米ホワイトハウス、マーベルやトップガン、遊戯王など引用したイラン攻撃プロパガンダ動画を公開 ─ ベン・スティラー「許可していない」と非難
米ホワイトハウスが、有名映画やアニメ、テレビドラマ、ゲームの実際の映像を引用したプロパガンダ動画をSNSで公開したことで批判を集めている。
ホワイトハウスは、アメリカとイスラエルによるイラン爆撃を賞賛するような形で動画を公開。爆撃のドローン映像を交えながら、『ブレイブハート』『トップガン マーヴェリック』『HALO』『ジョン・ウィック』『トロピック・サンダー』『スーパーマン』「ブレイキング・バッド」『トランスフォーマー』『デッドプール』『スター・ウォーズ』の映像が利用されている。
アメリカ国旗と炎の絵文字がついた「アメリカのやり方に正義を(JUSTICE THE AMERICAN WAY. )」とのキャプションが添えられたこの動画は、あたかもポップカルチャーのヒーローたちがアメリカ軍の攻撃に加担、あるいは支持しているように感じさせる意図的な編集が加えられている。
これらの映像引用は正式な許諾手続きを行なっていないものと見られる。映画『トロピック・サンダー』で監督・脚本・製作・主演を務めたベン・スティラーは直ちに怒りを表明。「ヘイ、ホワイト・ハウス、頼むから『トロピック・サンダー』の映像を削除してください。我々が許可したことはありませんし、あなたたちのプロパガンダ機関に加わるつもりも一切ありません。戦争は映画ではないんです」とXに書き込んだ。
ホワイトハウスの映像には日本の作品も含まれている。『ドラゴンボール』映画作品に登場した破壊神ビルスの「いくぞ(Here it comes)」というセリフに合わせて実際の爆撃映像が連結されており、続けて武藤遊戯(遊☆戯☆王デュエルモンスターズ)が「終わらせてやる!(Now end this!)」と叫んでいる。
Hey White House, please remove the Tropic Thunder clip. We never gave you permission and have no interest in being a part of your propaganda machine. War is not a movie.
— Ben Stiller (@BenStiller)