経常収支の赤字が続く横浜市立大付属2病院で、赤字分を補塡(ほてん)している利益剰余金(内部留保)が危機にひんしている。経常収支の赤字は2023、24年度と続き、このまま推移すると約6年後には枯渇する計算となる。市立2病院でも厳しい財務状況が続いており、経営改善に向けた取り組みが急務だ。
市大付属市民総合医療センター(同市南区)と市大付属病院(同市金沢区)の2病院は05年度に市大が公立大学法人になって以降、市の特別会計から独立。ただ救急や産科、災害時対応など国や自治体が実施すべき「政策的医療」を担っているため、大学部門も含め市の一般財源から運営交付金が支給されている。25年度は約122億3305万円だった。
2病院は23年度から人件費や材料費の高騰で経常赤字に転じ、赤字分は利益剰余金で補塡している。利益剰余金は24年度末で約98億3千万円あるが、2病院で約13億3千万円の経常損失(法人全体では約15億2千万円)が生じた24年度決算の水準で赤字が続くと、約6年後には枯渇する見通しだ。
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