谷繁引退「正直ボロボロ」 右より厚い左手、捕手の勲章

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 今季限りで選手をやめる意思を固めていた中日の谷繁元信監督兼選手(44)が21日、正式に現役引退を発表した。「正直、体がボロボロの状態。気持ちでカバーできなくなってきた」と明かした。通算3019試合出場(21日現在)、プロ入りから27年連続本塁打など数々のプロ野球記録を残し、選手生活を終える。

 「(キャンプ前の)自主トレの段階から、この自主トレが最後になるかもと思っていた」と谷繁監督。現役から離れることを常に意識しながらのプロ27年目だった。体は万全でなく、開幕前は左ふくらはぎと右肩、5月には腰も痛めた。

 野村克也氏(元南海など)が持っていた3017試合出場のプロ野球記録更新は、気持ちを後押しした。「僕自身は興味はなかったが、近づくにつれて周りが言ってくれる。じゃあ、何とかがんばろう、と」。プロ野球で一番試合に出た捕手の手のひらは、ミットをはめる左手の方が右手より大きい。「厚さも違う。僕の自慢はこれくらいですよ」と笑う。

 監督としての契約は、あと2季残っている。「現時点では来年も続けることになっている。全身全霊、今まで自分が経験してきたことを、これからの選手に伝えていく」と巻き返しに意欲を見せた。

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