25年前に消えた室蘭の女子高生 元捜査幹部が初証言する「絶対に事件性がある」と確信する理由 空白の4分間に隠された謎 「俺は犯人を知っている」これまでに情報提供は333件 千田麻未さんは今も“高校2年生のまま”
■25年前に消えた女子高生、元捜査幹部が初証言「絶対に事件性がある」 2001年3月6日、室蘭栄高校1年生の千田麻未さん(当時16)が忽然と姿を消してから25年が経った。 【画像で詳しく】「おれは犯人を知っている」空白の4分間に隠された謎 「完全に事件に巻き込まれているという体制だった。家出する材料はなかった」 未だ手掛かりがつかめないこの事件について、当時、室蘭警察署で捜査の最前線に立っていた元幹部が初めて捜査の裏側をカメラの前で証言した。 ■ 「一生忘れられない」元捜査幹部の確信 当時、室蘭警察署刑事・生活安全担当次長だった見野則幸さん(68)は、現役を退いた今も「一生忘れられない」と振り返る。 全国で年間約8万件発生する行方不明事案の多くは、家出などで事件性はないとされるが、千田さんの件は違ったという。 「絶対に車で行かなきゃいけない距離まで移動している。これで我々は事件性があるなと」 その確信を抱かせたのは、千田さんが消息を絶つ直前の不可解な動きだった。 ■最後の4分間に起きた不可解な移動 千田さんのその日の足取りは詳細に記録されている。 高校入試のため休校日だった日の正午過ぎ、室蘭市白鳥台の団地の自宅を出た千田さんは、バスでJR東室蘭駅近くの商業施設へ向かった。 午後1時ごろから1時半ごろまで、化粧品売り場周辺を歩く姿が防犯カメラで確認されている。 その後、商業施設前で同級生2人とすれ違い、「どこ行くの?」と声をかけた。ボウリング場へ向かうと答えた同級生たちが、千田さんの最後の目撃者となった。 千田さんは再びバスに乗り、「東通」で下車。アルバイト先のパン店本店近くで交際相手と電話し、「下に着いたよ」と話した。 ところが、4分後の2回目の電話では「ちょっと今無理だから、後でかけ直す」と話した。PHSの位置情報を調べると、この4分間で1キロ弱も移動していたのだ。 ■大規模捜査でも見つからなかった証拠 事件性が高いと判断した警察は、千田さんが立ち寄ったとみられる複数の関係先に家宅捜索を実施した。
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