岡山市の高層ビルに自然の営み ハヤブサの捕食、写真に収める
都市の片隅で繰り広げられる厳しい自然の営み―。 岡山市北区柳町の山陽新聞社本社ビルに5日、中型猛禽(もうきん)類のハヤブサが飛来しているのを社員が発見。食堂のある20階のひさしの上で、ハトらしき鳥類を捕らえて食べる姿を写真に収めた。 【動画もあります ※捕食シーンが映っていますので苦手な方はご注意ください】 ハヤブサは環境省のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類に分類されている。本来は河や海の近くにある断崖に巣を作り、スズメやヒヨドリなどを餌にしているが、最近では都市部の高層ビルで繁殖するケースがあることが知られている。同ビルでも10年ほど前から姿が目撃されていた。 2、3メートルの至近距離から窓越しにカメラを向けても堂々とした姿で〝食事〟を続けるハヤブサ。約30分後、巣に持って帰るのか、残った餌をつかんで飛び上がり、すさまじいスピードで街の空に消えていった。(文・写真 今中雄樹)