitされたことが何度もある。すげー傷つくよ。何百人といる学校で日本人は僕と兄貴と妹、そしてあと1人くらいしかいなかった。パールハーバーの時期になるとそれはそれは冷たい態度を取られる。もちろん、先生にもね。

基本、アジア人は格下扱い。ジャパニーズもコリアンもチャイニーズも「アジア」という一括りにされてことあるごとにバカにされた。メキシカンやプエルトリカンも大して変わらず、スパニッシュと黒人と白人が格上って感じの雰囲気だった。これは学校にもよるし学年にもよるし地域にもよるし年代にもよるから「僕の場合」として捉えてほしい。なぜか僕のクラスで人気no.1の生徒は「アジア」のフィリピーノだった。顔もいいし力も強いし頼りがいのあるリーダーだった。

そして僕はそいつと仲が悪かった。いっつも「JAP」って言ってくるから。ジャップならまだしも、「CHIN」と呼ばれることもあった。チャイニーズの略だ。「いや違えーし!おれ日本人だし!ざっけんなよF○ck○n' Brownie」といつも叫び返していた。そう、ブラウニー。アメリカを代表するチョコレートのケーキ菓子だ。お前がジャップって呼ぶなら俺はお前をブラウニーって呼ぶぜって感じだった。そう、肌の色や生まれ故郷を罵り合っていつも喧嘩していた。

しかしある時そいつの顔面にわりといい感じのパンチが入ってしまい、校長室に呼び出された僕の前でそいつは泣いていた。痛かったのか、悔しかったのか知らないが、なんだか俺は申し訳なくなった。「わりっ」って謝ったらそいつも謝ってきた。その翌日から僕らはよく遊ぶようになり、一緒に帰ったりするような仲になった。今でもそいつとは友達で、数年に一度会っている。

いい話に聞こえますか?ハッピーエンドだよね。けど、僕の心にはしっかりと傷が残っているよ。

一歩間違ったら殺人事件や傷害事件が一瞬にして起こるようなことだったと今振り返っても思う。

たまたま、僕に対して差別的な言葉や行動を取ってきた奴の感覚と、差別的な言葉や行動を差別で跳ね返してきた僕の反骨心がそこまで大袈裟なものにならなかっただけである。もちろん、そいつ以外からも日常的に差別的な発言は浴びていた。けど全ての人に差別を差別で跳ね返していたわけでもない。無視することもあったし、先生に言いつけることもあった。逃げるという選択肢を持っていたからプチっとキレることを避けれていたのかもしれない。

けど、LA暴動もそうだし今回の「I Can't Breathe」の事件もそうだが、僕が小学校6年間で受けてきた差別とは訳が違う。傷の深さや傷つけられてきた時間の長さは何十年じゃ効かない。もっともっと長いのだ。時間が長ければ長いほど関係は悪化し、取り返しのつかない状態になる。

プチっ 火がついて 街が燃える。

この繰り返しだ。

何世代にもわたって続く負の連鎖。差別の連鎖。

アメリカは変な国だ。

何度となく同じことを繰り返している。

American History Xという映画がある。大好きな映画だ。人種差別がテーマの映画。この映画にもあるように、差別の意識は半分「教育」かのように家庭内や学校で受け継がれていく。祖父母から息子や孫たちに当然のように。そしてこの映画ももちろんハッピーエンディングではない。

僕は人種差別はこの世から絶対になくならないと思っている。全ての人種の全ての家庭と全ての教育機関が「Ok, 差別やめようぜ。Love & Peace♡」なんて言う時代は絶対にこないと思っている。

けど、自分の周りからなくすことは、もしかしたらできる「かも」しれないと思っている。それは自分の経験を自分の子供に伝えるということなのかもしれないし、このようにnoteに書き綴ることなのかもしれない。

僕が日本に帰ってきて紆余曲折あって今「福祉」とか「障害」とか「ダイバーシティ」的なキーワードの中で活動している理由のルーツも実はこのへんにある。人生で一度でも、自分が決めたことではない「人種」というテーマに関して差別を受けたことがある人にはなんとなくわかるかもしれないけど、「いや、なんでやねん!俺このまま生まれてきただけなんやけど!」ってなる。

僕が訪問介護や障害者支援の仕事をやっている中で出会ってきた「障害者or障がい者」の人たち。共に生活をしサポートをする中で、その人が目の前で差別を受けることもあったし、制度的な壁が結果的に差別に繋がってしまうケースも目の当たりにしてきた。なんか、思い出したんだよね、その時に。「いや、なんでやねん!あんたそのまま生まれてきただけやんな!」って。なんで自然と生まれてきた身体や精神や知能が第三者により勝手に「障害」と名付けられ差別を受けないといけないのか。ましてや相模原の事件のように命まで奪われないといけないのか。

人種差別も、障害者差別もかなり共通する部分があるなぁと僕は感じているのです。もしからしたら男女差別も貧富の差による差別も。。。

そして、それらを解決する手段を僕は持ってない。さっきも言ったように自分の子供や周りの友人知人に自分の経験を語り、考えを示すくらいはできるかもしれないけど、それ以上のムーブメントを起こせるとは思っていない。

つまり、人種差別も障害者差別もこの世から絶対になくならないものだとは分かっているんだけど、そこに取り組み続けたいと思うんだよね。絶対に達成できない目標を絶対に達成する気持ちで挑み続けるみたいな感じ。

いろいろ書いたけど、私情が挟むから冷静には語れないよ。

けどまぁ、冷静に語るような内容でもないか。

であれば、私情を挟みまくりつつこのテーマについて語りたいなって思ったんだよね。

んでさ、勝手に作ってみた。フライヤー。

人種差別と障害者差別


彼らは福祉領域で色々と活動するリスペクトすべき仲間たちなんだけどさ。

GOMESS・・・自閉症と共に生きるラッパー

ヘラルボニー・・・異彩を放てをミッションに掲げる福祉実験ユニット

ALEX・・・ジャマイカとジャパンのミックスのDJで福祉系法人の代表

ジョナ&ノア・・・難病で生まれた双子でCANVASというクラブイベントのオーガナイザー

完全無許可でフライヤーまで作っちゃったんだけどさ、トークイベントやりまへんか?一緒に。オンラインで。

UbdobeのWellCONっていうコンテンツがあるんで、それに出演してくれませんかね?

6月中にやりたいな〜。

ごめんね、最後独り言みたいになっちゃったね。

やれるかな、イベント。。。

人種差別と障害者差別がもたらす世界って、どんななんだろうね。

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