全部、誰かが言ってた、仕事のはなし
−役割の考え方−
仕事における「自分の役割」をどう捉えるか、どのチームでも頻繁に話題に上がる。
昨年、dの役員会で一度だけ(代々木八幡のシェアスタジオで気分を変えて!)今後のことを1日かけて話す時があって、色々話した最後のトピックもそれでした。
役員それぞれが、「得意だけどやりたくないこと」「やりたいけど不得意なこと」を挙げ、「やりたいけど不得意なこと」を手放し、「得意だけどやりたくないこと」をやろうという方向の話。
ちなみに私の「やりたいけど不得意なこと」はクリエイティブ系。特にd47 MUSEUMなどのコアコンテンツの創造、ディレクター的なことがそれにあたっていて、現状、d47 MUSEUMの館長はナガオカさんに戻ってもらったので、その通りになっている。(私の場合、得意だけどやりたくないことは浮かばなかった。)
発酵dでも、同じような話は何回かあり、結局は、2パターンに分けられることが多い。
・やりたくないけど得意なことをやる
・今すでにやっていることに名称(役職)がつく
これも実感があって、dのショップ部門・執行統括(クリエイティブなディレクター的ではないw それは不得意!)を今年からやっているのですが、それも、昨年の夏に、すごく貢献度と実行力のあるスタッフから退社希望が出て、その理由をヒヤリングしたり、会社全体としての改善ポイントの整理をするには、自分が一番適任だと思ったし、やるべきと思って動いたことがきっかけで、「直営店ショップ全部みるべし」となって、先日には「FC店も見るべし」となった。
何かポジションに任命されるタイプの人も、この2パターンに当てはまる人が多いと思う。逆を言えば、それじゃないと比較的高い給料にはならないから、諦める(腹を決める)のか、まぁこんぐらいでいいやって思うのか、決めた方がいい。
つまり、やりたい・やりたくない(ビジョンベース)ではなく、できる・できない(スキルベース)でキャリアデザインをした方が幸せになれる、とのこと。
−翻訳すること−
ざっくりと私の仕事の内容を表現すれば、「こういう活動をやりましょう」とコンセプトが決まった時に、それを現場が自分事に思えるように翻訳したり、具体的な店舗の運営・見せ方のルール(見せ方自体ではない)に落とし込んだりする。現場の対策や要望が大きな道を外れていないか、予算を達成するために攻めているかなどを複合的に見て判断したり、スタッフ(主に店長)の成長を言葉にして評価する仕事だと思う。
その「翻訳」の精度が下がった時に、ナガオカさんから連絡をもらったことがある。
「本当にdを理解しているのか」という疑問です。
ただし、(黒江の)最大の個性であり、魅力は
自分の言葉で話せること。です。
それは、ぼくもそうですが、「とにかく、要件を飲み込んで、みんなに伝え、拡散し、組織を引っ張っていく」という、これは才能でしかありません。もちろん、ここは高く評価しています。
しかし、問題は「そのポイントを間違って飲み込んではいないか」という点で、もし、自覚があるのでしたら、この機会にしっかり直してもらいたいのです。
なぜなら、みんなはあなたたちを信頼しているからです。
そして、もちろん、僕が信頼していないという話ではありません。
(信頼できなくなったら、素直にそう伝えます)
要約すれば、お前の仕事、してないぞってことだと思います。
私はこういう翻訳する仕事を選んだので、腹を決めてハイクオリティでやり続けないと、価値ないけど、新しい視点を議論に入れ込むために、執行役員になっているんだろうなとも思う。
あと、表現や何かを決める人は、昨日と今日で言っていることが違うと感じる時があります。でも、それはあくまでも、そう「感じる」ということがほとんど。その違いにストレスを感じずに、咀嚼して、修正していく。
理解を深めていくことは、その人の発信のほぼ全てに目を通すことでもある。ちょっとした立ち話も、SNSもメルマガもトークショーも取材記事も。ある一面に深く共感しても、他の発信では疑問を持つこともあるけど、そこから踏み込んで理解し、相手(現場のみんな)が受け取りやすい言葉や方法にして整理することが役割。
(こういう仕事って本来必要なのかな?なんて名前なのかな?わからん)
−決めること−
「何かを決める」が私はできない。
多分、現場のみんなからしたら、「決めるしかしてないやんけ!」と思われていると思うんだけど、それは、上で書いたように「翻訳」の範囲内の決定事項なので、明確な基準を持って決めることができる。
ちょっと、ウジウジと今後のことで考えていることがあった時に、発酵dの社長ヒラクさんとANDON(別名:発酵dの部室)でレモンサワー飲みながらウジウジしてたら、「(みんな正しいことをしたがるけど、)正しさのリミッターを外して、決める力が必要なんじゃない?! 梨泰院クラス観た方がいいよ!」と、(後半は何言ってるのか分からない)アドバイスもらったけど、まだウジウジしている。
−自由の履き違え−
これは、発酵d経営チームの小野さんが時折話すこと。
自分が「自由を履き違えていないか」を考えた方がいい。
自由は確かに存在するけど、自制しないといけないことができないと、信頼されない。(あと、大抵のことは責任なんて取れないってことも正確に理解した方が、いい。)
−戦い方を教える−
スタッフから「会社はどう考えてるんですか?」と聞かれることがある。私のボスの松添さんは、よく、そういう時に「会社なんて無い」というような話をする。
大抵は、よーーーーく、その話を紐解けば、「この件に関して、ディレクターの〇〇さんは、どう思ってるんですか?どう判断するんですか?」ということでしかない。会社はどう考えてるの?会社の意向は?なんて、従業員100人以下の組織体でほぼ意味ないと、私も思う。ちゃんと戦えばいい。
戦うって言うと誤解を招くけど、
経営のプロに徹する(経営者) VS 現場のプロに徹する(スタッフ)
それらがせめぎ合うことが、正しい会社の姿だと思う。
じゃあ、どう戦ったらいいかを、一緒に考えたり、時にはアドバイスするのが私の役割でもある。(故に経営者にもスタッフにも嫌われたりする 涙)
しなやかに、武装しよう!
-今、求められる人材-
不安な今こそ、闘士とノリが希少資源(by ヒラク)
−それは、本当にいいチームなのか−
みんな仲良く、楽しく、無理せず、を優先すると、コミュニケーションに限らず、あらゆるコストが高くつく。コストが高くつく=給料が上がらないから、「給料が上がらないなぁ」って不満がでる、、、汗 (by 小野)
最近、本当にいろいろなことを忘れて行くから、なんの脈略もなく書いた。全部、誰かが言っていた、仕事のはなし。(次回はおばさん化への話をしないといけないみたい。)


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