何気なく子どもの宿題をのぞいたら、案外難しくてショックを受けてしまった…。そんな人はいませんか?
自分が子どもの頃はスムーズに計算できていた問題も、大人になるとその計算方法を忘れてしまっていることは多いです。
ときには、ちょっとした計算問題にチャレンジして、計算力を鍛えてみましょう。
問題
次の計算をしなさい。
24÷(12/5)
解答
正解は、「10」です。
整数と分数の割り算、どうやって計算すればよいか覚えていたでしょうか?
計算方法を忘れてしまっていたという人も、次の「ポイント」を見れば、スムーズに答えが出せるようになりますよ。
ポイント
この問題のポイントは、「割る数の分子と分母を逆にして掛けること」です。
その前に、まずは下準備として24を24/1という分数に変えます。すると、この問題は分数÷分数になり、分数の割り算として計算できます。
24÷(12/5)
=(24/1)÷(12/5)
分数の割り算では、割る数の分子と分母を逆にして掛けます。
(24/1)÷(12/5)
=(24/1)×(5/12)
分数の掛け算では、分子どうし、分母どうしをそれぞれ掛け合わせます。
(24/1)×(5/12)
=(24×5)/(1×12)
ここで、計算を楽にするためのワンポイントとして、「掛け算前の約分」をおすすめします。
約分とは、分子と分母を同じ数で割って、簡単な数にすることです(分数は、分子と分母を同じ数で割っても数の大きさが変わりません)。
約分は掛け算の後でも掛け算の前でもできますが、掛け算前の小さな数で約分をすると、計算がスピーディーになりますよ。
約分の仕方は、次の画像を参考にしてください。
(24×5)/(1×12)
=(24÷12×5)/(1×12÷12)←分子分母を12で割って約分(上画像参照)
=(2×5)/(1×1)
=10/1
=10
これで答えが出ましたね。
まとめ
この記事では、「整数÷分数」の式について、「整数を分数にしてから、分数のルールで計算をする」方法を紹介しました。
整数は、分母1の分数で表せます。分数の割り算ルールは「割る数の分子と分母を逆にして掛ける」、分数の掛け算ルールは「分子どうし、分母どうしを掛け合わせる」です。掛け算の途中で約分ができることも覚えておきましょう。
今回の問題の計算方法が理解できた人は、整数と分数だけでなく「分数どうしの割り算」もできるようになっていますよ。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。
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