娘(?)が出来ました
どうもこんにちは。FateとUBWで見事にアーチャーに惚れたアホは私です。あまりに好きすぎて普段アーチャーを「シロウ」士郎を「人間の方の士郎」と呼んで訳がわからなくなっています。だが直す気はない(・`ω・)
今回は仕方なく、仕方なくアーチャーと呼びますが…
この話は、シロウの中にあったアヴァロンが小さな子供になってやって来たら面白いんじゃね?という思い付きからできました。
僅かですが剣弓及び、擬人化表現あるので苦手な方は引き返してください。
ちなみに私はアニメFateとUBWとZeroとapocryphaしか見てません。他はかじる程度です。その辺りも考慮してもらえると嬉しいです。
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ここは聖杯戦争の中止が宣言され、マスターやサーヴァント各々が比較的自由に過ごしているとある世界線。しかし、その平和は突如として壊された
実に平和的に
この子は誰でしょう?
「シロウ!!」
衛宮家のとある朝
剣の英霊と称される少女の声が響いた
「おはようセイバー。朝飯できてるぞ」
「む。それは楽しみです。今日は何が………いえ、そうではなく大変なんですシロウ!!」
見てください!!と差し出された彼女の腕の中には可愛らしい人形――ではなく、2歳、3歳程度の少女もとい幼女であった。
真珠のような美しい白髪は肩にかかるほどあり、肌は透き通るように白く、瞳は鋼のようではあるが時折キラキラと輝いている。
色合い的には存在感が薄いがそれがまた浮世離れした何かをかもしだしており、西洋人のらしい顔立ちも相まって本当のお人形のようでなんとも可愛らしい。
「……元の場所に返してらっしゃい」
「私が拾ったのではありません!!」
真っ先にそれがでるあたり彼もまた混乱しているようだ。
「朝目が覚めたら目の前に居たのです!!信じてくださいシロウ!!」
「分かった!!分かったから落ち着いてくれ!!」
今にも飛びかかりそうなセイバーをなんとか押し留めるが、現状何も解決していない。
しかし――
「あーさー」
「「!?」」
その現状をぶち壊したのがこともあろうにこの問題を作り出した張本人であった。
セイバーは現世ではクラス名、もしくは真名であるアルトリア・ペンドラゴンを名乗っている。彼女が伝説のアーサー王その人だということは聖杯戦争の関係者でない限り知り得ないはずなのである。
「な、何故私の名を?」
「う?」
セイバーの問いに首を傾げたものの、しばらくしてまた「あーさー」と呼び、今度はぺちぺちと彼女の手を叩く仕草をした。
見た目は確かに幼いが、中身や言動は更に幼くまるで生まれて間もないように見える。
「…もしかして下に降ろしてほしいんじゃないか?」
「…そうですか?」
士郎に言われ試しに少女を下に降ろしてみる
と、少女はトットットッと士郎に駆け寄り、しばらくはじっと観察したり、時々指でつついてみたりしていたが、最終的には
「あれー?なにか違うなー?」とでもいうようにひたすら首を傾げていた。
「おはよ~しろ~」
ほとほと困り果てていると、赤い魔女こと遠坂凛がふらふらと起きてきた。普段の彼女を思えばだいぶ頼りないが、この場においては救世主に見える。
「凛。先に顔を洗ってきたまえ。仮にも年頃の娘がはしたないぞ」
「うるさいわね。朝っぱらから説教なんてしないでよ」
ああ、コイツも居たか。ちっ…おっと失礼
「それより、さっき何か騒いでたみたいだけ、ど、」
「凛?」
アーチャーが凛の見てる先に目を向けると、当然士郎の傍にいる少女が目に入る。
「衛宮士郎。貴様、一体どこから拐ってきた?」
「なんでさ!?」
もちろん彼がそんなことをしていないのは分かっている。なんせ仮にも自分自身だ。
だがそれはそれ。衛宮士郎への嫌がらせに手を抜くつもりはない……はずだったのだが
「にぃに!!」
「「「「は?」」」」
件の少女はアーチャーを見た瞬間、一目散に彼の胸に飛び込んできた。これにはさすがのアーチャーも絶句する他ない。
「…ア、アンタって奴は!!」
「待て凛!君は何か思い違いを…」
「問答無用ー!!」
「なんでさー!?」
この時アーチャーはいち早く正気?に戻った凛のガンドの餌食となったのであった。南無