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島根県奥出雲町の小学校で始まった「全校落語」 教育関連の賞での歴代の受賞者による交流会 旧高尾小学校の初期メンバーも参加 島根県奥出雲町

2026年2月27日 19:57
島根県奥出雲町の小学校で始まった「全校落語」 教育関連の賞での歴代の受賞者による交流会 旧高尾小学校の初期メンバーも参加 島根県奥出雲町

島根県奥出雲町の小学校で始まった「全校落語」。

4年前、その取り組みが評価され教育関連の賞で全国大賞を受賞しましたが、この度、歴代の受賞者による交流会が行われました。

2月6日に東京都霞が関の霞山会館で行われた交流会。スーツに身を包み、参加したのは山砥白優さん(21)です。2022年パナソニック教育財団の「子どもたちの“こころを育む活動”」で全国大賞に輝いた「全校落語」。

旧高尾小学校OB 山砥白優さん
「当時小学3年生の時落語を始めたので複式学級で一つ下の子が自分より身長が高くて自分が小柄だったのでタカのように大きくなりたいということで「鷹之輔」という名前を付けました」

山砥さんは旧高尾小学校でこの全校落語をスタートさせたメンバーの1人です。

当時の全校児童は11人。子どもたちに人前での表現力を身に付けてもらおうと始まった取り組みですが、17人の小さな落語家たちが12年に渡り歴史をつなぎました。審査では子どもたちの成長の場が地域に活気を与えている点が高く評価され全国大賞に。

受賞から4年。交流会には当時高尾小学校の校長だった桑山さんも登壇。取り組みのその後について報告しました。

旧高尾小学校 桑山悟 元校長
「高尾の最後の新入生です、2022年度の入学生が転校先の小学校で4年生を迎えました。三成小学校っていうんですけど実はその三成小学校で彼女が落語を始めているんです」

児童数の減少に伴い去年3月に閉校した高尾小学校。在校生は隣町の三成小学校に移り、全校落語は「クラブ活動」という形で、新たな仲間を加え引き継がれているのです。

旧高尾小学校OB 山砥白優さん
「引き継がれることが1番重要というよりもやりたくてやってそれで人を笑顔にするのがうれしいと思ってくれる特に新しいクラブになって自主的にされていると思うのでそれが何よりもうれしい」

学校の統廃合により、拠点をかえた子どもたちによる落語。規模や形が変化しても多くの笑いを届ける姿は今も新たな落語家たちによって引き継がれていました。

最終更新日:2026年2月27日 19:57
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