小学館の“初耳弁明”に批判殺到、性加害漫画家のペンネーム変更を「知らなかった」で済ませられない“不都合な真実”とは
出版大手・小学館を揺るがしている“性加害漫画家起用騒動”。3月5日発売の『週刊文春』には、被害女性による悲痛な告白が掲載された。 【画像あり】小学館で新たに浮上した「強制わいせつ容疑で逮捕歴」原作者の起用報告 ことの発端は2015年から「マンガワン」で『堕天作戦』を連載していた山本章一氏(本名・栗田和明)が起こした性加害事件だ。 「山本氏は、2016年から約3年間、勤務していた高校の当時15歳の教え子に対し性加害を行っていたとされます。そして被害女性は後にPTSDを発症。 2020年、山本氏は児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の罪で略式起訴され、罰金30万円の略式命令を受けました。その際『堕天作戦』は一時休載となりましたが、その後再開しています。 さらに被害女性は2022年、損害賠償を求めて民事提訴。これに伴い『堕天作戦』は休止となり、2026年2月、山本氏に1100万円の支払いを命じる判決が下されました」(芸能記者) 問題視されたのは事件そのものにとどまらない。小学館側が山本氏のペンネームを変更した形で新連載『常人仮面』の原作者として起用していた点だ。被害女性は記事のなかで「復帰しているなんて、まったく知りませんでした。しかもこんな風に隠蔽していたなんて……」と心境を吐露している。 週刊文春の報道に対して小学館は声明を発表。 《2022年、新たなペンネームで連載を再開していたことについては、札幌地裁判決後の2026年2月25日にマンガワン編集部より報告があり、会社として初めて確認いたしました。その後、ただちに社内調査を開始し、弊社およびマンガワン編集部より判明した事実を公表しております》 別の出版社の漫画誌編集者は首を傾げる。 「担当編集者や編集長が会社に相談せず、再度山本氏を起用したとなれば大問題です。しかし、ペンネームを変えたとしても出版社には本名と住所が登録されているはずです。支払い明細から山本氏を起用しているのは一目瞭然。会社として知らないはずはないんですよ。 現在、『マンガワン』では100名以上の漫画家が撤退を申し出ているといいます。小学館が設置する第三者委員会で具体的な原因究明と解決策が示されなければ、編集部そのものの存続が危ぶまれる可能性もあると思います」 看板アプリ『マンガワン』にとどまらず、小学館という組織そのものが揺らぐ事態となっている。
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